米空軍ステルス爆撃機B-2がハワイへ初展開!https://www.youtube.com/watch?v=YqbDb2zdaXA
SM3ブロック2Aミサイル迎撃実験成功
北米大陸を管轄する米北方軍のオショーネシー司令官は29日、ワシントンで記者会見し、中米諸国から米国に向けて北上を続ける不法移民集団に対処するため、米軍約5200人をメキシコとの国境地帯に派遣すると発表した。トランプ政権による軍部隊の派遣は、11月6日の中間選挙をにらみ、重要争点である移民対策で厳然とした姿勢を打ち出し、有権者の取り込みを図る狙いがある 派遣されるのは米陸軍の工兵や航空、医療部隊などで、国境警備当局関係者の輸送などの支援任務に就く。米メディアは軍の派遣規模について、約800~千人と伝えていた。国境地帯には既に2千人規模の州兵部隊が展開している トランプ大統領は29日、ツイッターで「移民集団に多数のギャングや極悪人が紛れ込んでいる。わが国への侵略だ。軍が待ち構えているぞ」と警告した 米政府高官によると、移民集団は約3500人で、現在の位置はメキシコ南部とされ、数週間後に米国国境に到達する見通し トランプ政権が中間選挙1週間前のタイミングで米軍を派遣した背景について、テキサス大エルパソ校のリチャード・ピニェダ准教授は「移民問題は、国境地帯の住民にとって経済と治安の両面で脅威だ。軍は派遣は、治安問題に関心の高い共和党の白人穏健派層に訴えかけ、選挙戦を有利に持ち込む狙いがある」と指摘する メキシコと国境を接する各州のうち、テキサス州とアリゾナ州の上院選とニューメキシコ州の下院選(第2選挙区)はいずれも接戦となっており、予断を許さない情勢 産経新聞
安倍晋三首相とインドのモディ首相との12回目となる首脳会談は、安倍首相が日本の首相として7年ぶりに中国を訪問した直後に行われた。これは偶然ではない。このような窮屈な外交日程をあえて組み込むことにより、自由、民主主義、法の支配など普遍的価値を共有するインドとの絆の深さを国際社会に見せつけ、中国の拡張主義を牽制(けんせい)する狙いがあった 安倍首相とモディ氏との信頼関係は極めて強い。昨年9月に安倍首相が訪印した際、モディ氏は郷里のグジャラート州に招き、手厚くもてなした。安倍首相はこれに感激し、山梨県鳴沢村の自らの別荘に、モディ氏を外国首脳として初めて招くことを決めたという。帰京の際も、特急「かいじ」で肩を並べた 政府高官は「両首相は、互いの国を訪れ、国内を飛行機や鉄道で移動する際、地図を広げて各国情勢について自然に話している。グローバルな視点を持つモディ氏との会談は常に意味がある」と語った 29日の首相官邸での公式会談で、安倍首相は、訪中時は言及しなかった「自由で開かれたインド太平洋戦略」を強調した。自衛隊とインド軍が食料や燃料を融通し合う「物品役務相互提供協定」(ACSA)の早期締結の確認など日印の防衛協力をより深化させた インド北東部のインフラ整備事業での協力強化に合意したことも大きな意味がある。この地域の国境で中印は激しくにらみ合っている 先の訪中で安倍首相は日中通貨スワップ協定再開や第三国での日中経済協力を決めた。だが、これは「日中の戦略的接近」ではなく、単に日中関係が正常化し、元の「友好国」に戻ったにすぎない インドは、オーストラリアなどとともに対中包囲網を形成する日本の「準同盟国」となりつつある。安倍首相はそれを国際社会に印象づけたかったようだ。(力武崇樹) 産経新聞