他の写真・動画は
こちらにまとめてあります。
糸魚川市 青海で
毎年 小正月に行われる行事のようです。
近くに車を停めて 歩いて行くと
東方の飾り竹が見えて来ました。
竹を割った杯には「竹のカラカイ」と刻んであります。
御神酒は「謙信」贅沢ですネ!
歩いていると差し出してくれます(笑)
本陣はまるで七夕を彷彿とさせる賑わい。
これから竹の引き合いが始まる訳ですが
中央部にある家の二階窓からは
沢山の顔・顔・顔。
人口密度 高そうです(笑)
引き合う竹を天に突き上げる角度で
その長さが分かります。
画面中央に「え~くす!!」ではなくて
(思わずXジャンプしたくなった。違)
このようにクロスさせてから
両側の竹降ろしていきます
支えているのは若い男性衆
竹の太さが伺えます。
この寒いのに 短パン状態! 草鞋(わらじ)!
顔は隈取りされていて
誰が誰だか 解んない!!(笑)
…って 知り合い いませんけど、何か??
~( ̄▽ ̄~)(~ ̄▽ ̄)~
ミニスカポリスではありませんでしたが
美人警官もイケメン警官も この日は隈取り!
祭りを主催されている方々に
お化粧していただいたんだとか。
先ずは白塗りをしてから 筆で描くそうで
時間は10分程度
それぞれの顔の特徴を見ながら
模様を決めて描いていたようだった
とのことでした。
そんな話をインタビューしていたら
後ろから肩を叩かれた
他にも撮影したい人が後ろにいて
私が邪魔だったみたい。
あい すみません と とっとと 逃げる
ε=┏(; ̄▽ ̄)┛
当日の予定を眺めると
一日がかりなんですね~。
私の滞在時間は 12時半~14時前
最初 素手で持っていた デジ・カメ子ちゃん
とうとう 寒さに耐えきれず
手袋越しに 握る始末。
それでも 指先が かじかんで
仕方ありませんでした。
薄着で祭に参加している方は
もっと 寒かったんだろうなぁ・・・
聞けば 最初に 御神酒で身体を温める
らしいのですけれども
それにしても~ねぇ。
若い男衆の威勢の良い掛け声の次には
少し あどけなさの残る お子様達の登場!
輪舞する時に「声が小さい!」なんて
言われながら 一生懸命 歌う姿が
良かったです
竹の引き合いの横で
カメラマンの視線を釘付けにしていたのは
可愛らしい隈取姿の男の子。
カメラ目線で ジッとしていてくれたので
「良い子だねぇ~」なんて声も響きました。
子供だから 女だから 非力だなんて 言わせない!
とばかりに 懸命に 引き合います。
おや、二階の窓に 何か箱を持った方々が…
空に舞うのは ぼたん雪ではありませんヨ
餅まきです!!
「こっちにも寄越して~!」
声と手のせめぎ合い。
二階の窓、ふと横側から見ると
黒姫山が ひっそりと 見守ってくれていました。
引き合い と 引き合い の 合間は
撮影 タ~イム!
今日ばかりは いつも逃げたい輩にも(?)
大人気の ポリスマン & ウーマン(笑)
警官を囲む 一般人
を 横から見る 私(笑)
西方 方面に進むと
お参りの出来る場所も有りました。
小銭、バッグに 仕舞ったままで
ゴメンナサイ(爆)
無料休憩所では 甘酒がふるまわれていた様子
ひすい製品や 御守なんかも ありました。
西方の飾り竹
ここまでが 車両通行止めだったんですね。
無料休憩所の向こう側は 国道8号線
海が見えます。こんなに近いんですね。
プラカードばりの 警察の看板が
ちょっと 可愛らしかったです。
竹は本当に重そうです
意外と しなるんですよね!!
今度は 餅まきしていた建物側に
回り込んで撮影
空に舞う 竹は 圧巻
引き合い時には後ろ側で 援護しているようです
地につけた状態で 強く しならせると
まるで 生きているかのよう
建物の二階窓から顔を出して
祭り内容について 説明・・・金マイク!!
寒くなったので 帰ろうと 踵を返し
東方の 飾り竹に向かい 歩き出す
竹は 何本も あるのですね!
こうして見ると な・長い・・・・
駐車場方面に 昇って行くと
海が綺麗に見渡せました
車窓の黒姫山も 雪模様
例年 雪が降ることも 多いんだそうですが
今日は 一粒も 降らなかったですね。
迫力ある祭り 初観戦
楽しい時間でした♪
青海の竹のからかい
顔に隈取りをしたハッピ姿の若い衆が豊年・豊漁を願って
2本の竹を引き合います。国指定重要無形民俗文化財です。
竹のからかい
糸魚川市大字青海(旧青海町)の東町と西町に江戸時代から続き
300年以上の歴史を持つとされる「青海の竹のからかい」は、
全国的にも大変珍しい小正月行事です。
国指定重要無形民俗文化財にも認定されています。
竹のからかいは民間信仰から発生したもので、
五穀豊穣や除災招福・家内安全を願ったものだと
言われています。
顔に「隈取り(くまどり)」をした若衆が
佐儀長(さぎのちょう)の歌を歌いながら
竹の周りを回った後、 竹を倒して引き合います。
竹が折れたり、割れたり、相手に多く引かれてしまった方が
負けとなります。
祭りで使用した竹は青海の海岸で
賽の神(さいのかみ)焼きをし、
その年一年の無病息災と豊年・豊漁を祈願します。
◇竹のからかいについて◇
1:お松とり
1月7日、東町と西町の小・中学生が早朝から
それぞれの町内を回り、門松・松飾り・しめ縄などを集めます。
15日の賽の神の朝、集めたものを浜へ持っていき
高く積み上げます。
(これを「お松さん」といい、量が多い方が良いとされています)
2:竹伐り
1月10日前後に、東西それぞれの若い衆が
青竹を選んで切り出します。
この竹は賽の神の依り代とされ、からかいの勝敗をつける
申請なものとされています。
飾り竹用、勇み竹用、合わせ竹用、細工竹用の
計4本が用意されます。
3:飾り竹の準備
からかい数日前に飾り付けられる「飾り竹」は、
15日の朝、竹の引き合いに先駆けて東と西の陣屋前に立てられます。
この竹には賽の神が舞い降りるとされ、神への捧げものとして
吹き流しや扇、 八幡幣、しめ縄、お神酒樽などが
美しく飾り付けられます。
4:竹のからかい
15日の昼過ぎ、いよいよ「竹のからかい」が始まります。
若い衆は法被姿に鉢巻きをし、腰にはしめ縄を巻いて
顔に隈取りをします。
東西の若い衆はそれぞれの陣屋からまず「勇み竹」を
中央(旧青海神社参道入り口)まで持ち出し、
立てた竹の周りを「左義の長(さぎのちょう)」を歌い
輪舞し士気を高めます。
その後勇み竹の根元を前にして進み、出した竹の中程が
交差したあたりで若い衆が竹に飛びつき、
東西の竹を重ねたまま抱え込んで引き合います。
勇み竹による引き合いが2回、
「合わせ竹」による 引き合いが1回、
計3回の引き合いが行われます。
最終回の合わせ竹による引き合いは
若い衆の意気込みも変わり、
会場は一種独特の雰囲気に包まれます。
5:飾り竹なおし
最後の引き合いを終えた若い衆が陣屋へ戻ると、
陣屋前に立ててあった飾り竹を倒します。
これを「なおす」といい、飾りものも取り外されます。
飾りもののうち、八幡幣は神棚の柱に縛っておくと
魔よけに なるといわれ、観衆が競って取ります。
6:賽の神焼き
竹のからかいが終わると、飾り竹・勇み竹・合わせ竹などが
浜へ持ち出され、既に高く積まれたお松さんなどの山に
加えられます。
お神酒をすえ、火がつけられると、若い衆は
この大火の周りを手を叩いて 回りながら
左義の長を繰り返し歌います。
観衆はこの火で体を温め、餅などを焼いて食べ、
年中の厄病を払います。
★,。・::・°☆。・:*:・°★,。・:*:・°☆。・:*:・°
ワタクシすずこが編集している手作り詩誌は如何ですか
ポエムサークル「みゅう」仲間になっていただくと
ボツなしで 冊子掲載 & CDトーク → 全国郵送★
新年一発目、午年チックな作品も募集しますよん♪
見本誌もあります。
以下に本誌の写真・詳細を紹介していますので
クリックして御覧くださいませませ~☆
ミュウ 215.216号 完成♪
すずこのリンクはこちらから