フェレット軍団とかあちゃん

天使フェレット達と、縁あってお隣からきた黒猫が1匹。お世話係の怒涛の毎日のご紹介と、旅とグルメもいそしんでおりまする

お見舞いに行ってきた

2014-05-05 08:59:12 | フェレット

先日、ブログにアップしたKさんの奥様Sさん

http://blog.goo.ne.jp/fukumai005/e/9b12ab05d134c14e726fc81eb1b97969

病状が肺がんの末期ということで

見舞いに行くべきかどうか、散々迷ってはいたものの

ここのブログで「是非行くべき」と背中を押され

昨日、クマさんと勇気を振り絞って行ってきた

 

片道一時間、

どきどきしながら、彼女のご主人が案内してくれたCPUの緩和ケア病棟へ行ったら

思いのほか元気そうなSさんがベッドにいらした

右肺はがんにやられたけど、左肺は全く健康

だけど、がん細胞は、他のところに転移しやがった

でも、食べられるのが良かった

会いたかったよ~

大好きよ~

Sさん、大喜びしてくれた

ベッドサイドに座ったかあちゃんの両手を握りしめて離してくれない

この日のために、シャワーを浴びて、薄化粧もし、お洒落したという

大丈夫! 食べられるうちは死なないから

前日には、留学中の長男も帰ってきたとのことで

院内で、家族揃って撮ったと、写真をたくさん見せてくれた

元々医者のSさん、

これまでやれるだけの治療法を試してみたから

もう、悔いはないの

ちゃんと、あとの準備もしておいたの

みんな、いつかいく道だから

ちょっと私が早いだけだから

痛みも、緩和ケアのおかげでうまく制御されている

痛みがないのは一番

私、今、幸せよ

私も、にこにこと話を返していた

ただ、彼女の望む東洋医学は

日本で施術するのはなかなか難しいらしい

うまく導入してもいいのに、とは思っているんだろうな

 

後ろで、Kさんとクマさんが話をしている

仕事の話、家族の話、みんなの思い出、これからのこと

話が尽きなくて、場を辞すタイミングを測りかねていたら

賑やかですね~

と、半分心配顔の看護師さんが様子を見に来てくださった

7日がSさんの誕生日で、

一時帰宅するかどうかの返事を聞きにきたとのこと

3時間でも帰宅できるのは嬉しいことだ

それを機に、我々も立ち上がった

 

行って、本当に良かったと思った

その前に、耳元で

食事は美味しいの

と囁いたら

美味しいけど、淡白で…

でも、わがまま言えないから、友達にお新香をお願いした

と言うので

また来週、何か美味しくつまめそうな物を作って

(作るのはクマさん)

今度はちゃんと、ちょっとだけ(?)お邪魔することにした

 

夜、

昼間の長時間のお見舞いがSさんの体にさわっていないか心配していたら

Kさんから電話があった

今日は、ほんとに嬉しかった。感謝してます。

……

いろんな意味で、がんばらんと……

 

 

コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする