福島木工家具店

製作した家具の紹介と日記

折りたたみ式三段八脚案

2023-08-10 21:46:45 | その他作品

屋久島の神社へ納品


 

屋久島産地杉で製作 オイル塗料の着色仕様

 

組み立て前

 

 

コの字型に開き

 

 

天板を3枚乗せて完成となります

 

 

 


 

 

福島木工家具店

オーダー・造作家具 木製品設計製作

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ポスト 2022-1

2022-02-11 19:30:00 | その他作品

ポストを製作しました


 

 

使用材は、屋久島産の地杉。

地杉(針葉樹)の良いところは、広葉樹にくらべて腐りにくいところ。

といっても、直射日光と雨風に晒されれば塗装は劣化し、年月が経てば木材も傷んできます。

数年おきにメンテナンス(研磨 & 塗装)すれば長持ちすることでしょう。

このような屋外で使用する木製品製作を受けるのは、木工にご理解いただいている近場のお客様となります。

 

仕上げは、黒と茶のオイル塗装のツートンカラー。

黒と茶色のコントラストが似合っています。

 

 

設置は、軒下の犬走

雨戸枠にビスで固定。

ポスト脚裏にはゴムパットを取り付け、コンクリートからの湿気による傷みを防止します。

 

 

 

上蓋を開けたところ

ネームプレートはオーダー品(名前はボカしてあります)

屋外で使用できるネームプレートですが、アクリル製ということもあり、

少しでも長持ちするよう、UVカットスプレーを塗布しました。

 

 

こちらは背面(玄関側)。

郵便物が玄関から見えるようアクリル窓があります。

 

 

後ろからも取り出せるようにしました。

 

 

 

 

製作の様子はこちら ↓

製作記録 ポスト製作

 

 


 

 

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〒891-4404 鹿児島県熊毛郡屋久島町尾之間752

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杉のロフトはしご

2021-09-23 12:25:08 | その他作品

杉(屋久島の地杉)でつくった「ロフトはしご」です ↓

 

 

 

はしごの高さは手すりを含めて3mほど。

安全性とゆとりを考え、出入り口に小さな踊り場を設けました。

 

はしごの角度は75°で脚立と同じくらいに設定。

省スペースでコンパクトに納まります。

空間を圧迫しないよう、スッキリとしたデザインになるよう配慮しました。

 

 

製作風景 ↓

 

参考として、4年前にロフト階段も製作しています。

その時の記事はこちら → 「ロフト階段」

 

 


 

 

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神具 八脚案 (組み立て式)

2020-05-02 22:34:29 | その他作品


↑ 神社より3台のご注文を頂きました

寸法 幅1200mm 奥行き300mm 高さ750mm・900mm・1050mm






↑ 脚の納まり 向かって正面から見たところ






↑ 脚の納まり 後ろ側 






↑ 天板は柾目材の板矧ぎ

  反りにくいように配慮したつくりとなっております




遠方へ発送できるように組み立て式としてあります。

天板と脚との接合には、伝統技法 吸い付き蟻残と補助的にボルトを使用します。

そのため、組み立てには叩きこむ玄能(又は木槌・ゴムハンマーなど)とプラスドライバーが必要となります。

本格的な木組みを最大限に残し活かすため、組み立てには多少の手間がかかりますことをご了承ください。


組み立て手順はこちら → 神具 八脚案 組み立て手順



神社設計者の方より写真を頂きました。

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神具 八脚案 組み立て手順

2020-05-01 09:32:24 | その他作品
この度、島外へ出荷することになりましたので、一般の方でも組み立てができる八脚案を考案しました。





↑ 伝統技法 吸い付き蟻残






↑ 必要な道具と金具

左から ボルト(一台の八脚案につき2本使用)、中央上 当て木、中央下 プラスドライバー、右 玄能(木槌でもゴムハンマーでも良い)

* ボルトと当て木は同梱包されています






↑ 組み立て準備

天板と脚それぞれに番号と左右が明記されたテープが張ってありますのでペアにして用意します。

組み立ては、天板を裏側にしますが、その時に必ず傷つき防止のためにきれいな養生マットなどを敷いてください。

地下置きや、マットなどにゴミなどがついていると、脚を打ち込む際に天板側に傷がつく恐れがあります。






↑ ペアの番号を確認して、この向きで最初は手で差し込んで行きます






↑ その時の湿度や個別差もありますが、手で押し込むとこのくらいまで入ります






↑ 付属している当て木を使って叩いて納めていきます

当て木はL型になっている面にフェルトを張ってありますので、フェルト面を差し込んだ脚の木口に当てます。

叩く時は小刻みにコンコンと少しずつ叩いてください。勢いよく強く叩くと脚のホゾが抜けてくる恐れがあります。






↑ 番号のテープがピタッと合うところまで少しずつ叩きます。

行きすぎた場合は、反対側から叩いて戻してください。

誤差は1mm以内でお願いします。誤差が大きいとボルトが上手く入りません。

また、天板の収縮を考慮して、脚は天板より0.5~1mm内側で納まるようにしてあります。






↑ お手持ちのプラスドライバーで付属のボルトを締めていきます。

締め付けは、程よく固定する程度で、強く締めすぎないようにご注意ください。

吸い付き蟻残はそれぞれの凹凸に勾配(先細り)がついており、ピタッとおさまりますので、このボルトは補助的に緩み防止をするだけです。






↑ この度は、低・中・高の高さの八脚案のご注文を頂きました。





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神社 賽銭箱 2019年製作

2020-04-27 18:16:51 | その他作品
神社拝殿を新しく建替えのに際してご注文頂きました。




寸法:幅750mm 奥行き480mm 高さ650mm

材料:屋久島産 地杉  仕上:拭き漆





↑ 鍵付き抽斗タイプ・・・ご要望に応じた鍵を取り付けられます。







↑ 天枠は框組






↑ 拭き漆で仕上げています。

正面の文字はレーザーカットしたものに漆の塗り立て黒仕上げをしてあります。

受注製作品となりますので、寸法や仕様については相談しながら制作することができます。




製作記録はこちら → 神社 賽銭箱 製作記録



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神具 雪洞(ぼんぼり) 2019年製作

2020-02-25 21:50:01 | その他作品


寸法:高さ1200mm  材料:檜  火袋障子紙:プラスチック障子紙

福島木工家具店オリジナルのシンプルモデル






照明点灯の様子  電源コード、プラグ付き






↑ 電球ソケット口金サイズ:E26






↑ LED電球 電球色 40形相当






↑ 配線






↑ 檜は凛として心地良い緊張感を醸し出しています。

無垢材、木組みで製作した雪洞です。





製作記録はこちら→ 神具 雪洞 製作記録 2019年

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一人弁当箱 2020年

2020-02-21 21:56:43 | その他作品
一人弁当箱 2020年モデルです。

今回は、8セット製作 ↓





前蓋は上へスライドします ↓






蓋の裏には箸が収納されています ↓





箸は塗り立ての朱と黒色のツートンカラー ↓



箸は竹楊枝で落ちないようにしてあります。



中には三段の重箱が入っています ↓






2020年モデルでは、この弁当箱の為に特注で製作した取っ手を取り付けました ↓



前モデルでは、第30回国民文化祭・かごしま2015 全国木工芸の祭典in屋久島において、奨励賞を頂いております。


弁当箱は、屋久島産のセンダンで、箸は屋久島産のイスノキで製作しています。

拭き漆、塗り立ての仕上げとなります。


この弁当箱は、海山への信仰深い屋久島の人々が昔々、神事、慶事などの際に使われていたものを参考に製作したものです。








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屋久島 森のカバン

2018-01-17 08:08:17 | その他作品

屋久島 森のカバン です ↓





裏側も地杉でつくっています ↓





ハンドルは可動式 ↓





この木製カバンの特徴として ↓





こんな感じに開きます ↓







乗り物の移動中など、膝の上にカバンを置いての開け閉めが楽しくなります。


スマホやタブレットを置いても良いです ↓





屋久島産の地杉と屋久杉を組み合わせてつくっています。

無垢材そのままのカバンを手に持つと、その感触が大変心地よく感じます。




プロトタイプを経て製品化しましたが、

木のカバンである特性を十分ご理解頂いた上でのお取り扱いを要しますので万人向けではありません。

振り回したり、落としたりしたら壊れることがあります。

デザインは予告なく変更することがあります。



材料: 屋久島産 地杉 屋久杉 真鍮棒

寸法: 高さ 360mm(ハンドル含む) 幅 380mm  奥行き 90mm  (A4サイズ適応)

塗装: オイルフィニッシュ





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木製竹馬

2018-01-16 08:23:36 | その他作品
地元、屋久島産の地杉と地檜でつくった竹馬です ↓




本当は、竹でつくっていないので木馬というのが正しいのかは分かりませんが、

小学校に通う子供につくったものです。

毎年、2月に小学校で竹馬大会があることから、親御さんたちは我が子のために竹馬を作らなくてはいけないのです。

前回は、長女が小学一年生の時に竹で作りました。

そのときのブログはこちら→ 「竹馬づくり」

あらから4年が過ぎ、今度は、長女と長男(一年生)の二つを学校の冬休みの間に作りました。


竹は、細くて丈夫なものが良いと聞いていましたが、

正直、竹よりも木の方が得意であり、

幸いなことに子供たちが学校からもらってきた竹馬作りのプリントには、

材料は竹または木というようなことが記されていたので助かりました。



竹馬は、裸足で乗るのことから、足の親指と人差し指で竹馬を挟んでバランス良く保持するために削りました ↓




削りすぎると折れてしまうので要注意です。

竹馬が初めての一年生の長男は、慣れていないせいか指が痛いというので、

この部分にスポンジを当ててテープで巻いておきました。



裏から見るとこんな感じ ↓




竹馬の場合は、割れ防止のために節の部分で切り落とすのですが、

木製なので、足裏にゴムマットを当ててテープで固定しました。

制作には意外と手間暇がかかってしまったので、長持ちするよう願っています。

そんな親の気持ちをよそに、活発的な長女は、

「この竹馬でジャンプしていい?」 と聞いてきます。

心とは裏腹に「いいよ」と返事をするお父さんでした。





追記


手前味噌になりますが、先日の竹馬大会において、

小学一年生の長男がこの竹馬に乗って、

平成三年から破られていなかった記録を破り、

見事、新記録を樹立しました!

ちなみに、タイムは、

一年男子 30m走 記録9秒61でした。


まさかの出来事にお父さんもびっくりです。


子供の足に合わせたオーダーメイド制作で、

手間暇かけた甲斐がありました。






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ロフト階段

2017-11-21 22:07:54 | その他作品



ロフト階段です ↓





省スペース設置のために角度は60度に設定しましたので、建築基準法の階段には該当しません。

ロフトは荷物置き場になっておりますので、荷物を持っての上り下りを想定した設計としました。

手摺りと踊り場がついています。





正面から ↓





空間をすっきりと見せるために、材料の寸法やバランスなどを考慮してデザインしています。




こちらは設置前 ↓









清潔感ある白い漆喰の壁に、色艶の良い杉の階段がくることにより、

部屋の雰囲気がぐっと良くなりました。










小規模な木工(建築)工事も、出来る範囲ですることもあります。












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賽銭箱

2016-11-07 20:20:58 | その他作品


地元神社の新築移転にともない製作しました ↓







サイズは幅650mm、奥行き450mmの小ぶりな大きさです。

地杉で製作しています。



今回は、いつものオイルフィニッシュでの仕上げでなく、

設置場所が軒下ということで、雨風に晒されることも考慮してプレポリマー(PS-1000)を使用。

木工業界では、木固めエースという名で木製食器などの塗装で知られているようです。

プレポリマーはこの産業用という位置づけになっています。


説明では、

「木材の内部にすばやく浸透、木材組織のわずかな水分と重合反応して硬化します。

硬化後は人体に無害なポリウレタン樹脂に変化します。

これにより木材内に水分が侵入するのを食い止め、乾燥や温度変化による狂いも防ぐことができます。」

とあります。



これを使用したのは、雨や湿気による木材(特に板材)の膨張を抑える目的です。

仕上がり感は、オイルフィニッシュとウレタン塗装の間くらいでしょうか。

ウレタンのように強固な塗膜はありませんが、オイルフィニッシュのような木の感触が残ることもありません。

塗装後に♯2000のペーパーをかけるのですが、凄くすべすべになります。

もう、そこには木の感触は感じられず、ぬくもりのある家具ではありませんが、

軒下に設置することを考えれば逆に心強く感じられます。





賽銭の文字 ↓





ここだけヒノキ板を使用。

文字はレーザーカットして黒塗装しています。




斜め上から見たところ ↓








こんな感じに控えめに納まりました ↓









製作記録はこちら


賽銭箱の仮組

なかなか進みません





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神具 雪洞(ぼんぼり)

2016-11-04 21:34:38 | その他作品


雪洞(ぼんぼり)です ↓








LED電球色の電球 ↓








配線は下から ↓







光を灯すとこんな感じに ↓








製作記録はこちら

神具 雪洞(ぼんぼり)の製作




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神具 八脚案

2016-10-22 20:09:22 | その他作品
八脚案です ↓





奥行き300mm、幅900mm

天板: 一枚板(板目)




こちらは幅1500mm ↓





天板は、建具用の柾目材数枚の剥ぎ合わせとなります。


ヒノキ材で製作してあります。






製作記録はこちら

八脚案 ホゾ穴加工

八脚案 ホゾ加工

八脚案 ホゾ穴加工調整

八脚案 組み立て




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神具 折り畳み式三段八脚案

2016-10-20 22:05:53 | その他作品
折り畳み式の三段八脚案です ↓






天板を外して ↓






折り畳みます ↓






屋外での神事に使います。




もともとは、古いものがあり、それを修理するお話でしたが、

よく見ると修理するにはあまりにも・・・ということで、

それならとすべて作り直しました。


修理依頼というのは、一見、簡単そうに見えても、

修理する側(作り手)から見ますと、う~んと唸ってしまうものが少なくありません。

思うよりも手間暇が掛かるもので、買った方(もしくは新しく作り直した方が)がお得だったということもあるからです。


この神具については、地杉で製作しました。

本当は、神様が依り易いと言われているヒノキが良いのですが納期と予算の関係で仕方ありません。

まあ、地のものの材を使っているということで神様も大目に見てくれるかな。





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