紙漉き道具

紙漉き道具のご注文をいただきました。




↑　はがきサイズ　　初心者でも出来そうです。





↑　これは短冊　　コツを掴めばそこそこ出来そうな感じ。





↑　そしてこれは名刺用。一度に30枚作れちゃいます。

均一に漉くのはちょっと難しそうです。熟練の技がいるかも。


これは、釘やネジを使わず全て木組みで作りました。

製作においては、コンマ何ミリの精度が沢山の箇所に要求されます。

建具屋さんの設備があればすんなり出来るのでしょうが、

そのような機械はありませんので、予想より手間隙がかかり

採算割れになってしまいました。

まあ、たまにはこんなこともあります。

幸せの薪ストーブ

寒い冬、冷え込めば冷え込むほど有り難いものなーんだ？

答え・・・　薪ストーブ


写真は、我が家のだるまストーブ。

よく働いてくれます。

冬の必須アイテム。


部屋をポカポカに暖めてくれ、

お湯を沸かし、煮込み料理に活躍し、

そして洗濯物もパリッと乾かしてくれます。

おまけに燃料は、仕事で出る端材と敷地の雑木。


もう言うことはありません。

幸せです。

ありがたや、ありがたや。

広葉樹で作ったアームチェアー

アームチェアーを製作しました。


材料は、クスノキとユズリハです。

ここ屋久島ではあちらこちらに自生している樹です。


一年以上前に、自宅の敷地を広げるために伐採したもので、

樹齢30年ほどで幹の太さも30ｃｍ以上ありました。

何かに使えないかと思い、製材所で板材にしてもらい、

自然乾燥してとって置いたものです。

正月明けに、木材整理をしている時にふと思い立って製作してみました。





↑　クスノキ





↑　ユズリハ（多分ヒメユズリハ）



出来上がってみての感想は・・・

一言、良いです。


製作途中、伐採の時を思い出していました。

樹齢30年、樹高10ｍ以上の立派な樹です。

それをチェーンソーで伐るのには、やはり抵抗がありました。

伐る前には、塩を撒いて手を合わせ、

伐らせていただきますと心中で思いました・・・


その樹が、今こうして目の前に家具となって、

新たな一歩を踏み出そうとしている姿を見ると、

自分で作って言うのもなんですが、　というか、

自分の意志で、このように形になって生まれ変わった

姿を見ると、感動モノです。


大事に使わせていただきます（自家用です）。

ありがとう御座いました。

新年

新年、明けましておめでとう御座います。



昨夜は年越し蕎麦を、今朝はおせち料理を頂き、

そして神社へ初詣へ行ってきました。


一通り、年末年始らしい行事をしましたが、

あまりにもあっという間に年末年始が来てしまい、

心の準備が追いつかないのが正直な感想です。


子供の頃は、終業式、冬休み、餅つき、こたつとミカン、

雪合戦、しもやけ、紅白、除夜の鐘、屋台、晴れ姿などなど

と濃密な時を過ごしていたような気がします。


写真は敷地にある紅葉し始めた木です。

年明けから色づき始めるこの木、なんともスローテンポです。

スローライフ、南の島の雰囲気には合っているのですが、

時間というか季節感覚がどうも今ひとつしっくりこないといいますか、

あ、いや、言い訳しているのではありませんが、

どうも大人になってからメリハリの利いた生活をしていないような、

だらだらと流れのままになんとなく生きているようでよろしくありません。


そもそもこのような反省は年末までにすることでありまして、

新年早々よろしくありません。


ちょっと出遅れてしまいましたが、今年の目標として、

積極的に、能動的に生きていくよう努めていきたいと思います。