Ｌ型本棚

Ｌ型本棚です。

小学校を卒業されるご子息の親御様より卒業記念品として本棚のご注文を頂きました。

納入先は、小学校の図書室。

今年の卒業生は9人とのことで、本棚の他に記念彫刻版の額縁も合わせて製作しました。

そして今日が卒業式。

皆様、ご卒業おめでとうございます！



材料：　地杉
　
塗装：　オイルフィニッシュ

一周年

去年の３月中ごろ、思い立ってこのブログを開設し、もう一年が過ぎました。

早いものです。


今まで作った家具の写真を載せるのが一番の目的でしたが、

たわい無い日記をたらたらと書いています。

かしこまってHPなどで情報発信するほどでもないので、

このブログというのは私にとって丁度良いです。


折角だからこの一年を振り返ってみると、

一昨年に比べれば注文数が少なかったですが、中味の濃い年でした。

何がどう濃かったのかと聞かれても即答は出来ないのですが、

なんかこうー、コーヒーに例えるならば（全然詳しくありませんが）、

あっ、こんな深い味わいがあったんだ！というのを垣間見たと言うか、

こういう世界もあるんだなあー、インプットしておこうと言う感じでしょうか。

非常に曖昧で抽象的なのですが何か得るものがありました。

まあ、だからと言って直ぐに飛躍することはありませんが、

今後に活かして繋げて行こうと思っています。


このように感じて思うことが出来るのも皆様あってのことです。

人間一人だけでは進歩はしません。

お陰さまで仕事が出来ることに感謝いたします。

皆様、有難う御座います。

噂

たまーにですが、噂を耳にします。


福島木工家具店はいつも忙しい　とか、

忙しそうなのでなかなか相談できないし頼めない　とか、

さらには、お金儲けに走って（金額の）小さな仕事はもうしない　など・・・


まあ、噂されるのは別に悪くないと思います。

むしろちょっと嬉しかったりするのですが、

暇な時に、否、厳密に暇は無いのですが、割と仕事が手隙なときに

このような噂を聞くと、おいおいと突っ込みたくなります。

仕事はじゃんじゃんバリバリしたいです。

寝る間を惜しんでとまでは言いませんが、

現状で出来ることは一生懸命していきたいです。


でも本当に忙しい時もあるのも事実です。

ちょっとした小物であれば1ヶ月以内に対応できると思いますが、

大物やセットものになりますと納入までに数ヶ月かかることもあります。

普段（ものによります）は１～2ヶ月くらいで対応しておりますので

お気軽にご相談ください。


ここでちょっとお知らせですが、

毎年恒例になってきましたが、4月から一ヶ月ほど漁の仕事のお手伝いをしておりまして、

今年もその予定になっております。

この長雨もあり、木工仕事のスケジュールはすでに今月は一杯一杯の状況でありまして、

今後の新規受注分（既にご相談されている方は考慮しています）につきましては、

5月以降からの製作となりますのでご了承くださいませ。


こうやって書くと、またあることないこと言われるのかなあー。

実際はそれほどでもありません。

家具作りは一人でやっておりますので、それなりに時間はかかってしまうものです。

ただ、あまりにも長い間お待たせするのは、申し訳ないと思いますのでお知らせさせて頂きます。

もっと、精進して腕を上げていきたいです。

今日の日記

何か書こうとしたのだけれど、忘れてしまった。

何か書きたいことがあるので、こうしてPCに向かっている。

何か書いているうちに思い出すかなあと、少し期待しながら書いている。

うーん、何だったのかなあ。

そろそろ思い出してもいいのだか・・・

しばし時間を・・・


・・・


なかなか、

出て

こない・・・



まあ、別に思い出さなくてもイイや。

何となく心が満たされているような気がする。

ちょっと幸せな気分。

今日は土砂降りの雨でした。

我が家の敷地の境界には小川が流れており、

土砂降りの後には、ゴーという勢いのある川の音が聞こえてきます。

この潤沢と表現するに相応しいオトを聴いていると

何だか嬉しくなってくる今日この頃なのであります。


明日の天気は晴れの予報。

また嬉しいです。

参りました

いやー、参りました、今日の天気。


このところずっと雨模様が続いており、

ようやく今日、晴れ間が見えてきて、久しぶりの青い空！


よし、遅れを取り戻すぞ！　と気合を入れて仕事を始めるも、

いつものまにか怪しい雲が空を覆い、あれよあれよという間に

横殴りの吹雪のようなアラレと冷たーい雨・・・


せっかく出した木材と機械を慌てて仕舞い込む。

我が福島木工家具店の作業場は半屋外なので雨風にはめっぽう弱いのです。


暫くするとまた青空が・・・

おおっ太陽も出てきた！

風も穏やかになり、雲に覆われていたモッチョム岳も姿を現す。

よっしゃーと再び仕事再開。

が、またまた暗雲が・・・

再び天気は暴風雨とアラレ。


この後、10回以上はこの荒れ狂う天気と青空太陽サンサンを繰り返す。

まるで、里にいながらにして天気の変わりやすい山歩きをしているよう。


もう仕事は途中で放棄。

今月末納期の仕事がいくつかあるのになあ・・・

さて、どうなることやら。

雨乞いでなくて、晴れ乞いをしたい気分です。

芽吹きの季節

芽吹きの季節がやってきました。


屋久島ではこの時期のことを木の芽流しと呼んでいます。

この言葉から、新芽を洗い流すほど雨が降るという意味だと想像します。

美しい言葉です。







毎日のように雨、雨、雨で、気持ちも滅入りがちなのですが、

土砂降りの中、雨と戯れる木々の新芽たちを見てると不思議と力が湧いてきます。






自ずから萌え出る様は、ついつい見入ってしまいます。

もう一歩近づいて、見入ってみると・・・

これが神々しくて、直視できなくなってしまうほどに眩しいのですね。






里から始まった芽吹きはこれから山々を駆け登っていきます。

最近の雷

今日も雨です。

毎日のように雨が降っています。
しかも土砂降りです。

木工を生業にするものにとっては困ったものです。
適度な雨ならいいのですが、ここ屋久島の雨は桁違いです。
雨粒一つ一つが大きいので飛沫も凄い！

湿度が高い時には、木も湿気を吸い込み加工精度に影響を及ぼします。
といっても、見た目ではわからないのですが、
天気が良く乾燥している時と、今日のような土砂降りの日とでは、
木の肌触りはやはり全然違いますね。

エアコン完備の作業場があればなあーと思ってしまいます。
ま、贅沢かな。


ところで、最近は雷が凄くなってきているような感じがします。

昔は、ピカッと光ってから雷の音がするまでの秒数を数えて、
近づいているのか、遠のいているか判断していました。

当然近づくにつれ、雷の轟きは大きくなります。
光と音の間隔が数秒になってくると、それはもう家が震え上がります。

しかし、最近の雷は光ってから10秒以上経っても、その轟きには迫力があります。

それだけではなく、雷の振動というのか、波動というのか、響きは空からではなく、
真横からぶつかって来る様に感じることもあります。

これには意表を突かれるようでちょっと驚いちゃいます。

否応なしに大自然の力を全身全霊で感じさせられる時です。


それにしてもカラッと晴れてくれないかなー。

仕事が溜まっていくー。