食器棚本体を組んで、引き出しと扉を取り付け、
最後に特注仕様の扉風キャスター付き収納箱をクランプで圧着しているところ
そういえば、扉のガラスは割れ防止で 丈夫な5mm 厚を注文したのだけど、
届いたガラスをノギスで測ってみると、
4.7mm で
0.3mm 薄かった。
扉材への溝掘り込みはちょうど良いように 4.8mm くらいで加工。
そのまま 5mm で溝を作っていたらガバガバになっていた。
やはり現物をしっかりと採寸することが大事であることを認識。
こういう時のコンマ数ミリの違いは仕上がり精度に大きく影響するのです。
そうそう、
これは真鍮製の取手
同じ扉に取り付けるモノだけど、
これも採寸すると、それぞれ 0.5mm サイズが異なり、
取り付け穴のピッチ最大で1mm の誤差があった。
まあ、真鍮製の金物はこういうことがよくあるのでこれは確認するようにしている。
なので取り付け穴の加工もそれぞれの寸法に合わせて穴あけをする必要があるのです。
金属加工ほどシビアではありませんが、木工も精度を求められることがあるので緊張感を持って仕事してます。
福島木工家具店
オーダー・造作家具 木製品設計製作
〒891-4404 鹿児島県熊毛郡屋久島町尾之間752
mail : fukumoku1@gmail.com
T/F : 0997-47-2695
木育ブログはこちら → 家具職人の木育ブログ