やっと、長雨も落ち着き、昼からは曇りの天気となりました。
しかし、昨日の土砂降りは凄かった!
この雨で、ここ2~3日は木工仕事になりませんでした。
しいたけの種駒、買っちゃいました ↓
ご近所さんが栽培していた、とれたて椎茸のあまりにもおいしい味に魅了され、
我が家も原木栽培してみたいという念願がいよいよ実現することに。
インターネットで、栽培方法を調べて、必要な椎茸の種駒とその駒が入るように穴あけする専用錐(ドリル)を購入。
種駒800個で約3,000円、専用錐700円ちょっと、送料735円で合計4,500円弱の出費となりました。
ちなみに800個の種駒で長さ1mくらいの原木が20~30本分となるそうです。
椎茸の種駒と専用錐 ↓
椎茸栽培ができる原木は、ナラ、クヌギ、クリ、シイ、カシの木など、
椎茸というくらいだから、シイの木が一番原木に適しているかと思っていましたが、
ナラとクヌギが発生量が多く良いそうです。
たまたま、我が家の敷地にシイの木がありまして、畑のすぐ脇に自生しており、
地形的に畑の養分が雨で流れて溜まるような場所ということもあり、
樹勢がよく、枝がどんどん伸びて小屋の屋根の雨どいに落ち葉が沢山溜まるようになってきたので、
去年の暮れに思い切って剪定して置いたのです。
一ヶ月ちょっと自然乾燥させた原木 ↓
錐で穴をあけ ↓
種駒を穴に詰め(原木1本に対して種駒20~30個くらい) ↓
玄翁で叩いて打ち込みます。
今回は、原木30本ちょっと打ち込みました。
その後、仮伏せ(ビニールシートをかぶせて保湿管理・菌糸活着の促進)を春頃までした後、
本伏せといって、風が通る、直射日光の当たらない日陰に、
よろい伏せ、合掌伏せなどの方法で伏せて(組んで)置きます。
椎茸が発生するようになった原木を「ホダ木」と呼び、
その後、通常は3~4年間、毎年椎茸が発生するようになります。
と説明書にありました。
何せ椎茸栽培なんて初めてのことでして、うまくいくかどうか・・・
ただ単に種駒を打ち込んでおしまいというわけには行かず、
相手は生きている菌なので、生育環境を気遣いながら面倒を見ていかなくてはいけません。
説明を読むとどうも害菌と椎茸菌とのせめぎ合いみたいなものがあるようで、
いかに椎茸菌を優位にまん延させるかが鍵のようで、
それに加えて、温度と湿度管理も重要だそうです。
しかも発生は来年の秋からということで、これからまだ1年半先のことです。
原木数本の管理ならば、さほど手間はかからないと思いますが、
数十本ともなると、水遣り、シート掛け、原木の天地返し、周囲の草刈など、
範囲が広いだけあって、それなりの手間ひま掛かりそうです。
でも、あのおいしいー椎茸を食べたい!
とれたて新鮮プリプリ!!
刺身にして、焼いて、煮て、炒めて、干して・・・
よだれが出てきてしまいます~。
先は長いけど楽しみです。