丸太からテーブルをつくる その1 を紹介したのが4カ月近く前。
月日の流れるのは早いものです、というよりは時間かけすぎですね。
お客様には大変お待たせして申し訳ございません。
前回、丸太から製材したテーブル材を長方形に切りそろえてから、
この夏、秋とずーっと屋根裏に保管しておりましたので良く乾燥しております。
乾燥が進むと材も反りなどがでます ↓
こんな感じに ↓
木表が凹み、木裏が出っ張ります。
まずは木表の面を手押しカンナにかけます。
この板幅は37cmほどありまして、手押しカンナの盤は24cmですので、
一度に通すことは出来ませんので半分ずつ機械に通します。
平らになるよう、材を押す手加減を慎重に行います ↓
木表がおおよそ平らになりましたら、今度は木裏面にとりかかります。
まずは、山脈のように出っ張った部分を電気カンナで削り落します ↓
続いて、斜め方向に交互に電気カンナをかけます ↓
時々、定規で確認しながら作業を進めます ↓
最近導入したドラムサンダーで荒削りします ↓
この機械は40cm幅までの材を通すことが出来ます。
また、ヘッドが方持ち構造となっておりますので、最大80cmまでの研磨ができる優れものです。
さて、削り終わった4枚の板材でどのようにしてテーブルの天板とするか、
色々なアイデアがあったのですが、最終的にこれにしました ↓
クロステーブルとでも命名しましょうか、
かなり冒険的な組み方です。
普通ならば敬遠して、こんなことをしないでしょう。
具体的な接続方法は、ビスケットのダブルジョイント ↓
接着剤が乾く前に組んでしまわなくてはいけません。
本当は、こんな写真を撮っている場合ではないのですが、記念に一枚。
途中までゴムハンマーで叩いて、最後はクランプでガッチリと組みます ↓
ボンドが乾きにくい夜間の作業でした。
翌日、クランプを外し、はみ出て乾いたボンドを鑿で削ぎ落とし、
僅かな目違いをカンナで整えて、再びドラムサンダーの出番 ↓
このサイズをドラムサンダーに通す時は前後にスタンドを用意しないと難しいですね。
裏表が綺麗になりました ↓
クロスの部分 ↓
木の収縮は、縦方向と、横幅方向とでは数倍の収縮率の違いがあります。
ですので、今回のように木の幅方向に縦の材をはめ込んだ場合、
経年と乾燥により、幅方向の収縮と縦方向の収縮の違いから、
縦の材が数ミリくらい飛び出てくる可能性があるので要注意です。
良く乾燥された材でないといけません。
お客様は車で5分くらいのところですので、今後の経年変化を観察してみたいと思っています。
月日の流れるのは早いものです、というよりは時間かけすぎですね。
お客様には大変お待たせして申し訳ございません。
前回、丸太から製材したテーブル材を長方形に切りそろえてから、
この夏、秋とずーっと屋根裏に保管しておりましたので良く乾燥しております。
乾燥が進むと材も反りなどがでます ↓
こんな感じに ↓
木表が凹み、木裏が出っ張ります。
まずは木表の面を手押しカンナにかけます。
この板幅は37cmほどありまして、手押しカンナの盤は24cmですので、
一度に通すことは出来ませんので半分ずつ機械に通します。
平らになるよう、材を押す手加減を慎重に行います ↓
木表がおおよそ平らになりましたら、今度は木裏面にとりかかります。
まずは、山脈のように出っ張った部分を電気カンナで削り落します ↓
続いて、斜め方向に交互に電気カンナをかけます ↓
時々、定規で確認しながら作業を進めます ↓
最近導入したドラムサンダーで荒削りします ↓
この機械は40cm幅までの材を通すことが出来ます。
また、ヘッドが方持ち構造となっておりますので、最大80cmまでの研磨ができる優れものです。
さて、削り終わった4枚の板材でどのようにしてテーブルの天板とするか、
色々なアイデアがあったのですが、最終的にこれにしました ↓
クロステーブルとでも命名しましょうか、
かなり冒険的な組み方です。
普通ならば敬遠して、こんなことをしないでしょう。
具体的な接続方法は、ビスケットのダブルジョイント ↓
接着剤が乾く前に組んでしまわなくてはいけません。
本当は、こんな写真を撮っている場合ではないのですが、記念に一枚。
途中までゴムハンマーで叩いて、最後はクランプでガッチリと組みます ↓
ボンドが乾きにくい夜間の作業でした。
翌日、クランプを外し、はみ出て乾いたボンドを鑿で削ぎ落とし、
僅かな目違いをカンナで整えて、再びドラムサンダーの出番 ↓
このサイズをドラムサンダーに通す時は前後にスタンドを用意しないと難しいですね。
裏表が綺麗になりました ↓
クロスの部分 ↓
木の収縮は、縦方向と、横幅方向とでは数倍の収縮率の違いがあります。
ですので、今回のように木の幅方向に縦の材をはめ込んだ場合、
経年と乾燥により、幅方向の収縮と縦方向の収縮の違いから、
縦の材が数ミリくらい飛び出てくる可能性があるので要注意です。
良く乾燥された材でないといけません。
お客様は車で5分くらいのところですので、今後の経年変化を観察してみたいと思っています。