地杉の折り畳み座卓

小ぶりの座卓

---

 

コンパクトで手軽に出し入れできる座卓

サイズ　直径 700mm　高さ 300mm

折りたたみ式　使わないときは壁に立て掛けておく

立て掛けた時に転がらないよう円の一部をカットする

などなど放課後児童クラブのお客様からのご依頼

 

折り畳み金具を使うのは久しぶりで

取り付け時のシュミレーションを端材で行う

 

一見華奢な金具ですが

脚を起こしたときはカチッとしてぐらつきにくいです

 

本番の取り付け作業

最後はプラスドライバーで手締め

トルクは手の感覚で

 

 

こんな感じで取り付けました

 

収まりはこんな感じ

小ぶりなテーブルなので天板裏には補強材を入れていません

 

 

円の一部をカットしているので安定感あります

 

 

壁に立てかける

転がりにくいですね

 

 

地杉の座卓でした

 

 

 

---

 

 

福島木工家具店

オーダー・造作家具　木製品設計製作

YouTube : YAKUSHIMA　福島木工家具店

mail :  fukumoku1@gmail.com

木育ブログはこちら → 屋久島木工木育デザイン

ECサイトはこちら → ymmdesign

 

子ども椅子と机

先日、少し紹介しました、

この春から開所する学童保育施設向けの子ども椅子・机セットが完成しました

 

学童っぽいデザイン

 

 

屋久島産の地杉で製作

 

 

組み立て前の椅子の材料

座面はやわらかい白太にして座り心地に配慮

 

机の組み立て

 

子どもたちがワイワイしながら椅子に座り、机に向かっているのを想像すると楽しくなります！

 

 

 

---

 

 

福島木工家具店

オーダー・造作家具　木製品設計製作

〒891-4404　鹿児島県熊毛郡屋久島町尾之間752

mail :  fukumoku1@gmail.com

T/F :  0997-47-2695

木育ブログはこちら → 家具職人の木育ブログ

 

 

オフィスの木質化

近年、国産材の利活用に注目が集まっています。

 

福島木工家具店でも地域材を生かしたものづくりに取り組んでいるところです。

普段から木に接し、木の魅力を知っているからこそ「木のある生活・暮らし」をもっと広めていきたいと考えています。

 

 

納品前のイージーチェア（屋久島産地杉使用）

 

 

とある鹿児島県屋久島事務所よりテーブルとチェアのご相談をいただきオフィスに設置させていただきました。

 

普段のオフィス空間に「木のテーブルとチェア」が入るだけでこの光景！

 

誤解を恐れず表現すると、まるで砂漠の中のオアシス。

ついこのような表現をしてしまうのは、裏を返せばそれだけ 人は木を欲している と言えます。

数千年、木の文化を育んできた日本人の遺伝子にとって「木」と「自然」の大切さを改めて認識しました。

 

ご家庭でもオフィスでも「木のある生活」をすすめ、こころ豊かな社会づくりに貢献していければ嬉しい限りです。

 

 

---

 

 

福島木工家具店

オーダー・造作家具　木製品設計製作

〒891-4404　鹿児島県熊毛郡屋久島町尾之間752

mail :  fukumoku1@gmail.com

T/F :  0997-47-2695

木育ブログはこちら → 家具職人の木育ブログ

 

 

屋久杉座卓の修理

たまに家具の修理依頼があったりします。

ものを大事にしたいとの気持ちに嬉しくなるものです。

 

ただ、修理内容によっては、新規でつくるよりも手間がかかることもあるのが現実。

修理途中で想定外のことがでてきて、予算をオーバーしてしまうことも珍しくありません。

 

こちらも依頼者の気持ちを尊重し、費用対効果のことも考えながらの仕事となります。

修理について、現実的に難しい内容や予算面などから、不本意ながらお断りする場合もあります。

 

 

・・・と前置きが長くなりましたが、今回修理したのはこちら ↓

屋久杉の座卓

 

屋久杉の座卓のイメージといえば、天板が分厚い（5〜6cm）、天板の形はダイナミックな感じなどなど、

屋久杉の生命力を表現したような座卓が多いのですが・・・

今回の座卓は写真のとおり、ともて端正（私好み）。

天板の厚みも１寸（約3cm）もありません。

 

そして、これが特徴的なのですが、天板の周囲をヤマザクラの角材で囲ってあります。

これは修理でペーパーがけしているときにヤマザクラのあまーい香りがしてわかりました。

屋久島ではヤマザクラが自生していて、古くから木工品として利用されています。

 

粗いペーパーで大きな傷を落とし形を整え、細かいペーパーで仕上げていきました。

そして、塗装は屋久杉テーブルで一般的なウレタン塗装でなく、私が普段しているオイル塗装。

オイルは、通常のものと、仕上げに耐水性のあるもの２種類を使用。

天板なので、塗膜をいつもより厚めになるよう塗装しました。

 

もともとの屋久杉の素材が良いのも合わさって、とても綺麗にしっとりと自然な感じで仕上がりました。

私が好んでオイル塗装をするのは、その仕上がりの質感。

素材の手触りが好きです。木と触れ合っている感じ。

 

お客様も大変喜んでくださり、これからもずーっとこの座卓を大事にしてくれることでしょう。

 

 

---

 

 

福島木工家具店

オーダー・造作家具　木製品設計製作

〒891-4404　鹿児島県熊毛郡屋久島町尾之間752

mail :  fukumoku1@gmail.com

T/F :  0997-47-2695

木育ブログはこちら → 家具職人の木育ブログ

 

 

 

杉のミーティングテーブル

島内の宿泊施設よりご注文いただきました。

リニューアルにともない、ワーケーション対応の施設になるとのこと。

 

食事のダイニングテーブルとしても使用しますが、仕事でも使えるようにしてあります。

このようなテーブルをどのような名称で呼ぶのが適当なのかわかりませんが、ミーティングテーブルとしました。

 

サイズ　W1800mm・D880mm・H750mm

余裕のある４人用となります。

 

 

天板には配線孔を２箇所設置。

ノートパソコンなどの端末機器を利用するビジネスシーンに対応。

 

アルミ合金の配線孔キャップ（内寸直径60mm）

 

キャップは着脱式 ↓

 

 

天板も脚も屋久島産の地杉で製作。

 

 

天板仕上はオイルフィニッシュ ↓

 

 

脚は拭き漆 ↓

 

 

天板板剥ぎの製作風景 ↓

 

 

接着とクランプ ↓

 

 

こちらは提案のイメージ図 ↓

 

３Dで任意の角度から見ることができるのでお客様もイメージしやすいです ↓

 

こちらはカウンタータイプ（2人用） ↓

スライド板がついており、小物を置いたりできるようになっています。

写真は、４台同時に製作してバタバタしていたので撮り損ねてしまいました。

 

福島木工家具店では、このようなワーケーションやテレワークなどに対応したテーブルも承っております。

 

 

---

 

 

福島木工家具店

オーダー・造作家具　木製品設計製作

〒891-4404　鹿児島県熊毛郡屋久島町尾之間752

mail :  fukumoku1@gmail.com

T/F :  0997-47-2695

木育ブログはこちら → 家具職人の木育ブログ

 

 

ハリギリと地杉の特注テーブル

屋久島の広葉樹と杉を組みあわせたテーブルです。

 

ご依頼人が長年保管しておいた広葉樹のハリギリ板材（屋久島ではミヤコダラと呼ばれています）を預かって製作しました。

木目のとても美しいハリギリです（テーブル中央）。

 

 

 

ハリギリ板材の長さがあまりなかったので、端バミを入れてあります ↓

 

 

 

 

製作風景　天板をクランプしているところ ↓

ハリギリも杉も屋久島で育ったものなので相性はいいですね！

 

 

---

 

 

福島木工家具店

オーダー・造作家具　木製品設計制作

〒891-4404　鹿児島県熊毛郡屋久島町尾之間752

mail :  fukumoku1@gmail.com

T/F :  0997-47-2695

木育ブログはこちら → 家具職人の木育ブログ

 

 

組立式 low desk

引っ越しを控えたお客様よりご依頼頂きました。

この春から始まる新しい生活にと、座って使用する机として製作。


天板のサイズは 900mm × 600mm　

高さは450mm と座卓にしてはやや高めの設定。

脚が痛くならないよう座るのにクッションなどを使うそうです。


材料は、すべて屋久島産の地杉。

新天地でも屋久島で育った杉に触れながら勉学に励めるのは幸せなことだと思います。

また、今回は無塗装でのご依頼で、塗装はご自身でされるとのこと。　特別な一品になりそうですね。

大変な時期ですが、新生活応援しています。

















↑　ボルトの固定箇所


組立はプラスドライバーが必要です。

ボルト4箇所の固定




最近、3Dソフトを採用しました。

制作前にお客様に確認して頂くには大変助かるツールです。

漆塗り地杉テーブル

漆塗り地杉テーブルです　↓




エッジの効いた大人向けのデザイン。

厳選した屋久島産地杉に、拭き漆で仕上げています。



漆塗りの特徴として、

　塗膜が堅く、天然素材故の独特の質感があり、一般的な化学塗料よりも強靱で優れた性質

　耐水性、防腐性が高く、酸、アルカリ、塩分、アルコールに強い
　
　天然樹脂塗料ならではの美しさ


取り扱いについて、直射日光に弱いことから日の当たらない場所への設置が望ましいです。　


漆は、塗った直後は漆黒の色をしていますが、

乾燥に従って濃い茶色へ変化していきます（塗装方法により違いがあると思います）。



明るい場所ではこんな輝きに　↓






チェアーとの組み合わせイメージ　↓






ベンチとの組み合わせイメージ　↓




ご要望に応じて、チェアー、ベンチなども拭き漆塗装をいたします。



漆塗りには、温度25度前後、湿度70％くらいの環境が必要です。

家具など大きな製品への漆塗りの場合、塗装環境と塗装後の養生の関係から、

梅雨時期での漆塗り作業となります。

その後の乾燥・仕上期間も含めて、納期には1年前後要します。




材料：　屋久島産　地杉

寸法：　高さ　700mm　　幅　1650mm　　奥行き　780mm

塗装：　拭き漆

一畳書斎

一畳書斎です　↓





日本建築の基本単位に、一間（約180ｃｍ）、その半分は半間（約90ｃｍ）というものがあります。

一間 × 半間 のサイズは、畳一畳分に相当します。

柱の間隔、廊下の幅、建具の寸法など、昔ながらの住宅は尺貫法の単位が使われていました。

現代の住宅は、必ずしもこの単位ではありませんが、木造建築でつくられた家には、

90ｃｍ幅(三尺)くらいの壁・スペースというものがあると思います。

そのようなスペースを有効利用して作った書斎です。


書斎といっても、いろいろなタイプがあると思いますが、

今回の書斎は、home office 仕様となっております。

主に working 用で、在宅勤務や事業主の事務仕事に活用できます。

省スペースのため、デスクには液晶一体型パソコン、その上には本棚、

デスク下にも本棚と収納スペースがあり、FAXプリンタも設置しています。



長時間のパソコン作業による、目の疲れを軽減するために、

棚下照明とパソコン裏のバックライトが備わっています。










工業製品が多い中、無垢材の書斎で仕事ができることは、ある意味とても貴重なことと思います。

仕事のクオリティも高くなりそうですね。


2014年のブログで自宅の書斎を紹介しています　→　書斎改造


＊　作り付け仕様となっておりますので、現場取り付け工事作業が1日～必要となります。
　　
　　設置工事は、原則として屋久島島内のみ承ります。



材料：　地杉

寸法：　高さ　1900mm　　幅890mm　　奥行き　650mm

塗装：　オイルフィニッシュ

地杉×屋久杉オーバルテーブル

地杉×屋久杉オーバルテーブルです　↓





四方が緩いカーブとなっています　↓





天板中央には貴重な銘木屋久杉が埋め込まれています　↓




里山で育った地杉と深山で育った屋久杉とのコラボレーション。

愛でるのが楽しい一品です。



ベンチとの組み合わせイメージ　↓





チェアーとの組み合わせイメージ　↓







材料：　屋久島産　地杉　屋久杉

寸法：　高さ　700mm　　幅　860mm　　奥行き　1550mm

塗装：　オイルフィニッシュ

こたつテーブル

こたつテーブルです　↓





新築を建てる前の設計段階からご相談を頂いていたものです。

掘りごたつ用に誂えました。

普段は座卓として、冬はこたつテーブルとして使用します。

ヒーターは、掘りごたつ内部に設置する予定。


こたつ布団は、天板の下にくるものなので、

テーブルのフレーム脚より天板が独立していなければいけません。



フレーム脚　↓




本来、天板を固定するためにフレームとの接続が大事なのですが、こたつの場合はそれが出来ないので製作には細心の注意を払います。


天板単体での反りを抑えるために、吸い付き蟻残という伝統工法でつくっています　↓





裏から見るとこんな感じ　↓





脚の高さ調節が出来るように、2種類のスペーサーを用意しました　↓




天板と脚フレームの着脱も含めて、プラスドライバーで取付と取り外しが出来るようにしてあります。


やはり、寒い冬にはこたつに集まって家族団欒が良いですね。



制作の様子

最高級

学習机セット 兄弟仕様

学習机セット　兄弟仕様です　↓








設置場所は、リビング。

小学5年生と小学1年生のお子様のために誂えました。



個室のような閉鎖的で集中できそうな環境より、

リビングのような雑多な環境での学習の方が、集中力がつくと言われています（もちろん個人差があります）。


試験会場での実力の発揮、会社オフィスでのワークなど、

世間では、モノゴトをするには雑多な環境下の方が多いです。

このような環境で集中力をつける訓練も兼ねて、子供部屋でなく、リビングへの設置となりました。

親の目も行き届いて一石二鳥となると思います。





窓のある壁面への造り付けです　↓








窓からの採光を遮らないようにし、シンプルなデザインとしました。








そのため、設置現場での組み立てと接着を行うため、1時間ほどの現場作業を要します。

このような仕様の場合、屋久島島内のみでの施工となります。




今回は特別仕様で、桧の天板を採用しております　↓









天板下に収納スペースがあります　↓









こちらは設置例　↓















注文家具ですので、収納するサイズに合わせて寸法を調整して製作させて頂きます。






天板：　桧（紀州産）

その他：　屋久島産　地杉

塗装：　オイルフィニッシュ

寸法：　幅：2460ｍｍ　　天板奥行き：　660ｍｍ　　棚高さ：　1300ｍｍ

地杉の学習机セット

地杉の学習机と本棚のセットです　↓









机の幅は1000ｍｍ、奥行きは600ｍｍとなります。

あえて抽斗をつけていないシンプルタイプ。

お子さんが大きくなってもテーブルとして使って頂けるようなデザインとしています。






本棚です　↓








幅600ｍｍ、奥行き274ｍｍ、高さ1370ｍｍ。

A4サイズより一回り大きい、B4サイズまで対応しています。





二分割式となります　↓










本棚下段の高さは、学習机と同じ700ｍｍ　↓










これで机の幅は約270ｍｍ広くなります。






本棚下段の棚板は、高さ調節ができるようになっています　↓











学習机の抽斗が無い替わりに小抽斗が二つ付いています　↓















お客様の子供部屋に設置してみました　↓










納入先は、この春よりピカピカの小学一年生となるお嬢様。

子供から大人まで使えるデザインとしましたので末長くお使い頂けると思います。

センダンのセンターテーブル

センダンのセンターテーブルです。



ご注文主は、センダンのソファをご注文頂いたお客様。


使われるご家族の生活スタイルに合わせての製作で、ソファに座りながら食事も出来るよう、

テーブルの高さは590ｍｍ（ソファ肘掛高さと同じ）となりました。


また、テーブルの下には物を置けるようスペースを設置。


お客様のご要望を形にした一品です。

4人掛けテーブル

コンパクトな4人掛けテーブルです　↓





幅1400ｍｍ、奥行き740ｍｍ




天板は地杉を使用、木口面の端ばめ加工は、屋久島産のセンダンの木でしてあります　↓







このセンダンは綺麗な木目が出ています.



この端ばめの部分だけ、＃100、＃180、＃240、＃400、＃1000、＃2000　の6種類のペーパー掛けをしています。




屋久島ヴィータキッチンさんへ2台納品させて頂きました。


数年前には2人掛け用テーブルを3台納品させて頂いています。

今回で、カウンター席を除くすべてのテーブルは福島木工家具店のテーブルとなりました。

大変光栄で嬉しい限りです。


ありがとうございました。