公園ではイネ科の
ネズミムギの花が
満開だ。
と言っても
華やかな花が
咲き誇っている
訳ではない。
よく見ないと
分からないような
花である。
黄色いかんざし状のものが
はみ出しているが
これは雄しべである。
少しの風でも揺れて
じっとしていない。
雌しべはと言うと
雄しべの下部から
羽毛状の柱頭が
顔を出している。
イネ科の植物は
花粉が風で運ばれる風媒花で
多分この植物も
花粉症の原因に
なっているのだろう?!
ネズミムギと
決めてかかっているが
よく似た植物に
ホソムギがある。
同じ場所に映えているが
これはノギがないので
ホソムギと思われる。
ネズミムギとの交雑種
ネズミホソムギまで
あると言うので
同定はなかなか困難だ。
イネ科の植物には
カラスムギやイヌムギ
ネズミムギ
スズメノカタビラなど
動物の名前がついているが
なぜなのだろう?