散歩道の川沿いで
小さな怪獣を
見つけた。
ウメの葉の上を
動き回っている
獰猛そうな生き物!
実はテントウムシの
幼虫なのだ。
この姿からは
あの可愛いテントウムシの姿は
想像できない。
ウメの葉の上を
歩き回っているのは
獲物のカイガラムシを
探し回っているのだ。
テントウムシは
幼虫も成虫も肉食
獰猛なはずだ。
体中のトゲは
触っても痛くはなく
完全に見掛け倒し。
幼虫の体を丸めて動かないのは
蛹になる前
前蛹なのだ。
最後の脱皮をして
蛹になる。
蛹になると何となく
テントウムシらしく
見えるから面白い。
公園まで行くと
イネ科の植物やヨモギにも
たくさんの
蛹がついていた。