立夏を過ぎても落ち着きのない天気だと思っていたが、今日は空も陽の光も
空気も、そしてそよぐ風もまさに初夏を思わせる爽やかなものに感じる。
周りの緑に遅れまいと伸び始めた芝生の細い葉にもその様子が・・・
そして・・・
退治しても退治してもしつこく命を繋ぎ、隙あらばいたるところに
その勢力を伸ばし、広めようとするカタバミも急成長しているようだ。
この悪い集団(カタバミ)は我が家のような狭い庭にも現れて、しばらく
目を離すと芝生や花に遠慮することなく我が物顔で暴徒化し、私を
おちょくるように次々と幟を立てて陣地を拡げているように見える。
大袈裟に言えば・・彼らの中にも縄張り意識(?)があるのか、
ある区画では種の違う体形の大きな集団が背伸びしながら周りを
見回しているような光景も・・・。
もしやクローバーでは?・・と近寄ってみると葉はハート形なので
やはりカタバミなのである。
それを見た私は突然、クローバーとカタバミの葉が入れ替わっていたら
良かったのに・・・と思った。
役に立つクローバーがハート形、迷惑なカタバミの先が丸っぽい形なら
いいのに・・と。
こんな嫌われ者(?)のカタバミでもその葉の形や、小さな黄色や
ピンクの花をつけるところがかわいく見えることもある。
我が家では迷惑集団扱いだがネットではこの栽培方法や増やす方法なども
説明されていることに驚いた。
カタバミの効用とまでは言えないかもしれないが、畑には良いというような
説明もあったような・・・そしてカタバミにはハダニがつきやすく、
それを捕食するテントウムシやクサカゲロウなどの益虫が集まって
アブラムシなども捕食するのだという。
それを聞いても我が家では「招かれざる客」であることに変わりはない。
毎年、春先には花やその蕾などを巡ってヒヨドリとモップばあちゃん
(妻、千恵子選手)との鬼ごっこの様な他愛もない笑えるバトルがあり、
その後にこのカタバミと私とのまさに「不毛の戦い」ともいえる攻防が
長く続くのである。
ここでちょっとどうでもいいお知らせ(?)を・・・
今日のこの「不毛」は・・・
「土地がやせており、作物が育たないこと」を意味する「不毛」ではなく、
「無意味である」「無駄である」「非生産的である」といった物事や
行動の様子を説明する(一般的に使われる)「不毛」と、スキンヘッドの
私の頭髪ゼロ(?)を重ねてみた・・ということなので既に私が
スキンヘッドであることをご存知の方々は既に察知されていたかもしれない。
『だから何なの?…』ということなのだが・・・
今日の千恵子選手の『絵手紙コーナー』
今日は野菜シリーズで・・・
2枚のハガキを使い、1枚の絵にしたものも・・・
遠く離れた幼馴染からの 小さきものの大きな命を
嬉しい贈り物・・ 感じたのかもしれない。


これも2枚のハガキを横に並べて・・・
半分にしたキャベツからは新鮮な香りが・・・

いつものように上のハガキの表に通信文を・・


「緑のそよ風」によって 私(fumiel-shima)は
豆もイキイキと・・・ いつでもカンカン照りがいい


ここにも小さな命が春を謳歌している

