昨日は一時的ではあったが久々にかなり激しい雨が降り、周りの木々も
さぞや驚いたことだろう。
その後、少し明るくなったころに近隣を歩いてみようと思い、一つ目の
角を曲がると民家の庭の大きな木が目に入ってきた。
強い雨に洗われたその大きな木の張り出した枝はより黒く、一気に
急成長したかのように重なり合う葉っぱの緑が一段と鮮やかに映り、
その生き生きとした姿は額縁の中の絵を見るようだった。
午後2時からはテレビで野球観戦・・・
最終回にハラハラする場面もあったが阪神が巨人に勝ち、「ほっ」と
胸をなでおろすような心境で庭に出てみると、空には薄いグレーの雲が
広がっていたが所々には薄い青空も見えていたので天気の回復が期待
できるのではないかと嬉しい気持ちでミカンの木に近寄り、何気なく
その細い枝を触ると、ポトッポトッと落ちた小さな水玉がシャツの袖口から
肘のほうへ流れたがその一瞬の冷たさが何故か心地良く感じた。
今朝は起きるとすぐにいつものとおり空の様子を眺めたが急激な天気の
回復はあまり期待できないと思い、また阪神の野球中継もないので
こんな日は静かに(?)本でも読むことにするか・・・と過日読み比べ、
いずれも後半部分を読み残したままになっている2冊を取り出した。

これはブログ友すずさんの説明で興味が湧き、アマゾンで購入したもの。
2冊とも荒唐無稽ともとれる内容も含めたファンタジー短編集で皮肉を
込めた描写もあり、想像力豊かな子供が読んでも楽しく、大人が読めば
考えさせられるものでもあると思う。
「猫とともに去りぬ」はすずさんの説明どおり
「羊飼いの指輪」も20の物語からなるファンタジー短編集でそれぞれの
物語に三つの結末があり、読者がどれを選ぶか、作者の思いは・・
自分はどうか・・・などと思いを巡らすのも面白く楽しみなのだが・・・
図書館の本ではなく購入したものなのでいつでも読めるという不真面目な
安心感のようなものが「あわや積読寸前!」という状況を招こうと
していたことに気づかせてくれたのが今日の天気だと考えると曇り空にも
感謝(?)というべきだろうか。
例によって私の表現は少し大袈裟だが「禍転じて福となす」と考え、
今日はじっくりと読書に・・・
今日の千恵子選手の『絵手紙コーナー』
(青の太文字はfumiel-shimaの一言)
日々出会う様々な光景、人、自然などに関心そして興味を
持てば心も豊かに・・

やってくるのは・・・ 梅の実の表面の産毛のような
上に小さく光る水玉がキラリ!


なるほど・・でも難しいね 文章は下から上へ?・・・


雨が好きな人も結構いるようだ。
私はミネオラオレンジです。 私(fumiel-shima)は真夏の
カンカン照りが一番好きだが・・

