「竜の道」第6回

この回も一生さんのお芝居の真骨頂でした。つくづく一生さんは
お芝居の中で打つ芝居が見事で、当然役とシチュエーションにより
芝居中の芝居がいつも上手いわけではなく役の人が下手だったら
自然に“わざとらしい”演技になったりする。

そして一体何を考えているのか分からない表情はピカイチ。ますます
ドラマにのめり込んでしまう。

やはり竜一の方は主役ということもありシンプルに復讐したい気持ちが
分かりやすいが、竜二の方は冒頭のあのシーンに繋がるプロットを
視聴者が想像しようと必死になってしまう。

復讐への裏の道は竜一が担っているが、ドラマ的には竜二の方が裏だったり
する。これだから主役より主役の脇を固める役の方がぴったり来るのかな。

正直、（前にも書いたけど）予想以上に面白いドラマだ。
最終日は２時間SPとのことなので、あと２回と言っても初回と最終回が
２時間で全８話だったらドラマ放映の時間的にはそんなに短縮はされて
ないんだね。