♪シンガーソングライター★近井智沙子のブログ☆彡

シンガーソングライターは趣味と言い切る近井智沙子のちょっとした日常を書き留めます。

魅惑の青とオレンジへのモロッコ旅 3日目

2020-01-20 | 旅行
2019年12月30日

リアドの朝食は9~12時なので朝食の前に写真撮りに散策するため6時起床、
7時出発とした。ところが7時になってもまだ夜が明けていない様子。
部屋でWiFiが辛うじて繋がったところでシャウエンでの日の出時間を
調べてみると8時半頃。えっ?そんな遅いの? そんな時間まで待ってられ
ないよ。よりよい青の街シャウエンを撮影するにはお店が開く9時までが
勝負。

人気少なくてあんまり暗かったら危険だけど空がほんの少し白み始めたし
8時前に出かけることにした。私はジャケ写撮影する気満々。(←つまり
余分なもの持って行ってるんですよね^^;) いや、まだ曲はないんだけど(笑)
ポツポツだけど人がいないことはない。そして猫もよく見かける。

シャウエンツアーの広告でよくあるカラフル植木鉢のスポットには絶対
行きたいな~と思って、メインストリート的なところを辿るが反対側に
来てしまった。こっちは朝食後来るところなので引き返す。あったあった、
その辺りを描いた絵も売られていてちょっと観光地化。でもここは普通に
人が暮らしているところ。特に女性は写真撮られるのを宗教的な思考で
嫌がるのでカメラを構えた瞬間向こう側から女性が現れると通り過ぎる
のを待つのだけど、この人たちのストレスになってないかなとちょっぴり
心配。でも素敵なんだもん。なんてメルヘン♪ 映えるよね~!ほらほら!

※ちなみに全く色味は編集しておりません。

この街は、別に映えポイントでもないところで誰かがカメラを構えると
日本人ならまだしも外国人までもが同じように写真撮りたがるという
素敵さ。



有名な映えポイントでは朝早くても撮影者が多くてジャケ写撮影は
諦め、閑散とした路地でジャケ写撮影・・・面倒なので動画を撮影して
もらった・・・始めたら外国人の方もそれで足止めるんだもん。



ある程度写真を撮ったら旧市街を出て散策。旧市街の方が青いのだけど
その周りのホテルの建物も可愛くて♪

9時回っているので一旦リアドに戻って朝食。他の宿泊者たち同士が英語で
歓談している。北アフリカはもともとアラビア語ではなかった、攻められて
からというような話・・・会話に参加できるほど流暢な英語は話せないので
私は側で聴くばかり^^;

朝食の後はシャウエンの街を見渡すべく小高い丘へ登る。
ほら、シャウエンの街はこんな街。合成じゃないよ(笑)


さて、お土産ものもちょっと気になりながら朝も遅かったので、お昼は
何かテイクアウトして車の中で食べることにした。それにドライバーの
アイミーンさんと落ち合う場所も分かったし、ポーターさん要らんなー
という話になった。で、テイクアウトできそうな店を探すが、朝から
ドーナツ的なものを揚げていたお店はもう閉店しているし、う~ん、
どうしよう・・・あっ!生絞りのオレンジジュースだ!買おう!
美味しい~^^ だけど、お昼・・・と思ったら昨日のポーターさんと
すれ違い、「13時ね!」と念押しされた(^^ゞ ごめん、実はブッチ
するつもり・・・悪いな~と思いつつ、時間が迫ってくる。あれ?
もう随分シャウエン中を歩いたと思っていたが来ていないところへ
来た。ここはどこ? ヤバイ!・・・知っているところへ出た。ホッ。

昨夜の同じお店で、チキンのシャワルマとミートのパニーニを買って
リアドへ戻った。もう時間的に無理だ。しゃーない、仕事取り上げる
わけにはいかんな。荷物運ばせてあげよう。と13時まで待ったけど
来ないやーん!

なんだ、それじゃ自分たちで荷物転がすよ。途中街の女性にスカート
素敵ねと褒められた。停車場に着くと、ポーターさんがアイミーンさんと
話していて私たちに気付くとごめんごめんとジェスチャーで謝っていた。
もともとそのつもりだった私たちは最高の形。こちらが断ったわけじゃ
ないんだもんね。

さてこの日はフェズに向かうがその前に世界遺産にも登録されている
モロッコ最大の古代ローマ遺跡のヴォルビリス遺跡に入場観光がついている。

だだっ広い所にポツンと見えてきた。広い!ここは1時間ほど時間を
もらったがじっくり見るなら1時間では短いだろう。だけど私たちには
ガイドもいないしさーっと写真だけ撮って観光だ。ここは方々から
観光客や団体客が訪れていて人が多いのでどうしても人が入ってしまう。
しかし古代ローマ遺跡って遥か昔2000年くらい前とかすごいね。
床のモザイク模様や絵柄もいろいろ残っていた。

最後トイレにいったらチップ必要だったよ。小銭がないので2人分で
5DH(ディルハム)(1DH≒12円)払うしかなかったな。

それからフェズへ向かって車を走らせ途中夕暮れに湖(Googleマップで
調べたところパラージュ・シディ・シャウ)の側を通りがかり降車した。
マジックアワーの幻想的な風景。ほら、これ北東の方向なのよ、西側じゃ
なくて。

予定表では18時にフェズ到着とあるが、この時点で裕に18時は回っていた。
フェズには暗くなってから着いたので昨日とそんなに変わらんやんって
感じだった。でも、明らかにシャウエンよりは大きな街だった。この日
私たちが泊まるのはリアド・サラで旧市街の入り口付近から近く
ポーターさんとアイミーンさんに荷物は運んでもらったがチップは
要らなかったようだ。

リアド・サラの扉は重厚だけど、中へ入ると何とも綺麗なモザイクが
施されこんな素敵なイスラム建築の建物に宿泊するのかと思うと
テンションUP!

チェックインの用紙には自分たちで必要事項を記入したけど、また
お菓子とミントティーに角砂糖は別盛りで出た。このミントティーは
グラスにミントがふんだんに入っているのでミントの香り絶大。
もちろん、私は砂糖入れずにそのまま飲んだ。美味しい♪

そして案内された部屋はデカッ!! てか、ロビー(カフェテリアの
スペースでもある。1組は丸テーブルで夕食中だった)から廊下もなく
ドアがあって、ひっろ広! しかもベッドが王女さまのベッドじゃない!
♪A Whole New World ~ って思わず歌い出しちゃうよ。



あ、でもこのベッドは1台なので友達に譲ったよ。
で、夕食はついていないので、フェズはシャウエンよりも大きいし
暗い中迷路を歩くのは止そうと思い、リアドで夕食をとることにした。

チキンのレモン乗せタジン鍋とモロッコの伝統的なフレッシュサラダを
注文し2人でシェアした。このタジン鍋が最高に美味しかった♪
WiFiのパスワードや翌日の朝食時間を訊いて、部屋に戻った。部屋でも
ネットはすいすい繋がる。そうそう、このときだったか、YouTubeの
KHBライブのアーカイブ配信のお知らせを受け取って、日本出発前に
なんでテレビと違うのに地域限定やねん!とヤキモキしたあの動画です。
大阪で見られなかったが、フェズに来て見られるという摩訶不思議^^;
ああ、そう言えば、大阪とフェズは緯度的に同じやから!と意味のない
ことを言ってしまう私なのだった。

リアド・サラはとっても素敵なところ!洗面所のドアはちゃんと閉まるし
トイレの水も流れる(笑) だけど、、、1つ難が・・・
お湯が出ないということ。いや、出ているのだろうけど十分に温かくは
ならないので、ぶるぶる震えながらシャワーを浴びたのだった。

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