♪シンガーソングライター★近井智沙子のブログ☆彡

シンガーソングライターは趣味と言い切る近井智沙子のちょっとした日常を書き留めます。

魅惑の青とオレンジへのモロッコ旅 4日目

2020-01-21 | 旅行
2019年12月31日

朝食時間は8時から10時で、本日の出発時間は11時。あまり時間がない。
またまたフェズを見渡せる小高い丘マリーン朝の墓地へ行きたいので、
8時ちょっと前に出掛けようとしたら、朝食しに来たのかと思われて
9時頃に戻ってくると言ってリアドを出た。

さて、フェズは本当に迷路だ。まずギッサ門に行かなければならないが、
私はテンちゃん(=タブレット)片手に自分たちの進路方向を逐一確認
しながら道を歩いた。写真は友達に任した。無事にギッサ門に辿り着き、
その横にある丘を登った。急斜面だったけどすぐ登れたよ。
ほら!これがフェズの街!

もう8時半だ。さぁ急いでリアドへ戻れ~! 元来た道を・・・と思いながら
ちょっと色気出して違う道を選択したのが間違い! あれ?なんか違う?
テンちゃんも迷ってる?この示している位置は正しいの?
ヤバっ!迷った! あ、合ってる合ってる。この位置は正しい。じゃあ
この道を選ぼう・・・あれ?行き止まり!!なんで!?Googleマップじゃ
繋がってるのに・・・。

ちょっと迷ったが何とかちょうど9時頃にリアドに戻れた。タブレットを
頼っても迷ってしまうという。幸い、道案内に声かける人は現れなかった
ので、きつく追い払うこともせずに済んだ(苦笑)

リアド・サラの朝食もいろんな粉もん(モロッコバージョン)・・・パン
のようなものでも、パウンドケーキに近かったりパンケーキに近かったり
が出て、バターや数種のジャム、ハチミツも添えられ、フレッシュオレンジ
ジュースと後になってスクランブルエッグだったっけ、卵料理も出てきた。

そして再びお出かけ。まずは旧市街(メディナ)散策の入り口、フェズ
最大のブー・ジュルード門に向かって歩く。リアドからは比較的近い。
外側は青色で裏側は緑色の門。


それから市場(スーク)を歩いた。私は日本からショールの類を持って
いなかったので砂漠の砂除けにヒジャブ(ストール)を買うつもりだった。
一生さんがマラケシュでねずみ男になれる(!?)ジュラバを買っていたので
余裕があれば私も欲しいなと思っていた。友達は食器(お皿)に興味あり、
時間があまりなかったので奥の方までは行かず私はパシュミナのモロッコ製
ヒジャブだけを買ってリアドに戻った。

さて砂漠の町メルズーガに向けて出発!山間を通ることになるので、酔い止めを
持ってきていなかった私は片方だけ耳栓だ。それもターキッシュエアラインで
もらった耳栓^^ 途中スイスのような町並みのイフレンという町でトイレ休憩。
この時間は5分しかもらえない上、車を停めたすぐ側のカフェに入っていったら
トイレはないって言われてちょっとアセる。ちょっと歩いて別の店の様子を
伺ったら行けそう!チップもなしにトイレだけ快く貸してくれたレストランが
こちらL'ADRESSE。

この辺りは雪積もらないように三角屋根なんだね。

お昼は日程表にランチボックスとあったからどこかで手配されたランチを
ピックアップして車の中で食べるのかなと思ったら、ミデルトという町の
ホテルTADDART内のレストランに案内された。

確かにメニューはテイクアウトできるようなパンのような生地にチキンなどの
具が詰まってた。時間は14時半を過ぎていたからお腹は空いているはずだけど
やっぱりずっと車に乗っているのはしんどくて6割くらいしか食べられなかった
かなー。デザートにはみかんのような小ぶりのオレンジとリンゴがそのまま
出てきた。フルーツは頑張って食べたよん。


その後もひたすら走ってまた夕焼けが綺麗な~、独特の景色だなぁ、オレンジが
すんげぇ綺麗けど友達は寝てるから車の中から景色の動画を撮影。でも、ふと
気がつくと私、車の中でグラサンしてた。だから、余計にオレンジが濃く見えた
のかも^^;

砂漠の玄関口であるエルフードという町に18時過ぎくらいに到着し、ここで
アイミーンさんとは一時お別れ、4WDに乗り換えいよいよ砂漠へ♪

日が落ちてきて星が見え始めた。しかし、ドライバーさん、よく走る道が
分かるね。私たちが泊まるノマド・パレスというホテルの案内板は見かけたが
それから道という道がなくかなりの距離走ったが無事に到着。フロントは
大混雑。ドライバーさんも早く帰りたがっている。とりあえず明日は朝9時
出発ということを確認した。それよりも明朝はこの旅のメインイベント
ラクダに乗って朝日鑑賞ツアーのことをホテルスタッフから詳細を聞かなければ
いけない。

ようやくチェックインさせてもらえたか、ホテルのポーターさんが恐ろしい
勢いで私たち2人の荷物を運び(ポーターさんの靴にもキャスターがついてん
のかと思うくらい)、中庭の周りにある部屋へ案内してくれた。かんぬきで
施錠する扉も趣あっていいね。そうそう、部屋へ行く前に晩も朝も食事は
このレストランで晩は20時からだと説明を受ける。

そうだ、今日は大晦日、ガラディナーなんだ。宿泊者全員ホテルディナー付き
というわけだ。だからごった返しているのか?

とにかくラクダツアーのことは気になるが、20時過ぎているし夕食が済んで
落ち着いたところでフロントに聞きに行くことにした。レストランへ行っても
あれ?まだ始まっていない?ビュッフェスタイルというのは分かるがまだ
お料理を取る空気じゃないな。8時言うたやんな?

勝手に席着いていいのかい?2人席テーブルを見つけて座る。おお、肉料理が
運ばれてきたぞ。そろそろか、他の外国人も大勢待っていたのでみんなこぞって
料理を取り始めた。ビュッフェスタイルは取るのを少量にすればいいので
有難かった。

2人席に着いたところで2人の日本人女性に声かけられる。「明日のキャメル
トレッキング行きますか?」と。彼女たちも何にも聞かされていないので
不安になっているようだ。食事終わってから私たちは聞きに行こうと思ってる
と伝えた。そう、シャウエンとフェズでは同じリアドに日本人は宿泊していな
かったのでちょっと新鮮だった。

夕食を終えて、フロントに行くと、すでに彼女たちが7時半集合ということを
聞き出してくれていた。一応、私たちもそのツアーはついているので、確認を
取った。

問題は朝食よね。8時半頃日の出でしょ。9時出発やで。いつ朝食食べられるん
やろ? ・・・(^^ゞ

一旦部屋に戻って歯を磨いたり明日の準備をしたりして、着込んで再び部屋を
出て中庭にレジャーシートを広げて座る私。ほぼ対面でベンチに座る友達。
砂漠のすぐ近くの星空が見えるこの場所で私が決行したことは・・・

ら・く・だ! じゃない、ら・く・ご、落語。

もちろん、演目は芝浜。
一生さんが砂漠の中で落語をさせてもらって気持ち良かったと言っていたから、
世界で初めてだろうな、砂漠で落語・・・と思い始めると、最初は冗談だったが
本気でやりたくなってしまったのだ。でもこのツアーは砂漠で時間が取れない、
だったらせめてものメルズーガで、ちょっと待って。メルズーガに宿泊は
偶然にも大晦日じゃないの。芝浜は大晦日に演じられることが多い。それに
「空見上げたら星が降るように出てやがった。」という台詞があるので、
できれば星空の下やってみたくなったのだ。

2、3間違えたとこはあったけど、星空の下のプライベート寄席は滞りなく
終了。人生初の落語、まぁそんなもんかな。『億男』ファンでもない友達に
付き合ってもらって大感謝。でもね、星は正直もっと見えるかと思っていた。
降るほどではなかったよ。あのイースター島で見たときの星空ではなかったね。

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