サイコロジスト101

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健康心理学、生理心理学、ストマネを学びましょう!

東北・関東大震災。私達に何ができるか?

2011-03-15 23:54:43 | Weblog
すごい地震が発生しました。

日を追う毎に、人智を超えた自然の力に脅威を感じております。

私達心理学者にいったい何ができるのでしょうか?

私が主催するPGS(ストレスマネジメント教育実践研究会)は、阪神・淡路大震災時の活動を教訓として、平時から子ども達にどのような教育をすれば、いざという時(ストレスに見舞われた時)にうまく立ち居振る舞うことができるのかという視点でできた研究会。

PGSも3月5日で115回を数えました。もう相当、培ってきたノウハウが蓄積されています。

今回の地震・津波災害にも役立つことがあるかもしれません。

アメリカでは、今回の震災と津波、それに原発事故は大きく取り扱われ、まるで日本列島すべてが地震で埋没し、原発はチェルノブイリなみに汚染国と化したかのような報道。

それにあわせて、震災や津波災害時の取り組みについての論文を電子ファイルとして無料でダウンロードできるサービスを始めました。さすが情報先進国です。

一万数千人の死者、45万人の避難者、岩手ー宮城ー福島ー茨城と続く海岸線の津波被害は相当なもの。

災害復興の専門家(自衛官、消防団、警察)、医師、看護師だけでも相当数の人数が必要とされます。コメディカルスタッフも駆り出して、早期の治療・ケアに当たらなくてはならないでしょう。

私達心理学を職とする人間も、こうした事態のある局面で働くことになるとおもいます。

今はまだ早いですが、情報提供という形で役立てればとおもいます。

そこで、PGSのホームページWebPGS上に、私達の仕事の成果をアップロードし、多くの人にダウンロードしてもらい、役
立てて貰うことにしました。

ホームページ担当の村上先生が、pdfファイルをはりつけてくれます。

ご承知の通り、既に「小学生版 震災ストレスケアマニュアル」(1.2MB)は掲載されていますので、自由にDLしてください。そして、必要なところに配付、紹介をお願いします。

WebPGSのURLアドレスは

http://webpgs.org/

です。

ケアマニュアルは、

http://webpgs.org/sme-guide.pdf

でとれます。

2011/03/15・山田冨美雄

2011年3月14日:東舞鶴に行ってきました。

2011-03-15 23:40:23 | Weblog
前から決めていたことですが、家族旅行で蟹を食べに舞鶴に行ってきました。

二泊三日の予定だったのですが、諸般の事情で一泊で帰阪。

それでも初日はたらふく蟹三昧。

2日目の朝6時半頃、舞鶴湾の東舞鶴側に細く棚引く朝靄の美しいこと。

今から65年も前のことですが、ロシアからの引き揚げ船を待つ人もきっとこうした美しい景色の先に、会えぬ息子の幻をみたことでしょう。

このあと、岸壁の母がいた桟橋、引き上げ記念館などを見学したあと、バスで2時間のJR難波へと帰ってきました。

ひどい花粉症の症状のおかげで、目は真っ赤、鼻水ずるずるでバスを降りました。

2011/03/15・記






2011年3月3日:FD講習会に向後千春先生登壇

2011-03-15 23:33:39 | Weblog
旧知の向後千春先生が大学に来てくださいました。

楽しく、明るく、大学でいかに面白い授業をすることができるかを教育工学の立場からお話いただきました。

大福帳という厚手の紙を毎回学生に渡し、その日の授業での課題を書いてもらって回収するという技を学びました。

毎回配付し回収することで、学生は自分の学んだ履歴を管理でき、教員は出席管理にもつかえる。

まさに一石二鳥のすご技でした。

100名を超す学生が集う大教室で、グループ分けして、学生自らが動き、話し、考える。

学生は授業に先立ち、オンデマンドによるビデオによる講義を視聴しておいて授業に望み、授業ではグループワーク。

教師は話さない、教えないんだそうです。

すご技2ですね。

いつものことですが、教える技術を認知心理学で解明し、分かりやすく手ほどきしてくれる向後先生ってすごいなとおもいました。


2011/03/15・記



修論発表会(2011年3月11日)

2011-03-15 23:28:42 | Weblog
今年も修論発表会が開催されました。

3月11日の午後2時からはじまった発表会。

3人目の発表がすすみかけたとき、ゆーらゆらと会場となった庄屋学舎7階の教室が揺れました。

そう、東北・関東大震災のあの揺れでした。2分くらいつづきました。

地震ではないかと気づいたのは私。

危険を察し、発表を中断。備え付けのテレビをつけたのですが、アンテナにつないでないのであらい映像と音声のみ。

なんとか仙台での地震であることを知り、大阪には警報も出ていないというので10分ほどの中断の後継続。

修論発表会は無事終了したのですが、このあと災害がどれほど大きいものだったのかを知って驚いたものです。

2011/03/15期