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人口ピラミッド

2009-05-06 14:31:09 | Weblog
人口ピラミッドとは、年齢段階別人口動態統計です。

昨年暮れの28日づけ朝日新聞二面に掲載されていたもの。

1950年、2005年、2050年(推計)を比較したもの。

私が生まれた1951年の直前の人口ピラミッドは、名前の通りピラミッド型。

高齢者が最少で、徐々に若年になるほど人口が増え続け、赤ん坊が咲いたというもの。

戦争の影響で、一部極端に減少している年齢段階はあるものの、ほぼピラミッドの三角形に近い。

男性では兵隊に行って亡くなった方の減少分がいびつではありますが・・・

一方2005年のは目を疑うばかり。とてもピラミッドとは呼べません。UFOか芋虫かという下細り。

長寿者が最少で超高齢者、高齢者と増え続け、団塊世代が最高。

以後一端減ったのち段階ジュニア世代で膨れ、以後減少の一途。

2050年のもの袖を伸ばした袢纏姿。後期高齢者となった段階ジュニア世代をピークとして赤ん坊まで緩やかに減少が続く。

このままだといずれ生まれてくる赤ん坊は限りなく0に近づく・・・という危機感をあおります。


<若人の政治離れ>

で、この新聞記事では有権者のうち実際に投票行動をとった人の率をこの人口ピラミッドにあてはめています。

高齢者ほど選挙に行くので、政治が高齢者に向いている。

一方で若者の選挙離れが続くので、若者への政治的サービスが低下すると。

まさに現代は若者にとって暗い世相ばかりが気になります。

ぜひ若者が政治に関心を持って声を出し、政治を変え、社会を変えていってほしいという主張。

15歳から64歳までの働き盛りの人口がこれから益々減少していくという主旨の厚労省からの資料に目を慣らしてきた私。

こんなみかたもあるのだなと、ふと思い出した次第です。

2009/05/06記

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