サイコロジスト101

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インフルエンザのこと

2009-05-05 08:31:27 | Weblog
豚インフルエンザが話題です。

フェーズ5になってから、マスメディアの扱いも増えました。

日系のKeiji FukudaさんがWHOの代表としてメディアに登場。かっこいいですね。

この写真は、Timeの5月11日号に載っていた特集記事のもの。

スペイン風邪を防ぐためにシアトルの警察官がマスクして隊列組んでいる風情です。

インフルエンザ世界規模の流行(パンデミック:pandemic)の歴史と題する1pもの。

スペイン風邪は、1918年に流行したインフルエンザのこと。

日本では大正7年。大正デモクラシーのまっただなか。

ロシア革命が1917年2月なのでその直後。

近代史の知識では、第一次世界大戦が1914年ー18年なので、その末期。

そうか、アメリカは1917年に参戦した直後インフルエンザ被害にあって、そのあと経済不況へと陥っていったんですね。

発生源はスペインではなくインドかアジアだとのこと。

戦争で世界中の人々が集まり、疲弊した体に新型ウィルスが蔓延していったのでしょう。

多くの人が亡くなりました。

10年後の1928年に米国を起点におこる大恐慌の前触れとして認識できます。

鳥から豚にうつったウィルスが変異し、人にまたうつって変異しと、ウィルスがどんどん変わっていくそう。

昨日の夜のNHKニュースに、WHO委員のドクターが解説していましたが、鳥インフルエンザと香港型とソ連型が入り交じったようなものだとのこと。

症状は軽いものの、人から人へと伝染するにつれ、ウィルスはより悪性へと増悪してくようです。

水際でとどめればいいのですが、今日あたり、成田、中部、関西のどこかからウィルス保有者が日本国内に戻ってくることだけはたしかですね。

2009/05/05記

p.s.
ちなみに、swine-fluが今回の豚インフルエンザの英語での呼び名。pig-influenzaじゃないんですね。








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