
今日はブダペスト観光。
雨は朝方のうちに止んだけれど雲が暗く立ち込めています。
ホテルの外へ出てみると街路樹の葉が既に落葉し始めて晩秋の佇まいです。

ドナウ川に架かる橋の上から。
右手がペストの町並み、左側はマルギット島(マルギットとはウサギです。)です。
右手のペスト側からブダ側に向けてバスが走っています。
マルギット島はブダペスト市民の憩いの場だそうですよ。

古い建物が残るブダの町、左手の真ん中のオレンジ色っぽい建物はブダの中でもかなり古い建物とのこと。

その建物のアップ。
壁の模様が可愛いです。
現在はアートショップのようでした。

漁夫の砦。
1896年のハンガリー建国1000年を記念して作られた建造物。
とにかく対岸のペスト側の眺望が素晴らしいです。

漁夫の砦からのブダの町並みとドナウ川。
先ほど渡った橋も見えます。
奥に見える雑木林の島がマルギット島です。

漁夫の砦の隣に立つ尖塔の美しいマーチャーシュ教会。
現在、改装中で美しい塔の装飾を見ることが出来なかったのは残念。

中へ入って見るとステンドグラスがとにかく美しいです。
主祭壇のステンドグラスも見事でした。

ハンガリーを愛した皇妃エリザベートの像もあります。




聖イシュトヴァーン大聖堂。
見上げるとこんな感じです。(角度が変わるので建物の色が違ってしまいました


丸天井(クーポラ)が質素ながらも美しいです。

別方向から見た聖イシュトヴァーン大聖堂。
威風堂々としています。

またバスに乗り英雄広場へやって来ました。
建国1000年を記念して作られた広場です。
今日訪れた漁夫の砦、聖イシュトヴァーン教会も建国1000年を記念して1896年から作られたもの。
ハンガリーの歴史を感じさせてくれます。


食事は別記事を立てますのでそちらでご覧下さい。

ご飯を食べると解散し自由行動になりました。
私たちは中央市場でお土産探しです。
目抜き通りのバーツイ通りを冷やかしながら歩き20分ほどで市場へ到着。

市民も訪れる普通の市場ですが照明が暗いので私にはなんとなく社会主義の雰囲気がしました。
生のフォアグラも売ってます。

でも値段を見ると高いですね~!

キャベツ一個が168フォリント(日本円で120円)もします。
我が家の近くの八百屋でも買えそうな値段です。

2階はお土産ものが売っています。
パプリカが有名なんですが自分は香辛料が好きでも友人にあげて喜ばれたことが無いので自粛しました。
Tちゃんは10個ほどお買い上げでしたよ

欲しいものが見つからないのでぶらぶらしてるとこんな卵形の飾りがたくさん売っていましたが買いませんでした。
市場で一番欲しかったトカイワインは試飲したら甘すぎて私には向かないことが分かり結局何も買わず市場を後にしました。
その後カフェに寄りドボシュトルタを食し雨降りで真っ暗になったブダペストの町をタクシーでホテルに戻ったのでした。

お天気に恵まれず「ドナウの真珠」と呼ばれる由縁を感じられなかったのは残念でしたがもう一度暖かい時期に訪問したいと思わせる素敵な町でした。
