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逍遥自在

日々のあれやこれやを気ままに発信します。

2010.6月 パリの旅  ~6月19日 ルーブル美術館 ②~

2010-07-18 16:30:25 | 海外旅行
ミロのヴィーナスとの感動の対面を後に次は「サモトラケのニケ」を目指します。
ルーブルは宮殿を使っているので階を繋ぐ階段が長く段数が多いので息が上がります。
もちろんエスカレーターを利用する手もあるのですがそれだと遠回りになってしまったり・・・、上手くいきません。

長~い階段を息を切らしてやっと「サモトラケのニケ」までやって来ました。

   

前回とは逆方向から来たので目の前に現れた像は横向きでした。
今にも飛び立ちそうな臨場感があります。
ミロのヴィーナスの白さとは対照的に薄茶色の色大理石です。
迫力はこちらに軍配が上がります。

さあ、コロー目指して移動のはじまりです。
歩き始めると通過だけではもったいない作品のオンパレードについつい足が止まります。

「 
何気なく壁を眺めたらボティッチェりが掛かっていました。
元はフレスコ画だったのか壁に同化しているかのようです。


少し進むとまた私の好きな絵が。

  

チマブーエ作「六人の天使に囲まれた荘厳の聖母」。
これまでと全く別の通路を取ったお陰で初めての対面の連続にテンションが上がる私。

  
   

ジォット作「アッシジの聖フランチェスコの聖痕拝受」。
曼荼羅のように絵を見ることで信仰を分かりやすく教えているのでしょう。
ピカピカと輝いて厳かでした。


コローへ急がなければ・・・。

   

素敵な絵だなぁ。
でも、コローへ行かなきゃ!!


 

うわ~!「オダリスク」だ。
初めての絵たちに舞い上がり気味な私。

コロー!コロー!!
自分に発破を掛けながら先を急ぎます。


 

やっと着きました。
コローの「モルトフォンテーヌの思い出」、三年越しの願いが叶いました。
靄のかかった池のほとりで遊ぶ少女と子どもがとにかく可愛い。

  
アップも撮ってきました。
柔らかなタッチで顔を撫でたくなります。

ルーブルに来た甲斐がありました。

さあ、ここからは出口目指してゆっくり進みましょう。


 *でも、その③に続く・・・。*