誰も知らない南の島

いつか南の島にいきたい

竹の子の収穫

2009年04月19日 | 谷本歩実柔道一本勝負
お母さんの案内で竹林に上った。
写真は、とても小さいけれど、今年、初めて収穫した竹の子だ。
食べるのがもったいない。だけど、やっぱり食べることにした。

今年は掘るのが少し遅かった。
山の猪たちに先を越されたのだ。
来年は、もっと早く行こう。

今年の春先に生えた竹の子は、ずいぶんと高く、天に向かって伸びていた。

青猫―萩原朔太郎詩集 (集英社文庫)
萩原 朔太郎
集英社

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日本のテレビアニメの原点/それはアニメへの手塚治虫の最大の功績であり原罪であった/鉄腕アトム

2009年04月19日 | ALWAYS三丁目の夕日
映画館に東映アニメを見に行くお金などなかったから、鉄腕アトムと名犬ラッシーと逃亡者が一週間の最大の楽しみだった。
当然、鉄腕アトムを連載していた月刊少年は買えなかった。家でとってもらえる小学館の学習雑誌は藤子不二夫を連載していた。
お小遣いは一日10円だったので学習雑誌に広告されている一冊40円の週刊少年サンデーも買えなかった。

しかし、東芝製の真空管のテレビから鉄腕アトムのオープニングのテーマが流れるとき、間違いなく幸福だった。
そして、あのころ、21世紀は遠い夢の未来だった。

●映像特典:手塚治虫の第1話原画30枚(静止画)/藤子不二雄(A)、つのだじろう、鈴木伸一座談会映像/第34話「ミドロが沼の巻」藤子不二雄(A)、つのだじろう、鈴木伸一による音声解説/第34話「ミドロが沼の巻」原画(静止画)/多田製作所「サニー・ダイヤモンド」自動小銃玩具CM/「アトム天気予報(アトムが出演して天気予報をしたミニ番組)」絵コンテ(26種類・静止画)/虫プロ友の会発行の機関誌「鉄腕アトムクラブ」全28冊の表紙(静止画)
鉄腕アトム Complete BOX 1 [DVD]

コロムビアミュージックエンタテインメント

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●映像特典:第125話「細菌をさがせの巻」復元映像/明治製菓「鉄腕アトムフィルム」封入の「鉄腕アトム・キャラメル」(静止画)/「鉄腕アトムクラブ」とじ込みカレンダー/「全国33局ネット」カット入り中期版オープニング/第127話復元映像/第139話復元映像/中期版オープニング絵コンテ(静止画)/第146話次回予告画面/1964~67年版虫プロカレンダー(静止画)/第59話次回予告画面/ポプラの絵本(静止画)
鉄腕アトム Complete BOX 2 [DVD]

コロムビアミュージックエンタテインメント

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貸本の鬼太郎がしょこたんの寝子と共に今蘇る/そして鬼太郎の初恋の結末は/墓場鬼太郎 第二集

2009年04月19日 | 谷本歩実柔道一本勝負
猫子役のしょこたんが唄う「君にメロロン」は平成の絶唱であると個人的には考えている。


5 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 お勧めの逸品, 2008/5/31
By アマゾニア - レビューをすべて見る
第二集は収録されている3・4・5話いずれにも登場する「寝子」編。
第二集でもレトロモダンな雰囲気は健在だが、第一集(1・2話)で表現されていたモノノケとしての鬼太郎は封印され、その分ちょっとコミカルで人間臭い鬼太郎と寝子やニセ鬼太郎といったゲストキャラが魅力的に描かれている。
意外にも(ファンの方失礼!)ショコタンの瑞々しいアフレコが素晴らしく、寝子の魅力を一層引き立てている。また劇中歌「君にメロロン」は単なるアニメソングの域を超えた出色の出来栄えで、意外にも(これまたファンの方失礼!)聞かせるショコタンの歌唱力とともに本集の売りと言える。
是非本集の原作である「貸本まんが復刻版墓場鬼太郎2(角川文庫)」と比べてみることをお勧めする。アニメ墓場鬼太郎全編を通じて言えるが、原作の再編成・アレンジが素晴らしく、原作の味わいを失うどころか、更に魅力を高めていることに気がつかれると思う(うさんくさいテレビ番組「死後の世界は存在するか」の進行に合わせて過去と現在のエピソードがあやしく交錯する5話がその典型)。スタッフの力量と原作に対する愛着にただただ脱帽するばかり。
そして、原作にはない5話のラストシーン、現実を受け入れることを拒否し泣き叫びながら寝子を迎えに行く鬼太郎と、人間と死霊の間を揺れ動きながら鬼太郎を拒絶する寝子の頬を伝う涙は、悲恋のエピソードを一層盛り上げ原作とは違ったテイストを出すことに成功している。(原作での鬼太郎がどう失恋の痛手を乗り越えたかは是非ご自身で確認してくださいね)
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5 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 この2巻は必見, 2008/5/23
By たけ (埼玉県) - レビューをすべて見る
3話から5話が収められていますが、4話目の「寝子」とそれに続く「にせ鬼太郎」が秀逸です。「寝子」は、後の猫娘の原形だと思いますが、鬼太郎の初恋の相手である女の子でもあります。ただし、ねずみを見ると猫娘になってしまうという体質の持ち主。リアルで怖いです。ちなみに声はショコタン。「にせ鬼太郎」は、「寝子」に続く話ですが、こちらは一家で笑いました。とぼけた鬼太郎が最高です。
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2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 やっぱり野沢さん!, 2008/5/18
By 金沢1号 "レスポール野郎" (愛知県名古屋市) - レビューをすべて見る
野沢×田の中×大塚
黄金のトライアングルが織り成す掛け合いが最高です。

墓場鬼太郎 第二集 (初回限定生産版) [DVD]

角川エンタテインメント

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蒲鉾鬼太郎を救う鼠男/メイドに女装した鬼太郎を吹替える野沢雅子/ 70’s3 鬼太郎 1971

2009年04月19日 | ふたりの真希
5つ星のうち 5.0
野沢雅子の「女性声」吹替, 2008/7/7By carswell492
この第2期カラー版鬼太郎のDVD第3巻の中には「かまぼこ」という、ファンの間では人気の高い作品が入っています。鬼太郎がかまぼこにされて売られてしまう話ですが、このお話のラスト近くに吹替では数少ない野沢雅子の、正に「女性声」としての吹替が入っています。(鬼太郎がメイドに化けるシーンです。)加えて「怪自動車」の話は、原作では鬼太郎が登場しません。合わせて是非チェックしてみて下さい。鬼太郎円熟期の一本です!




1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 やっぱり女装の鬼太郎ですか(笑), 2008/11/8
By よもやま木綿 (富山県) - レビューをすべて見る
タイトルの通りに話を進めてしまえば、女装の鬼太郎に、野沢さんの声もちゃんと女の子らしくアレンジしてらして、本とにピッタリ合ってて、このシーンだけでも何度も見返したりしてしまいました(某メーカーのブルーベリーサプリのCMで野沢さんがナレーションなさってますが、最期にそのメーカー名を言う時の声は、女装鬼太郎の「ごめんください、お留守ですか」の台詞を彷彿とさせますよ)。
まあ、それ以前に「かまぼこ」にされてはいますが・・・そういえば、鬼太郎のかまぼこをこれから切ろうとして、ねずみ男に止められる女の人の声も、野沢さんに聞こえたのですが?
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5つ星のうち 5.0 父さんを連れてきてくれ!,
2008/10/5 By 浪子
第15話「牛鬼」
初めてテレビで見たのはまだ幼き日でありましたが鮮明に覚えております。
鬼太郎の身に起きた最大のピンチと目玉の父のとった行動…。非常に印象深い鮮烈なエピソードです。他期の鬼太郎にも同様の「牛鬼」のエピソードは放映されているのですが、それらの中でもこの2期の「牛鬼」は出色の出来ではないでしょうか。クライマックスの後の目玉の父とねずみ男の台詞が絶妙の対比になっています。この作品の隠れた見どころかもしれません。いまだに面白いと感じる1エピソードであります。是非、ご鑑賞下さい。
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銭湯に通っていたゲゲゲの鬼太郎 60’s1 ゲゲゲの鬼太郎 1968

2009年04月19日 | 谷本歩実柔道一本勝負
マスメディアのなかで妖怪が市民権を獲得した記念すべき鬼太郎第一シーズンの第一作であり、今もなお東映アニメのドル箱である。

いや、ドル箱という表現は、ディズニー傘下に入ったジブリの「ととろ」にこそふさわしい言葉かもしれない。だから「火蛍の墓」の版権を持つ慎重でない新潮社にとって「火蛍の墓」はドル箱ではないのだ。

聊斎志異によれば、妖怪とは場所に取り付く霊であり、異土の露と消えた雑兵の彷徨える魂である。

これに反して幽霊とは、名のある人士が死してなお恨みに想う(恋)仇の前に時空を超えて現れる奇異である。

したがって、一般庶民たる我々は、万一死んだとしても幽霊などという高尚なものにはなることができず、精々妖怪、それも座敷童子程度にしかなれないことになる。

ゲゲゲがアニメ化された当時の日本は空前の怪獣ブームだった。
もちろんジュラシックパークが製作されるはるか以前のことである。

余談だが、ジュラシックパークの製作に用いられた一世を風靡したコンピュータ・グフィクスの会社の株式が最近、同業他社に安値で買かわれたというニュースを聞いた。

その当時の怪獣とは、中に人が入って操演する円谷式怪獣だった。
このため、怪獣の演技力が、他の無法法に比べて秀逸であった。

20世紀の鬼太郎に出てくる妖怪たちも、21世紀の人間たちに比べて、遥かに人間らしい妖怪だった。

なかでもネズミ男は、人間以上に人間臭い妖怪だった。
目玉親父は毎回、茶碗風呂で入浴していたのに、ネズミ男は風呂代を節約し風呂に入っていなかったのだ。
この頃から高度成長を背景とするマイホームブームにより都市部でも内風呂が常識になり始め、銭湯に通う習慣が廃れ初めていたが、鬼太郎の家に、まだ内風呂はないらしく、鬼太郎は銭湯に通っていた。

夏は楽しい銭湯通いも冬にはつらい。洗い髪が芯まで冷えた。
だから、このころの鬼太郎の髪は、今の鬼太郎のようにさらさらしていない。


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