1月16日(土)、快晴、小春日和
参加者:G.G.他9名
歩行距離:約9.9 km
所要時間:約5:00(昼食35分を含む)
歩行コース:GPSのトラック:
伊吹の滝→蘇原権現山→北山→芥見権現山→(旧道)→東登山口→伊吹の滝 標高図:GPSの標高図:
北山からの下りは30~40°の急斜面であるが掴まる木があり左程、危険でないものの、スリップし易く
注意が必要。
(クリックすると拡大する)
山行リポート:
山名も同じ“権現山”、標高も同じ317mまさにダブル権現と呼ぶに相応しい山行である。
“伊吹の滝”から登り始める。途中の展望台で一服する。途中、左手脇の東側が開け所の木立に
鐘がぶら下がっていて、叩くと良い音が鳴り響く。何のためかしら? 分岐点からは多度神社が祀られている権現山頂上を目指して一直線の階段が続き、ハードである。
頂上からは360°の大展望で気持ちがいい。名古屋の高層ビル群のスカイラインもよく分かる。
記念撮影する時、標識板を手に持っているのが面白い。 北には能郷白山、小津三山などがハッキリと見える。近くの瓢ヶ岳、高賀山方面の積雪は皆無で、今年の異常な温暖を伺わせる。
権現山を後に北山へ向かう。谷を隔てた対面には、芥見権現山のバリエーションコースになっている
荒々しい岸壁が望まれる。私も数年前に登ったことを思い出し懐かしい。 北山からの下りは標高差約100m、30~40°の急斜面であり、掴まる木があるもののスリップし易
く要注意である。ここが今日、一番の難所で、降りた所が老洞峠である。
今度は登り返して、芥見権現山へ向かう。頂上には数人の先客がいて食事中であった。昼には早いが先には
昼食場所がないので、ここで昼休みにする。 以前に比べるとベンチは増設されていたが、東屋そのものは
昔の儘で今にも倒れそうに見える。嵐でも来たら最後かも知れないが、長年、多くのハイカーを迎えた来たので愛おしい。 35分程昼休みしてから、雑木林の中を西に向かって桐谷坂方向に進み、関江南線の旧道に降り立つ。
ここから一般道で山裾を周り、蘇原権現山の東登山口を経由して分岐点へ登り返す。
途中に、御嶽山のビューポイントがあり往路では雲でハッキリしなかった御嶽山がハッキリと姿をみせてくれた。 (28mmレンズのため写真ではよく分からない)
“権現山の一つ岩”と看板が建った岩の傍に差し掛かる。特に謂れもないようである。ここまでは可成りの
急登で、疲労度が大きくなり一息入れる。急登もここで終了である。
少し、進むと道端に、小さなツツジが季節外れの花を可憐に咲かせていた。暫し、疲労を忘れ、癒される。
更に進むと“権現山の二ノ岩”と看板の建った大岩に行き着く。危険を顧みず、ピークの天辺に立つのが
趣味のメンバーのひとりが、やっぱり、よじ登りポーズを決めていた。お山の大将になった気分かな? 雑感:
■何回も訪れているコースなので特別の感慨、発見はなかったが、寒の真っ最中にも関わらず快晴、
小春日和の下、気持ちの良い山行ができ、心身ともに大いにリフレッシュした。
■意外とタフなコースである。距離は約10kmであるが、3つのピーク(蘇原権現山、芥見権現山、
東登山口からのアップダウン)を走破すので可成りのエネルギーを消耗した。
■途中で一旦、下山し一般道を歩き東登山口から再び山に登るので間延びした感が無きにしもあらず。
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