昨日、高崎駅で途中下車し、高崎市タワー美術館で開催されている「石踊達哉展」を観て来た。画像は美術館のパンフレットをスキャンしたものである。
作品は全部で42点出展されおり、伝統的な日本画の他に抽象的な日本画も含まれており、独自の画風を持たれているようだ。
金箔、岩絵具を使った緻密で色彩豊かな日本画の花鳥風月に目の保養ができた。私などの門外漢にはとっては「石踊達哉」は「瀬戸内寂聴・源氏物語」の装丁画の作者としてしか知っていなかった。
本年は金閣寺方丈広縁杉戸絵と客殿の格天井画の製作を手がけているそうである。
時間も十分あり、入館者も比較的少なかったので、学芸員の方に屏風の表し方・日本画の画法など教えて頂いた。因みに、屏風の六曲一双とは六枚続きの屏風が二つ(一対)のことであり、半双とは屏風の数が一つのことだそうである。