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格差の体験

2007-08-22 17:41:23 | 国際・政治

最近、首都圏の某家庭に数日間滞在した。
ここで、小生が住む地方と首都圏の格差を目の当たりリすることになった。

先ず、家庭ゴミの分別についてであるが、小生が住む地方では十種類以上に分別している。更には来年度から有料化されることになっている。

他方、某首都圏の自治体では殆んど分別していないようであった。分別しても数種類ではなかろうか。少なくとも台所からでるゴミは全く選別されていなかった。

更に、国民健康保険の医療費負担についてであるが。
小生が住む地方で七十歳未満の患者は三割負担であるが、某首都圏では窓口では三割支払うが後日行政から1/4~全額返還されると記載されている。滞在した区域では2/3が還付されて実質1割負担となっていた。

まるで、小生が現役当時の組合健康保険と同様に裕福な保険財政状況にあるようである。

都会と地方の格差が言われているが当然なことであろう。
成人し社会人になるまでの教育費等は生まれ育った地方が負担し、就労後の住民税は就労先である都会の自治体に収められる。
言い換えれば、地方の金を使って大きくなり、大きくなって稼いだお金を都会に収めるという構造になっている。

また、大企業の多くは本社を東京に工場は地方に配置している。工場所在地には固定資産税が入るが、事業に伴う税は国と本社所在地に入る。そもそも工場自体も大都市近郊に配置されているのが実態ではなかろうか。