じゅんやの喜界島便り

カトリック信仰による救いと癒しを発信

最終講義

2014-02-01 09:28:57 | 学問

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雨宮先生、岩島先生最終講義

 
上智大学で1月31日(金)神学部の雨宮先生と岩島先生の最終講義があり、
沢山の方が耳を傾けた。

雨宮先生は『わたしにとっての聖書』Ⅰ新約と旧約の違い、Ⅱ人の思いは神からみれば「たくらみ」、Ⅲ「神の蝕」に陥ったナザレの人々、Ⅳ人間がもつ弱さは偶然ではない。についていつもの雨宮節で丁寧に教えられた。

 「なぜなら 彼は 知っている 私たちの造られる様を
 彼は覚えている 次のことを 塵 私たちは」      (雨宮先生逐語訳 詩編103・14)

岩島先生は『修道生活の精神と三誓願の意義』についてⅠ修道生活の歴史的概観、Ⅱ『教会憲章』(第二バチカン公会議)に見る修道者の位置付け、Ⅲ三誓願の意義、についていつもの懐かしい語調で教えられた。

ベネディクトの「祈りかつ働け」(Ora et labora)、フランシスコの「注釈ぬきでの福音」(Evangelium sine glossa)、ドミニコの「説教者の会」(Ordo Praedicatorum)、イグナチオとイエズス会、そしてイエズス会の特徴である司祭中心などについて述べられた。

 「すべてを取ってください。主よ受け入れてください。私の記憶も、知性も、意思も。私にあるものと持っているものすべてを。あなたがこれを私に下さったのですが、主よ、あなたにお返しします。すべてはあなたのものです。どうぞ、あなたの望みのままに計らって下さい。あなたの愛と恵みを与えてください。私にはこの恵みだけで十分です。」 (イグナチオ・で・ロヨラ『霊操』より「自己を捧げる祈り」)

 

 
 


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