魚はヤリタナゴ、メダカ等が網に入りました。
ドブガイ属の一種。(殻のみ)
殻長は17㎝と迫力あるサイズでした!
殻幅(殻の厚み)と殻の形からマルドブガイだと思ってます。琵琶湖固有種らしいですが、色んなところに移植されているとか…
マツカサガイ(殻のみ)
あの特徴的なギザギザ模様が無いので、僕はイシガイだと思い込んでいましたが、フォロワーさんにマツカサガイであると教えて頂きました。イシガイにしては殻の形が寸胴過ぎて違和感を感じてはいましたが…
模様は水流か何かで削られたりして無くなることがあるみたいで勉強になりました。
ヨコハマシジラガイやニセマツカサガイといったマツカサガイに酷似する(貝屋でも誤同定するレベル)種類の貝もいるので、同定力を磨かないとダメですね(笑)
トンガリササノハガイ
砂と泥混じりの場所で生きたものを見つけました。関東では外来種ですので、遠慮なく持ち帰りました。
二枚貝が好みそうな細流の流れの強い砂地はタイワンシジミ(雰囲気同定)ばかりが出てきてガッカリしました…
素人考えですが、タイワンシジミがはびこると生息環境がかち合うイシガイ科の二枚貝に悪影響を与えるのではないかと思います。この場所ではトンガリササノハもマツカサも殻のみしか見つからず…
トンガリササノハは室内水槽に入れてみましたが、わびさびがあってカッコいいですよね(笑)
私には到底できません。
確かにイシガイではないとは思うとしてもそこから先が・・・
その人は毎日のように野外観察をされているようですから、ちょっとした違いで見分けることが出来る域に達しているようです。水管だけで種類を特定出来るような猛者も居ますから世の中は広いです(笑)
イシガイ目の貝は種類が非常に多いですし、世界に目を向けると変わった生態を持つものが居たりするので、タナゴよりもよっぽど追究のしがいがあると思いますね。とりあえず某生物学者さんは初心に帰られた方が良いと思います(苦笑)
ニッパラやイタセンパラの保全活動と並行して淡水二枚貝に興味を持ち研究しているようですね。
琵琶湖という広大なフィールドもありますし。
淀川でもたまに二枚貝の殻集めしている若者見掛けますよ。
関西の若手の人達の知識と経験には圧倒されますね!
東日本はそちらと比べて二枚貝も淡水魚も種類が少ないですし、関東はイシガイ科の貝の生息地が壊滅的なため興味を持てるきっかけが少ないと思います…淀川水系はオグラヌマガイ等のコアな種類が生息しているようですので一度訪れたいですね。