食品のカラクリと暮らしの裏側

食品の安全・安心が総崩れ、また政治・社会の矛盾や理不尽さも増大
暮らしの裏側の酷さやまやかし、危険性・不健全さに迫る!

索引【あ(あ-た行)】毎日新聞クロスワードサポート辞書P.1

2023年11月03日 | 毎日新聞クロスワード
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あ(あ-た行)気になる言葉の辞書 P.1/54



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チコ情報/NHK番組「チコちゃんに叱られる」、林修情報/テレビ朝日・林修先
生の「ことば検定」、池上情報/池上彰氏のTV情報番組を参考にしたことを示す。
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あ(あ-た行)
(あい) = ①青は藍より出(い)でて藍より青し~青色の染料は藍の葉から取るが、元の色より美しくなる。②転じて、弟子が先生より優れること。
匕首(あいくち) = 鍔(つば)がなく、柄(つか)と鞘(さや)とがよく合うように造った短刀。九寸五分(くすんごぶ)。
愛想笑い(あいそ・-) = 相手によい感じを持たれようとしてする笑い。「-を浮かべる」。追従(ついしょう)笑い。投/愛想と愛嬌の混同が広まっている。文化庁の調査では、本来の「愛嬌を振りまく」43.9%、「愛想を振りまく」48.3%と逆転している。「愛想」に対し「愛嬌」は、にこやかでかわいらしいこと。また、こっけいでほほえましいこと。「愛想」は具体的な動作であり、「愛嬌」はその人の持つ印象や雰囲気ということ。昔は「男は度胸、女は愛嬌」と言ったが、ジェンダーのこのご時世なら、逆でもいいのかな?投稿者は男も女も、愛想が悪い人は苦手。
愛別離苦(あいべつりく) = 親・兄弟・妻子など愛する者と生別・死別する苦しみ。八苦の一つ。
隘路(あいろ) = 狭い通路、狭くて通りにくい路。転じて支障となるもの、障害、難点。
アウトロー = 日本では無法者、乱暴者と訳される。投/ロー(law)は法律なので、無法者は出題ヒントのように「法律なんてくそくらえ」になる。余談ですが「破天荒」はならず者のように使われるが、「今まで誰もなしえなかったことをする」ことで、本来は良い意味で使う。
阿吽(あうん) = ①最初と最後。密教では「阿」を万物の根源、「吽」を一切が帰着する智徳とする。「阿吽の呼吸」、共に一つの事をする時などの相互の微妙な調子や気持。特に、それが一致することにいう。②寺院山門の仁王や狛犬(こまいぬ)の相。一方は口を開き、他方は口を閉じる。
青息吐息(-・といき) = 嘆息する時や弱った時に出すため息。投/「青息」の青が付く理由が2つあり、①精神的や肉体的に苦しい状況に陥った時に、心身ともに青ざめた状態で出てくるため息の意味合い。②大きなため息をつく「大息(おおいき)」が転訛した説。「桃色吐息」の歌が流行ったせいで、「青色吐息」の間違いが増えたそうだ。青色申告の時は、”青色吐息”かも。上に立つ者、税金を払えよ!それと元国税庁長官の佐川さんはどうしているのでしょう?
仰げば尊し = 林修情報/作者不詳とされていたが、2011年、米国で原曲とみられる楽譜が見つかった。日本の詩は、1884(M17)年、当時の国語学者3人が話し合って決めた。現在では難しい詩で、意味は? ・仰げば = 〇正解「師(先生など)と仰ぐ」、今風に言えばリスペクト。 ・いととし  ×愛(いと)おしい  「いと/とし」2つに分けて、いと=とても  とし(疾=早いこと) = 〇正解「とても早かったな」の意。 ・今こそわかれめ  ×分かれ目(別れる時)。 「こそ~め」は係り結び、「め」は元々「む」で意思の助動詞。 = 〇正解「別れよう」。笑い言葉 < 投/♪わが師の恩~ 替え歌「和菓子の餡(あん)」 とんだ菓子(歌詞)違い。レミオロメンの「3月9日」は卒業ソングの定番だが、元々は幼馴染の結婚式の披露宴で歌うために作った曲。結婚式が、たまたま3月9日だった。
青条揚羽(あおすじ・あげは) = アゲハチョウ科、7~8cm。翅は黒色で、淡青緑色の広い帯が中央を貫く、南日本に生息。
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青田買い = 優秀な人材確保のために早期内定すること。投/「青田刈り」と勘違いされる。
青天井 = 青空は果てしなく高いことから、物の値段や数値が無制限に上がること。天井知らず。「このところ株価は-」。投/長年人生を費やしてきたが、「平家物語・驕る平家は久しからず」の例えのように、人物・企業・世の流れは長く保つことができないことを知った。青天井とは一時的なもので、奢る政治家・企業人・芸人は心することと、天井桟敷の投稿者はこの時とばかり吠える。
青菜に塩(あおな・-) = 塩をふりかけられた青菜のように、元気なくしおれる様。
アカウント = account。①勘定書、勘定口座。②取引先、得意先、広告主。③コンピューターやネットワーク上の利用するための権利、または利用に必要なID番号。投/アカウントがなかったり忘れたら、生きられない?時代になってしまった。元々は銀行口座のこと。人生、何が辛いかといえば、アカウントの失念や書いたメモを紛失すること。でもPCが覚えてくれていて、クリックすればいいものは助かる。
赤子泣いても(親は死ぬとも)蓋取るな(あかご・ふた) = 竈(かまど)で上手に飯を炊く工夫で、「始めちょろちょろ(とろ火)・中ぱっぱ(火を強く)・赤子泣くとも蓋取るな」。投/2つの説、①ご飯炊きのセオリーは何事にも動じない。②赤子が泣いても(親が死んでも)、“蒸らし”の時間は蓋を開けない。投稿者は以前から、「喩え」が適切ではないと考える。赤子が大泣きすればあやすのに大変で、そもそも蓋を開けない。そこで、「幼子(おさなご)が腹空(す)かせても蓋取るな」に変えたい。子供がお腹を空かせても、ご飯を美味しく食べるためにもう少し我慢させる意。
(あかつき) = ①夜明け、明け方。「春眠暁を覚えず」=春の夜は寝心地がよいので、夜明けになってもなかなか目が覚めない。②ある事柄が実現したその時。
アカデミック・ハラスメント = 研究・教育の場において優位な力関係のもとで教育・指導の適正な範囲を超えて精神的・身体的苦痛を与え教育環境を悪化させる行為と定義される。人格権侵害。パワーハラスメントの一類型。略称アカハラ。
赤銅鈴之介(あかどう・-) = 北辰(ほくしん)一刀流・千葉周作道場の少年剣士、金野鈴之助の活躍を描く。父親の形見である赤い胴(防具)を着けることから、「赤胴鈴之助」と言われる。雑誌・コミック・ラジオ・TVアニメに展開される。投/主題歌は、今でもまあまあ歌える。当時は、ヒーローものが多かった。投稿者は「正義」を持って生きてきたつもりだが、いつの間にか失してしまっていた。試しに自宅で介護中の90代の母親に聴かせたら、半世紀以上前の歌でも忘れておらず、驚いたことに突然歌い出した。鈴之助の”真空斬り”は、介護施設でも有効かもしれない。
あきすとぜねこ = 昭和時代の日本で流行した恋占い、小学生の女子の間で流行した。「あ」(愛してる)・「き」(嫌い)・「す」(好き)・「と」(友達)・「ぜ」(絶交)・「ね」(熱愛中)・「こ」(恋人)に当てはめ、互いが互いをどう想っているかを占うもの。投/出題ヒントが、「ワクチン製造会社名に似ている」だった<アストラゼネカ>。
空巣狙い(あきすねらい) = 留守をねらって入りこむどろぼう。
秋の日は釣瓶落し(-・つるべ・-) = ①釣瓶を井戸に落とすように、まっすぐに早く落ちること。②転じて、秋の日の暮れやすいこと。「釣瓶」は、縄や竿の先につけて井戸の水を汲み上げる桶(おけ)。その装置。投/気象研究家は、このまま地球温暖化が進めば、日本は四季から夏と冬の「二季」になると警鐘する。今年23年の“♪短い秋・短い秋・短い秋見つけた”が将来を示す。
諦めは心の養生 = 失敗や不運だったことをくよくよと考えるよりは、きっぱりと諦めたほうが精神の健康にはよいということ。
アクトレス = actress・女優。俳優は男性が先駆し、女性が珍しかったので女優の言葉が使われた。対の意味から、後に男優の言葉が生まれた。投/しかし現在はジェンダー問題により、メディアでは女優・男優は使わず、男性俳優・女性俳優に移行している。
明智光秀 = 秀吉・信長・家康は、どういうイントネーションで発しますか?三英傑も形無し?最近の大河ドラマや時代劇は、俳優が武将名を若者言葉の平板読みするので興覚め。
曙+つとめて(あけぼの) = 清少納言・「枕草子」。どちらも朝だが「あけぼの」は夜明け頃を指すのに対し、「つとめて」は夜明けからまもない早朝を意味する。投/朝起きるのが苦手な方が多い。努めて(つとめて=努力して、できるだか)頑張ろう、ただダジャレを言いたかっただけ。
顎足付き(あごあし・-) = 元は旅公演をする芸人が使った語。賃金とともに、食費・交通費も支払われること。投/芸能人やTV界など業界用語化している。さらに「顎足枕」と言えば、枕=宿泊代も含む。ここまでは当然の報酬や契約でも、今や芸能界に留まらずドラマ業界に及ぶ悪弊が広がる。それはTVドラマの制作費が減らされていることから、ドラマ中の人物が宿泊する設定にして実在する有名老舗旅館や一流ホテルの全景・ロビーを映すシーンを挿入する。その代わりに出演者・スタッフの顎足枕を、旅館やホテル側に負担させるもの。
阿漕(あこぎ) = あつかましい様、ひどく扱う様。笑い言葉 < アコースティック・ギター(acoustic guitar)の略語はアコギ。エレキギターに対して、音を電気的に増幅しない普通のギター。
麻布十番 = 「麻布」は、昔この一帯で麻を多く植えて布を織っていたことに由来。江戸初期には、麻布の原と呼ばれた。NHK番組「日本人のおなまえ」情報/「十番」の由来は、17世紀後半の江戸時代、現在の麻布十番の東側の古川(首都高:都心環状線・芝公園ICなどの橋架下)の河川拡幅工事が進められた。工区を、現在の第一京浜辺りを1番とし西へ10番まで付けられた。工事終了とともに名称は失せたが、10番の辺りは船の荷揚場所として最後まで残り、そのまま受け継がれた。投/麻布十番の街はフランス語がお似合い?「アザブジュバン⤴ ナガジュバン(長襦袢)⤴」というギャグがあった。
朝ぼらけ = 朝がほんのりと明けてくる頃。あけぼの。
浅蜊(食品偽装事件)(あさり) = 投/熊本県産の浅蜊のほとんどが、中国や韓国産だった問題。投稿者はニセモノ食品の実態投稿を行っており、実際は「過去から」「全国的」な偽装が続いてきた。ひと昔前は、北朝鮮からも多数来ていた。浅蜊の他にも牛肉なども、飼育期間が長いほうを国名・産地名にできる法律が問題。元を質せば、消費者庁の姿勢やルール作りが、消費者ではなく業者寄りになっていることが元凶。潮干狩りには、仕入れた浅蜊を直前に海岸に撒く手法がある。
(あし) = 「よし」とも言うのは、悪し(あし)に通じることから反対の言葉を使う。烏賊(いか)を「アタリメ」と言うも、スルメの擦(す)るでは縁起が悪いから。
アジト = agitating point。①労働争議や政治的ストライキなどを、ひそかに指導する煽動指令部。②地下運動家などの隠れ家。投/半世紀あまりで、使う対象が徐々に変わった。昔は暴力団、次に学生運動から波及した過激派組織、そして現在はオレオレ詐欺集団の拠点。
アジェンダ = agenda、予定表。議事日程、行動計画。2014年に消滅したみんなの党は、かつて選挙公約や政策課題のことを「アジェンダ」と呼んだ。民主党は「マニフェスト」と言った。
明日(あす) = 「あした」は話し言葉・容易型で、「あす」は少し改まった言い方。常用漢字の「明日」は、「あす」と読むことになっている。投/坂本九の「明日があるさ」は、“あした”。他者・別詩の歌い出しは「♪あしたがあるさ、あすがある~」、TV番組のステージではこちらの歌詞が多い。サイモン&ガーファンクル「明日に架ける橋」、映画「明日に向かって撃て!」は、ともに“あす”。「浜辺の歌」♪あした浜辺をさまよえば~明日ではなく「朝」のこと。ついでに2番の「ゆうべ浜辺を~」ゆうべは前日の晩ではなく、夕方のこと。
アスベスト = Asbesto・アスベスト。いしわた、せきめん。絹糸のように光り、綿のように柔らかで、しかも強靱。熱・電気の不良導体で、保温・耐火材料として用いられたが、石綿の吸入は中皮腫・肺癌の発生率と深く関連し、製造・使用などが禁止された。投/アスベストを吸い込んだ全国の建設労働者や遺族が提訴した「建設アスベスト訴訟」で最高裁は2021年、国と建材メーカーの責任を認める判決をした。政治の責任として、補償基金制度が創設された。しかし、せっかくの制度も政府の腰が引けたPR不足で、対象者の1/5しか申請していない。
東夷(あずま・えびす) = 京都の人が、東国の人、特に東国の武士の無骨さをあざけっていう語。
汗知らず(天花粉) = 汗を吸収させ乾燥させるために用いる微粉末の散布薬。天花粉(てんかふん)、ベビーパウダー・シッカロールなど。投/何十年ぶりに聞いた言葉で、子供の頃に使っていた記憶が蘇えった。指先で袋を摘まむと、くすぐったい感触も思い出した。箱に「天花粉」と書いてあり、この名称は失念していた。小袋の形状は、今思えば投手がボールを投げる際に滑りを止める「ロジンバック」の感がする。
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アセスメント = assessment。①評価、査定、見積り。②環境アセスメントの略(環境影響評価)。略して「環境アセス」とも言う。大規模開発事業等による環境への影響を事前に調査することによって、予測、評価を行う手続きを指す。開発事業者が、環境保全に悪影響のない事業計画を作る手続きのこと。投/とは言え実施側のごり押しが強く、市民の意見には耳を傾けない態度が依然続いている。
アットマーク @ = 和製語・at mark、英字記号の「@」。国際的には「コマーシャルアット」が公式名称。英語では「アットサイン」や「アットシンボル」とも呼ばれる。由来は諸説あり、書写をしていた中世の修道士が手書きによる負担を軽減するため、英語で言う前置詞の「at」「to」にあたるラテン語の「ad」を略記した説が有力。1972年頃に米国プログラマーが、メールアドレスのユーザー名とドメインの区切りの記号として使用したことで、インターネットの世界に広まっていく。
(あて) = 現在も近畿地方を中心に使われている、酒を飲む際に添える食品を意味する語。おつまみ。酒に宛(あて)がうことから、できた言葉。「あて」はおつまみを総じて言うが、元々は酒が進む小皿料理を指していた。
後の祭り = (祭のすんだ後の山車(だし)の意から)時機に遅れてどうにも仕様のないこと、手遅れ。「今更言っても-だ」。美空ひばり「♪お祭りマンボ」では、家を焼かれたおじさんとヘソクリとられたおばさん・・・いくら泣いても「後の祭り」よ、で曲が終わる。

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「毎日新聞クロスワード」に出題されたワードから、ピックアップしたものです。
「気になる言葉の辞書」の説明は、広辞苑第七版と明鏡国語辞典第三版・三省堂国語
辞典第八版の解釈を主体に、その他複数の辞書・ネット検索・過去の投稿ネタ、投稿者
の感想(投/~と表記)を加え編纂しております。

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