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プーチンの卑劣さは攻撃目標に原発や病院・学校・保育園、今後は小型核兵器の使用も/少数派

2022年03月15日 | 東アジア・海外の知識
Ns170minoritytp 少数派シリーズ/東アジア・海外の知識
Part5 ヨーロッパ・中東・その他海外(ウクライナ侵攻4)
プーチンの卑劣さは攻撃目標に原発や病院・学校・保育園、今後は小型核兵器の使用も

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撮影地/スペイン

■プーチンの悪行から想起するものは安倍元首相がやりたかった核攻撃・弾圧・戦前回帰政治
戦争は残虐・卑劣なものだが、ウクライナに対するプーチンは常軌を逸している。ウクライナ・ロシア双方とも、大勢の兵士が死んでいる。巻き添えの民間人もだ。非人道的兵器として禁止されているクラスター爆弾や燃料気化爆弾(既号参照)はおろか、原発や病院(産婦人科)、学校、幼稚園・保育園なども容赦なくミサイルや戦車砲撃している。さらには、小型核兵器と生物化学兵器(サリン?)の使用もあり得るとしている。この他にもウクライナ側はコロナ重症者が手当てされずに放置され、分かっただけでも悪化して700人以上が亡くなったそうだ。コロナどころではなく、感染が相当、拡大しているだろう。
ロシア国内では、戦争反対のデモや放送局などのメディアが弾圧されて、真実が国民に伝わらない。それ以上にロシア政府は実態を隠蔽・偽情報を流し、ウクライナをネオナチとし、倒すための「聖戦」と名乗り国民を煽る。想起されることは、安倍元首相は日本もプーチン政権のような体制にしたかったのは間違いない。それは改憲、日本も核攻撃可能、戒厳令の実施、安保法の設置、メディアを弾圧して無能化させる。首相の声1つで、国民を意のままに操ることを目指した。結果は頓挫したが、国民が油断すれば今後の自民党政権は維新と結託して、こんな日本を作ろうとするだろう。投稿者は、そうした点も重ねてロシアの動向を見ている。
維新の鈴木宗男氏はかねてからロシア贔屓だが、この期に及んでも連日ブログでロシア擁護の投稿を続けている。「侵略の原因を作ったウクライナに責任がある」などプーチンの代弁者となる異常ぶりで、事実を歪曲している。維新の松井代表も、鈴木氏を擁護した。娘の鈴木貴子氏が外務省の副大臣になっていることから、どうも外務省の動きが悪い。この親子二人は、極めてバランス感覚に乏しい。副大臣の立場なら、公平・冷静に対処すべきだ。
ウクライナ東部地区の侵略をプーチンが承認したことを、「プーチン大統領は戦争を避けるため承認した」「一方的にロシアを批判する前に、民主主義、自由主義は約束を守るが基本」と

1つ気になったことは、義勇兵の存在だ。日本は70数人がウクライナへの義勇兵の立候補があり、7割が元自衛官だった。但し日本政府は、認めず。ロシアは、数万人の応募があったそうだ。国のため・(誤った~)正義感・家族を養うため・死に場所を求めてなど個々の理由がある。義勇兵・傭兵は古今東西、最も激しい最前線へ送られることだ。正規兵士の消耗(戦死)を減らすため、捨て石にされる運命。また太平洋戦争時、日本は二・二六事件の反乱軍兵士や左翼思想者など政府に都合が悪い人間は最前線へ送られた。

■ソフィア・ローレン演じる映画「ひまわり」はウクライナの広大なひまわり畑で撮影された
中央政府と国民は違うのだから、ロシア国民に暴力や罵倒・中傷はいけない。とは言っても、これだけプーチンが悪事を働いている以上、ロシア国民に深刻さを分からせるために、やむを得ないがせめて日本人はロシア人に冷たくするぐらいは必要ではないかと考える。「これだけ世界は憤っている」と深刻さを受け止めさせるアピールだ。その上で、ロシア国民に立ち上がってもらうしかない。
マイ妻の間抜けな話。突然、「ロシアに経済制裁してきた」と言うから、まともに聞いていたらこんなことだ。スーパーで紅鮭が美味しそだったが、見たらロシア産だったので買うのをやめたそうだ。もう国内に入ってきているのであまり効果はないが、日本国民の購買行動が変わればじわじわと効いてくる。経済制裁と言っても、結局は「ロシア国民」が一番痛手を追うもの。どこまでプーチンに通じるか・・・
ウクライナの国旗の青と黄色は、既号の通り「青空と小麦畑」を象徴している。黄色をイメージするものがもう1つある。往年の映画ファンなら必ず見ていると思うのが「ひまわり」、伊・仏・ソ連・米の合作映画。ソフィア・ローレンとマルチェロ・マストロヤンニが演じ、戦争(ソ連戦線)で引き裂かれた悲運の愛を描いた反戦作品。曲もヘンリー・マンシーニの物悲しいながら、いい曲だ。在ウクライナ日本国大使館のHPによると、どこまでも続く広大なひまわり畑は、首都キエフから南に500km、クリミア半島に近いへルソン州で撮影されたそうだ。投稿者も、映画のスクリーン一杯に広がる「黄色」が眼に焼き付いている。1970年の作品で、半世紀後にこんなことになるとは・・・ プーチンは見ていないだろうな。
終わりも映画(小説)の話、トルストイの長編傑作の「戦争と平和」が有名だ。高校時に、4割程度読んだところで断念しそれっきり。でも映画は、後年2作見た。オードリー・ヘップバーン主役のアメリカ・イタリア合作、3時間半。もう1作が、本場ソビエト版の6時間半に及ぶもの。調べて初めて分かったことだが、ソ連版ヒロイン・ナターシャ役のリュドミラ・サベーリエフは、「ひまわり」のマストロヤンニのソ連側の妻役で出演していたそうだ。全く気付かなかった。ウクライナの首都キエフは、美しく街自体が美術品。その街と本物の芸術品・美術品の多くの作品が、破壊の危機に面している。

Sankoub
次号/ウクライナ侵攻5・保険会社チューリッヒ「Z」ロゴの使用取り止め、ロシア侵攻軍へ賛同の誤解を避けるため
前号/ウクライナ侵攻3・プーチン柔道8段に国際柔道連盟は侵攻批判に及び腰、全柔連・山下泰裕会長も腰が引け

Ntopkeiji

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