食品のカラクリと暮らしの裏側

食品の安全・安心が総崩れ、また政治・社会の矛盾や理不尽さも増大
暮らしの裏側の酷さやまやかし、危険性・不健全さに迫る!

☆彡一本の鉛筆|美空ひばり|「一本の鉛筆があれば戦争はいやだと私は書く」戦争の過ちを伝える/曲の伝言

2024年08月01日 | 曲の伝言
■曲の伝言シリーズ
☆彡一本の鉛筆|美空ひばり|「一本の鉛筆があれば戦争はいやだと私は書く」戦争の過ちを伝える
曲の謂れ・エピソード・隠れ話をご紹介するシリーズです!

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YouTubeで曲をご紹介しております。曲によって音量のバラツキがあります。
曲前・曲後の音量にご注意下さい(後日、削除されることがあります)。

 一本の鉛筆 | 美空ひばり 

 エピソード・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

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この曲は、広島原爆と戦争を起こさない誓いを歌ったもので感慨深い。1974(S49)年、
第一回広島平和音樂祭のために松山善三監督が作詞・佐藤勝氏が作曲した。「一枚のザラ紙があれ
ば、あなたをかえしてと私は書く」の切なる願いに、ジーンとさせられた。ひばりさんは子供の頃、
横浜空襲の怖さを体験し戦争反対の声を上げていた。さすがの歌唱力に、強く伝わって来る。ここ
からウィキペディアの要約、14年後の88年、第15回の同音楽祭にも出演。当時、重病で楽屋
に運び込んだベッドで点滴を打っていた。しかし観客の前では、満面の笑みで歌い切った。その余
話を知らずにユーチューブを見たが、さすがプロで全く素振りも見せていない。翌年の89年6月
24日に死去した。関心のある方は、下記もご覧(お聴き)下さい。話は変わり、戦争の虚しさ・
残酷さを説き、著書「日本のいちばん長い日」(2度、映画化された)半藤一利氏も2021年に
亡くなった(90歳)。半藤氏のインタビュー番組をよく見ただけに、つらい。

国民が今でも原爆や空襲の苦しみに苛まれ、戦争反対を叫んでいる。しかし歴代政府は広島・
長崎記念式典、8月15日の全国戦没者追悼式にただただ出席するだけ。事務的にこなしているだ
けで、真心や反省の意が見られない。その証拠に、安倍首相(当時)は毎年、あるいは広島と長崎
の追悼文を使い回し、日時・場所を替えただけと厳しく批判された。菅首相に至っては肝心な「核
なき世界」のアピールを読み飛ばし、長崎の式典では遅刻した。岸田首相も素っ気ない。近年、広
島・長崎市長は、核兵器を持っていれば平和が保たれる「核抑止論」を否定し始めている。プーチ
ンのような狂人・ならず者が、核を持てば使用する可能性が大になる。また”核の傘”に頼り、「核
廃絶」に消極的な岸田首相を暗に批判したのだろう。政府自民党は、私達の平和への希求、2度と
戦争をしない切なる願いを踏みにじるな!

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