稚拙川柳｜内蔵助 ゲートウェイじゃ 落ち着かぬ ◇咲く桜 首相いずとも 支障なく／お笑稿シリーズ

お笑稿シリーズ／稚拙川柳
「　内蔵助　ゲートウェイじゃ　落ち着かぬ　◇　咲く桜　首相いずとも　支障なく　」
時事川柳は投稿者（投句者）によるもので、地域コミュニティＦＭラジオ
ＦＭえどがわの番組「夕暮れ恋時間」で放送されたものです。
【２０２０．３．１２（木）放送分】
ブログを移転したため、投稿日と記事の日時・状況と整合性がありません。



内蔵助（くらのすけ）　　ゲートウェイじゃ　　落ち着かぬ
３月１４日に開業する、高輪ゲートウェイ駅
泉岳寺が近くにあり、大石内蔵助をはじめとする四十七士が眠っています
１５年前に行きましたが、思った以上にこじんまりした所でした
赤穂浪士の討ち入り、切腹から３００年余り
彼らが現代を見たら、その変わりようやカタカナ言葉の乱用にビックリという句です

各々方（おのおのがた）　　新駅でござる　　いざ乗車
コロナ問題があっても、開業となれば、鉄道ファンは押し掛けるのでしょう
各々方とは、長谷川一夫が芝居や映画の忠臣蔵（ちゅうしんぐら）の
内蔵助役で使ったとされるセリフです

吉良（きら）さんは　　キラキラネームの　　さきがけか
憎まれ役の吉良上野介（こうづけのすけ）の大邸宅のごくごく一部が
両国の本所松坂町（ほんじょまつざかちょう）公園として残されています
そちらにも生きましたが、１０ｍ四方しかありませんでした

咲く桜　　首相いずとも　　支障なく
桜を見る会は大騒ぎになり、安倍首相の詭弁言い逃れにうんざりです
世間のドタバタを、桜は知ってか知らぬか、今年もまた綺麗に咲き揃うんだなという句です

息子見ぬ　　日はあってもアベ　　見ぬ日なし
息子は、仕事で夜遅く帰ってくるので、時々、顔を見ない日があります
しかし安倍首相は、テレビで嫌というほど見ます
特にＮＨＫは、“アベチャンネル”と言われ、政権寄りの報道がひどいですね

申告時（じ）　　今でも佐川　　思い出す
確定申告の頃になると、今でも佐川・元国税庁長官の顔を思い出します
真面目に税金を納め、少しの額でも還付金を受け取るために仕分けする
そんな庶民のことなぞ、ご存じないのでしょうね

＊川柳に対し、投句者のコメントもパーソナリティによって
紹介されるので、その概要を掲載しております。

投句者はリスナー仲間３人で、この記事はブログ投稿者がまとめたものです。
［紫］　＝　紫の敷布団 （投稿者本人）　　　［た］　＝　たぬきつねそば （友人）
［ミ］　＝　横浜さんまーめん大好きミサちゃん （友人・女性）

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