満月と黒猫日記

わたくし黒猫ブランカのデカダン酔いしれた暮らしぶりのレポートです。白い壁に「墜天使」って書いたり書かなかったり。

右脇腹が痛いのです

2007-01-22 23:54:48 | 雑記

皆様ごきげんよう。右脇腹が痛い黒猫でございます。何だ。何だこれ。筋肉痛的な痛みだけど・・・何だろ。心当たりない。三駅分歩いたということしか。

たまにそんなお馬鹿なことをしてしまいます。うう、痛い。何でだろ。足は全然平気なんですが・・・片側に荷物を下げるとやはりバランスが崩れて色々負担のかかりかたが違うんでしょうか。

そんなわけで、今日は試写会だったので、感想を書きたいとは思うんですがちょっと脇腹を休めたいので、エウレカセブンも一話ぶんだけ見て早めに寝ようとおもいます(でも見るんか)。

疲れているとろくな考えが浮かびません。
今日も帰途は
ああ疲れたお風呂入りたい→どうせなら温泉行きたいけど即入るのは無理だから温泉のもとでいいや→何がいいかな→ツム○日本の名湯登別カルルスがいい→登別カルルスってカタカナで書くと昆虫の学名みたいじゃね?ノボリベ=ツカルルス、南アフリカ原産のカブトムシ。みたいな。
とか考えて終わりました。

・・・ろくなもんじゃねえ(長渕剛か)。

すみません、いつもに増してろくなことが書けそうにないので、今日はもう寝ます・・・。おやすみなさいませ。
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大きくなって・・・

2007-01-22 02:19:55 | ゲーム

皆様ごきげんよう。戯れに新聞に載っていたセンター試験世界史Bをやってみたら69点だった黒猫でございます。大学行けないよコレと思うべきか、忘却の彼方にある世界史をそれなりによく覚えていたと思うべきか。あと国語と英語くらいならやってみてもいいかなあ・・・落ち込むことになりそうですが(笑)。

ところで今日図書館に行ったら、たまに話しかけてくる(司書の)おばさんに「貴女お仕事されているの?」と訊かれ、「え、ええハイ」と答えたら「まあそうなの・・・すっかり大きくなって・・・」と言われました。

確かにこのおばさんとも長い付き合いだとは思うんですが、わたしはこの図書館を利用し始めた時既に大学生で、その時点で既に大きくなりきっていたんですが・・・ちょっと前には学生?とも訊かれたな。
そろそろアンチエイジング対策で美顔器を購入すべきか否かとか真剣に考えるようなお年頃の黒猫なんですが、この質問にはどう反応すればいいですか。
何年も会ってない親戚のおばさんにさえ間違ってももう「大きくなって」とは言われないお年頃ですよ。

なんだろう、誰かと勘違いしているんでしょうか。
あっ、それとも「(横に)大きくなって」という意味か!?・・・イヤでも学生の頃よりは今のほうがまだましなんですが。
ああもう、考えれば考えるほどわからない。



ところで今日は幻水5を結構進めましたー。久しぶりすぎて色々忘れています。

以下ネタバレ的要素が入るので、イヤな方はここまでにしておいて下さい。






ええと、竜馬騎士団の美中年団長(笑)クレイヴさんが、何故かこちらに手を貸してくれないので原因を探って来い、みたいなところからやりました。
騎士団に先駆けて仲間になっていた赤青騎士の言葉に従ってホイホイ進めていくと、騎士と竜馬の見習いが暮らすゴルディアスというところが怪しい、と。
女人禁制のその村で、何を思ったか青騎士女装。度肝を抜かれました。・・・アレ、この人青騎士じゃなくてナルシー?今までの赤騎士とは違う、相棒に対しては何故か冷静な赤騎士の「よくやるぜ」とかいう台詞に笑いました。

そんで竜馬の巣に降りてみたら卵が危ない!という事態に陥り、そこで颯爽とゲオルグ登場。タイミングが良すぎて笑いました。何なのアンタインド映画スター?生憎うちは殿下がラジニだからさあ、あんまり目立たないでくれる?(笑)
そんなこんなで竜馬騎士団は仲間になったのですが、その時何故か「ゲオルグが仲間になった!」とのダイアログが。アンタ今まで仲間じゃなかったんだ・・・!?その事実に超びっくりです。するってぇと何かい、仲間じゃない人のために部屋を用意してあげてたんだ・・・使いもしないのに。それを考えると今となってはサイアリーズ部屋もmottainaiですね!世界に広めようmottainai!むしろカイルにあげようよ、部屋くらい。最初からいるんだから(笑)。

そして本拠地の撤退→奪還を終え、次もどこかを追撃しようと言われたんですが、選択を保留して各地をうろつきまわっています。

で。

ジーンさんが目安箱に「あの時の遺跡、覚えているかしら・・・もう一度行ってみない?」とか何か思わせぶりなデートのお誘いみたいな手紙をくれていたので(笑)、大穴の奥の遺跡に行ってみたんですが・・・。
そこでエレシュというジーンさんの知り合いらしい人に会って、遺跡の一番下まで付き合って、と言われたので付き合いました。・・・でもさ、あんなにも地下深いなんて聞いてないよ。何これ大江戸線?何度途中ですり抜けちゃおうと思ったことか・・・。持ち物もいっぱいになっちゃうし、魔法は尽きてくるしでかなり大変でした。一連のイベントが終わって遺跡を出た時、主人公のLVが9も上がっていたんですが。・・・なんか「アークザラッド」の地下50階まで延々と続くダンジョンを思い出したよ。アレは地獄だった。セーブポイントもないんだもの。一日プレイするつもりじゃなきゃできなかったですよアレ。

ともあれ、やっと戻ってきてセーブできたので、こうして日記を書いている次第であります。やれやれ、こんなに遅くなるはずでは・・・もう寝なきゃ。
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『瞳の中の大河』

2007-01-21 15:39:09 | 

皆様ごきげんよう。黒猫でございます。

今日は小説の感想を。

『瞳の中の大河』(沢村凛著、新潮社)

国土の八割強が山河を占めるとある国。
険しい山中の寒村で育った少年アマヨク・テミズは、軍学校を終え、少尉として最初の任務に就こうとしていた。育ちは田舎の寒村だが、亡くなったアマヨクの母はとある大貴族の庶子で、身分の高い生まれだった。母は貴族の暮らしを捨て、己の家に仕える庭師とともに駆け落ちしたのだ。
母の異母兄であり、国を護る南域将軍でもあるファダティザフに目をかけられ、軍学校に入れてもらったアマヨクは、この伯父に強い恩義を感じており、伯父の望むような立派な強い軍人となり、国の平和のために全てを捧げようと決意する。

さて、国王を戴いてはいるものの、政のほぼ全てを有力貴族が好き勝手に行うようになって久しいこの国では、各地で野賊と呼ばれる勢力の反乱が起こっていた。その中でも大きな勢力である六人は六野賊と呼ばれていたが、アマヨクは最初の任務でその中でも一番曲者とされるオーマの一党と遭遇する。捕らえられ、殺されかけたアマヨクだったが、オーマ一党の女幹部カーミラに命を救われる。
美しい理想を掲げるアマヨクにとって、野賊たちのやり方は野蛮で間違ったものではあったが、それでも国を正すために筋の通ったところもあり、一概に排斥していいものではないと思われた。
そんな折、カーミラが捕らえられたとの報を受け、捕らえているという貴族の館に会いに行ったアマヨクは、カーミラが予想以上に酷い扱いを受けているのを見て、ショックを受ける。

貴族は堕落している。野賊が跋扈しているというのに、軍内部も賄賂が横行し、兵士たちの士気は低い。国の未来を憂うアマヨクは、自分の信じる正しいやり方で、ひたすら国のためを思い、目をかけてくれた伯父に恥じぬよう、野賊討伐に邁進するが・・・?

というようなお話。


1999年の日本ファンタジーノベル大賞で優秀賞を受賞された作家さんだそうですが、わたしは今まで未読で、今回の作品で初めて知りました。

主人公アマヨクの人生を辿る一代記です。すごく読み応えがあり面白かったです。
特に暑くもない本なんですが、この尺の中に主人公の人生を凝縮しているというのがまずすごい。
主人公アマヨクは複雑な生まれに伴う周囲の風当たりにも関わらず、ひたすら伯父を尊敬し、周囲からしたら痛いくらいの強い意志で理想を掲げて邁進します。最初は本当に風当たりが強く、部下からも上司からもきつく当たられるんですが、次第に周囲に受け入れられ、慕われるようになります。ですが貴族や軍の腐敗ぶりも著しく、その辺の描写も容赦ないので、やや大人向きかも。
アマヨクのと野賊の女、カーミラとの関係もひとつの大きな柱です。数えるほどしかない短い邂逅の間に、惹かれあうふたり。ロマンスとかいう生易しいものではありません。
さらにアマヨクと実父の関係。庭師というより植物学者であるアマヨクの父は、自分とかけ離れた世界に行ってしまったアマヨクがたまに帰郷してもろくに目を合わせることもできません。そのくせ最後の最後では・・・泣けますよ。
あと敵方であるオーマがどこか飄々としていて好きでした。年とっても一人称が「僕」なところとか、何か可愛かったです。

主人公アマヨクの、慕われてはいてもどこか孤独な英雄ぶりに、銀河英雄伝説を思い出しました(笑)。

これ、某掲示板でおすすめされていたのを覚えていて読んだんですが、見事に当たりで嬉しかったです。インターネットって素晴らしい。
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有限実行のひとになりたい

2007-01-21 03:36:45 | 雑記

皆様ごきげんよう。食べ過ぎたからがっつり運動する、とか何とか言っておきながら、昼過ぎに起きてうっかりネットに繋いでyoutubeでエウレカセブンを見まくっていたら時間を忘れて7時過ぎていた黒猫でございますよ。だってエウレカ可愛いんだもん・・・!

エウレカ、前youtubeで探した時は全然見つからず、結局GyaOの無料放送で観られなかった分はレンタルしたんですが、今になって探してみたら普通に見つかった・・・(笑)。他のものにも共通しますが、検索語をアルファベットにすると結構引っかかりますね。エウレカなら「eureka seven episode ○←該当する話数」で検索したら見つかりました。今日だけでどんだけ見れば気が済むのかというくらい見ましたが今現在も観ています(笑)。
この調子じゃまだ当分ハマっていそうです。皆様にも是非観ていただきたいですが、youtubeのものでも著作権者がはっきりしているものはリンクを貼っていいものか微妙な気がするので、ご興味を持たれた方はyoutube内で上記の方法で検索してみてください。

エウレカに後ろ髪を引かれつつも、ちゃんとジムにも行きましたよ、滑り込みですが。なんか寒かったし行きたくなくてグズグズしていたんですが、昨日の暴食を思うとこんなところでのうのうとしてる場合じゃないよと思い、ついでにジャンプも買わなきゃいけないので行ってきました(目的そっち?)。

ジャンプ、やっぱり今年はエロス路線強化なのでしょうか。どう見てもそうとしか思えない。いいのかなあ、少年誌なのに。イヤ買ってるわたしからして少年じゃないですが。とりあえず「ラルΩグラド」のカゲの女王様は毎回口から色々垂らし過ぎだと思います。
全体的にエロス路線に走る中、孤高を保って(というほどすべてがエロスでもないですが)少年誌してる「アイシールド21」。面白くなってきました。進さん意外とよく喋るな(笑)。

明日も頑張ってジムに行きます。あっ、その前に図書館に本を・・・ああん今回全然読み終われなかった・・・!でも読み終えた本でとても面白いのがあったので、このあとレビューしますね!いやあ久々に当たりだったな。


以下私信になります。

・a様
「アントニオ猪木酒場」情報ありがとうございました。参照リンクを拝見させて頂きましたが、ますます興味が沸きましたよ・・・!しかしこれは相当お腹を空かせて行ったほうがよさそうですね。待ち合わせ時間をちょっと遅くして、運動して行くべきでしょうか(笑)。
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腹が破けそうです

2007-01-20 01:56:45 | 雑記

皆様ごきげんよう。yahooの迷惑メールボックスをチェックしていて、「ランジェリー伝説」が「ラジニ伝説」に見えて危うく開いてしまいそうになった黒猫でございますよ。危ない危ない、引っかかるところだったぜ・・・。ま、こんな引っかかり方をするのはわたしくらいのものでしょうが。



今日は成人の日以来久々にお酒を飲みました。今日という日まで10日以上一滴も飲んでなかったの。すごくね?(すごくないというか一般的にはごく普通です)

本当は年末の飲み会の帰りに見かけた「アントニオ猪木酒場」に行く予定だったんですが、今日になって一緒に飲む予定の人のひとりが急遽来られなくなってしまったため、今回は見送りとなりました。残念。・・・気になるなあ、猪木酒場。やっぱ「いらっしゃいませボンバイエ!」とか言うんだろうか。帰るときはお店のスタッフから「迷わず行けよ。行けばわかるさ」とか言われるんでしょうか。モロ駅前なんですが。
次回こそは行って確かめてみたいものです。

そんなわけで急遽タイ風居酒屋に行ったんですが、ひとりが辛いものが苦手ということで、出てきた料理の大半をわたしが二人前食べてしまいました。今現在腹が破けそうです。・・・だってだって、あんなに素敵に辛いものを残すなんてできなかったんだもの。
久しぶりだったので飲みすぎないように注意しようとは思っていましたが、これほどまでに食べ過ぎるとは一体誰が予想したでしょう。ホント苦しい・・・。自分の食欲もコントロールできないあたり、この間TVで見た馬鹿犬のようです。うう。
ま、おかげで液体の入る余地も少なくなり、飲み過ぎずに済みましたが。

こりゃあ週末は必死で運動しないとヤバいですよ。


ところで先ほどものすごく久しぶりにヤフオクに入札しました。もうパスワードなんか忘れていて、過去問い合わせたメールを一生懸命探しました。見つかってよかった。
某CDのDVDつき初回限定盤、競り落とせるといいんですが。でもあと5日くらいあるよ・・・はらはら。
ところでこの数ヶ月、ヤフオクはずっと「参加無料キャンペーン」をやっていますが大丈夫なんでしょうか。色々詐欺なんか問題になっているようですが。ま、入札オンリーのわたしからしたら、いちいちyahooプレミアム会員料金を取られるのは痛いから歓迎ですが。いくら以上つけると正札より高くなってしまうのか、ちゃんと計算しなければ。でももう限定盤は店舗にはないみたいだしなあ・・・。悩みどころです。


以下私信になります。

・Kさん
ひとことありがとうございます。ゲドクイまとめ読みとはなかなか痒いことを・・・(笑)すみません、そういう方がいらっしゃる可能性を考慮せずに書き散らしたので、かなり痒いかもしれません。スキンローションでもご用意下さい(笑)。素敵なサムシングはずっと更新していないのですが、楽しんで頂けて幸いです。多分皆様に自慢できるサムシングがもう少しあるかと思います。探してみまーす。

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スノウ状態

2007-01-19 00:43:11 | 雑記

皆様ごきげんよう。
マッサージに行ってうっかり「右肩が痛い」と言ったら右肩をものすごい執拗に揉まれて尚更痛いような気がしている黒猫でございますよ。いいのかコレ。
このマッサージ屋さん、店長?みたいな一番偉い人が必ず最後数分は揉んでくれるんですが、この人の忙しさ次第でマッサージされる時間にも波があります。すごいすぐ終わっちゃう時もあれば、もういいですからというぐらい執拗に揉まれる時も。通いにくいところにあるので、行くの結構面倒なんですが、何となくズルズル通っています。

そして今日は久々にプールに行って泳いだんですが、今そのツケが回ってきています。肩が・・・腕が・・・こりゃあ明日はスノウ状態決定ですよ。・・・あら。「スノウ状態」って何気に良くない?新しいバッドステータスとしてどうでしょう。スノウ状態になっちゃったキャラクターは数ターン腕が動かなくて攻撃できないばかりか、時折勝手に逃げ出してしまうというイヤなバッドステータス。・・・うーん、本気で嫌だなそれ。大将がスノウ状態になったりしたらもう十二小隊どころか全米が泣くよ(なんで)。

ああ、この調子で明日起きられるんだろうか。甚だ不安です。へろへろ。でも今ならぐっすり眠れそうな気がします。

明日でやっと週末か!ついこの間までお正月休みでニート状態だったのに。もう半月以上過ぎてしまったんですねえ。時の流れは早過ぎて、うまくついていけません
・・・。

なんかマッサージの先生が週末は雪が降るらしいとか言ってましたが本当でしょうか。そうなったらわたしはきっと一歩も外に出られません。うう。
この冬のうちに上野動物園へ冬眠している熊を見に行きたいんですが、このままでは自分が冬眠しそうですよ。
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更新しました(ゲドクイ)

2007-01-18 00:20:52 | サイト関係

皆様ごきげんよう。いかがお過ごしでしょうか。久々のエアロビクス参加でもうギブごめん帰ると思ったけど頑張りぬいた黒猫ですよ。自分グッジョブ!かなり間違ってたけどな!

1月も半ばを過ぎてしまいましたが、ようやく07年初のSS更新となりました。遅くなりまして申し訳ありませんでした。
だってほら、色々忙しかったんですよ、幻水5とか読書とか幻水5とか映画とか。・・・幻水5を2回も言ったのはわざとです(笑)。まあ、その割に全然進んでいないわけですが。プレイ進行の遅さにはちょっと自信があります(何の自慢にもならん)。

ええと、今回更新のSSですが。モノはゲドクイで「消えた髪飾り」です。ゲドクイに分類してしまいましたが、主役はクリスかも。ごめんなさいよ。
当サイトにおける勘違いの女王・クリスと一緒に、語られなかった部分も色々察してやって下さい。最近皆様の想像力で補ってもらうものばかり書いている気がします。でも皆様ならそれができるって、あたし信じてる!ひとつよろしくどうぞ。

今回変な書き方をしてしまい、中盤からオチに当たる部分を先に書いたので、最初が決まらなくて大変でした。そのせいかやたら直す羽目になり、なかなか出せなかったのです。今後は変な書き方は避けよう・・・。

姐さんの髪飾りですが、設定集を見るとわたしには組紐に見えるんですがそれでよかったんでしょうか?羽根かなと思っていたんですが、どうも違うようで。それとも何か全然別のもの・・・?揺れてるから軽いものかとは思うんですが・・・何かご存知の方はご一報下さい。


ああもう駄目。今日は早々に寝ようと思います。お休みなさいませー。
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『幸せのちから』

2007-01-17 00:37:13 | 映画

皆様ごきげんよう。今日も眠さMAX、黒猫でございますよ。ああん。

今日も試写会に行って参りました。最近多すぎね?まったくなあ。

本日の作品は『幸せのちから』

サンフランシスコで骨密度を測る医療器具のセールスマンをしているクリス・ガードナー(ウィル・スミス)。しかし医療器具は思うように売れず、家賃や息子クリストファー(ジェイデン・クリストファー・サイア・スミス)の保育所代、税金など、滞納が溜まるばかり。妻のリンダ(タンディ・ニュートン)も限界を超えるほど働いてはいるが、一向に改善しない経済状況にうんざりしていた。

そんなある時、クリスはセールスの途中に大手の証券会社の前を通りかかる。そこから出てくる人は皆幸せそうに微笑み、小奇麗な服を着て、経済的な不安など持っていそうにもなかった。証券会社の前に立派な赤い自動車を停めた社員らしき男を呼びとめ、成功するコツを訊ねると、「数字と人に強いこと」と答えられる。高校までしか出てはいないが、クリスはそれなら自信があった。

証券会社の人事課を訪ね、クリスは持ち前のセールストークで担当と親しくなり、自分を印象づけることに成功、研修生の資格を得る。しかし大きな問題があった。研修生は6ヵ月死に物狂いで証券マンとしての知識を学ぶが、その間無給であり、しかも最終的に正社員として採用されるのは20名からいるライバルの中からただひとりなのだ。

医療機器セールスに限界を感じていたクリスは研修生になることを選ぶが、家賃も税金も払えない状況に疲れ果てた妻リンダは出て行ってしまう。当初は息子クリストファーも連れて行かれたが、彼だけは取り戻すクリス。研修生としての日々を送るうち、アパートを追い出され、ゲストハウスも追い出され、ついに泊まるところもなくなって、全財産は21ドルという状況に陥るが・・・?



というようなお話。
実話に基づいた話だそうです。
タイトルからして「幸せの」となっているので、まあ不幸になることはなかろうと思って観に行ったんですが、最初から不幸だった(笑)。
・・・うーん、セールスマンという仕事は歩合制だから、収入が安定しないイメージがあるんですが、モノがさらに客足を遠ざけています。骨密度測る機械はそうそう売れないだろ。個人ではなく医療関係にセールスをかけているんですが、舞台が1981年ということもあり、それほど健康ブームでもないようで。・・・売れないよなぁそりゃ。この初期ジョブがまずかったよ。でも主人公は全財産をはたいて何十台も購入してしまっているので、売らなきゃならないようでした。

一生懸命なのはわかるんだけど、すべてが空回りな感じで、初期からあまりいい状態じゃないのが更に一層悪くなっていきます。それでも「息子だけは俺が育てる」と、住むところがなくなっても一緒に連れ歩く姿にちょっと涙。ちなみに子役の子はウィル・スミスの実子だそうです。すごく可愛かったですよ。

いわゆる成功譚なんですが、成功したあとの描写はほとんどありません。成功するまでを描きたかったんでしょう。本当にシビアな条件下で、すごいストレスとプレッシャーを感じながらも努力して掴み取った成功を噛み締めるウィル・スミスの演技がとてもよかったです。アメリカ人って何となく「イエーーーーーーース!」とか叫んで跳ね回るような喜び方をしそうですが、言葉に出来ない嬉しさを噛み締める地味な喜び方がすごくよかったです。

どちらかというと地味な映画ですが、頑張るっていいことだな、と思わせてくれるようないい作品でした。骨密度計測器のセールスはごめんだけどね!(笑)

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『容疑者Xの献身』

2007-01-16 00:42:13 | 

皆様ごきげんよう。眠さMAX、黒猫でございます。

えー、今日は本題に入る前に、ここ数日、朝晩一生懸命納豆を食べている方々にひとこと申しあげたいと思います。
納豆のパックを開ける前に、ご自宅の食料棚を確認して下さい。

粉寒天は食べ終わっていますか。

終わっていないならまずそれから消費して下さい。話はそれからです。以上。

・・・すいません、今の、主にうちの母に向けて言いました(笑)。

まったくなあ、情報番組ってやつは。大衆は惑わされすぎですよ!多分そろそろ納豆食べ過ぎてお腹を壊す人とか出てくると思いますよ。何事も過ぎたるは及ばざるが如しですよ。自己責任で試されるがよろしかろう。

ちなみに万が一この手の情報番組でマンゴーと赤ワインの美容効果やら痩身効果が証明され、争奪戦になるという由々しい事態が出来した場合、誰が相手でもわたしは戦います。ごめんなさいね。そんなポっと出のにわか愛好者に譲ったりする気はなくってよ。「さがれ下郎!」くらい平気で言い放つかと思われます(笑)・・・そんな日が来ませんように。もしもそんな日が来てしまったら、皆様、わたしの活動範囲内は避けて通ったほうがいいですよ(笑)。




さて。今日は久しぶりに小説の感想を。
元旦に20ページばかり読んで放っておいた『容疑者Xの献身』(東野圭吾著、文藝春秋)です。

中年の数学教師、石神は、アパートの隣の部屋に越してきた花岡靖子に密かに想いを寄せている。靖子は弁当屋で働き、中学生の娘・美里を女手ひとつで育てているが、どうやら別れた亭主に未だに煩わされているらしい。このアパートへ越してきたのも、放蕩者の別れた亭主から逃れるためだった。
そんなある日、石神は隣室で激しく言い争う音を聞く。大丈夫かと訪ねてみると、靖子と美里は別れた亭主の死体を前に呆然としていた・・・。
石神は徹底的にふたりを庇うことを決意、死体の処分を引き受けたうえ、二人に指示して犯行の形跡を消し、偽のアリバイや証拠を用意してやり、ふたりに嫌疑がかからぬように警察の目を惑わせるが・・・?

というようなお話。

今ちょっと別口でSFを読んでいて、そっちは読むのに非常に時間がかかっているのに、こっちはものの数時間で読めました。うん、登場人物も少ないし、設定が現代日本なので何も予備知識もいらないし、すらっと読めました(笑)。

真犯人を憎からず思い、庇ってやることにした主人公石神は数学教師なのですが、本当ならどこかの大学で数式を解くことだけを極めていたであろうというような10年にひとりとかの天才という設定なのです。本筋とは関係なく石神が「最近の生徒は頭の使い方が下手になってきている」とか思うたびに、何故かわたしがすいませんと思いました(すごく数学のできない生徒でした)。だってわかんないものはわかんないんだもの・・・。

犯行隠蔽にあたり、何か数式とか展開されたらもう理解できないなと思っていましたが、そんなことはなかったので文系の貴方も安心☆
それにしても常人には考えもつかないようなことを・・・。ビックリしました、その発想に。
最後のほうの石神の心境には涙。犯罪者を庇う話なので、明るいエンディングは望めないにしても、大体予想はつくにしても・・・ううーん、やるせないですね。

東野圭吾さん、まだ3冊くらいしか読んだことがないんですが、結構いつも毛色の違う話で面白いです。引き出しの多い作家さんなんですねー。


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『フリージア』

2007-01-15 02:20:10 | 映画

皆様ごきげんよう。
ACアダプタとバッテリー外して放電→再装着で直る、という現象は、何となくカセット内部をふーふーしてから再セットすると画面の乱れが直るファミコンの現象みたいだな、と思ったりしている黒猫でございます。もしかしてお若い方はわからないかもしれませんが、そんな時代もあったのですよ。ふーふー。

ええと、めでたくPCも直りましたので、さっさと金曜の映画レビューをしていきたいと思います。溜めたらもう書かずに終わってしまうかもしれないので。

金曜の映画は『フリージア』でした。松本次郎さん作の同名コミックの映画化だそうです。

近未来。戦時下にあり治安の悪くなった日本では、「敵討ち法」が適用されていた。敵討ち法とは、一定のルール下で犯罪被害者家族が加害者に対して復讐できる法律だ。被害者側・加害者側ともに三人一組で同じ銃器を使用して行われるが、加害者側が必ず本人を含まなければならないのに対し、被害者側は三人全員が敵討ち執行代理人でも可とされていた。

新人の執行代理人叶ヒロシ(玉山鉄二)は、最初の任務で冷徹なまでの仕事ぶりを見せ、周囲に注目される。実は彼は15年前、少年兵だった頃に新型の凍結爆弾に被弾し、すべての感情と痛覚を失っていたのだ。
彼の仕事ぶりに目をつけた執行代理人事務所の事務員ヒグチ(つぐみ)は、次に扱った案件で、加害者側に凄腕の警護人(被害者側に雇われて闘う人間)、幽霊(大口広司)を紹介する。そんなことをすれば執行代理人の苦戦は必至なのだが、ヒグチには叶ならば勝てるとの目算があった。そしてヒグチの読み通り、叶は重傷を負いながらも幽霊を倒す。「何故こちらが不利になるようなことをしたのか」と問う叶に、ヒグチは「次の案件で幽霊が警護人だと困るから」と答える。

実は次の案件というのは、15年前に新型凍結爆弾の実験を指示した最高責任者、岩崎(すまけい)の息子で、自らはその実験のために何も知らない戦災孤児を投下ポイントに集めたトシオ(西島秀俊)だった。
叶に負けぬほど感情の起伏を見せないヒグチもまた、15年前に新型凍結爆弾に被弾、孤児の中で唯一生き残った少女だったのだ。
ヒグチは職権を乱用してトシオへの敵討ち法が通ったような書類を捏造、凄腕の執行代理人叶をトシオと対決させようとするが・・・?

というようなお話。

短いながらも結構設定が凝っていて面白い映画でした。
玉山鉄二演じる叶が怖い。感情の起伏がないという設定なのに、銃の腕はものすごい。ロボットみたいです。玉山鉄二は『逆境ナイン』の時はとことんお馬鹿方面に突き抜けていたし(笑)、『手紙』の時は抑えた静かないい演技をしていたし、結構色んな役ができる俳優さんですねー。それにしても細ッ!横幅測ってみたい(笑)。

トシオを演じた西島秀俊も上手い俳優さんですね。後半はこの人と叶の対決がメインですが、結構すごかったです。すごかったといえば、この時の執行人側のひとり、岩鶴(嶋田久作)。そんだけかよ・・・!魔人加藤(『帝都物語』にて演じた)の名が泣きますよ。
でも一番すごかったのは叶と幽霊との対決シーン。ここが一番敵討ち・・・というか、一騎打ちっぽかったです。なんかここだけ時代モノみたいでした、まあ得物は銃とナイフですが。

ちょっとSFじみた設定のせいか、一緒に観た友達はいくつか「何であの時ああなったのか」がわからない点がいくつかあったようです。わたしはこういう脳内補完は得意なので、「多分これこれこういうことじゃないか」と答えたら納得してましたが、普段こういうの観ない方はちょっと難しい・・・のかな?
ラストも観た方の分だけ諸説ありそうな終わり方でした。

まあ、全体的に暗い映画ですが、わたしはかなり面白く観ました。原作コミックも読んでみたいな。
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