満月と黒猫日記

わたくし黒猫ブランカのデカダン酔いしれた暮らしぶりのレポートです。白い壁に「墜天使」って書いたり書かなかったり。

直りました☆

2007-01-14 21:27:12 | 雑記

皆様ごきげんよう。バッテリーを外したままジムに行き、帰ってきて再びセットしなおし試してみたところ、文字入力直りました黒猫でございます。神様ありがとう、皆様ありがとう☆

でもshiftを押しながら入力する一部の記号入力がおかしいんですが(笑)、これは自分が色々設定をいじったせいで日本語入力キーボードじゃない状態になってるような・・・ま、打てないことはないのでおいおい調べる方向で。

とりあえずちょっと幻水5やってもいい?(笑)

今週全然ゲームともご無沙汰だったんだもの・・・。
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キーボード入力ができません

2007-01-14 15:41:07 | 雑記

皆様ごきげんよう。二日もご無沙汰し「ああアイツついに逝ったか」と思わせて申しわけありません、黒猫でございます。生きてますよ、わたしは。

ただね。

ノートPCのキーボードの野郎がね・・・。

金曜の夜、試写会四連続を無事に終えたわたしは、疲れていたので「感想はまた後日」とだけでも書こうかな、と思ってPCを立ち上げました。が、途中で色んな操作を一気にやったらPCがフリーズしてしまったのです。ctrl+alt+deleteを押すも反応せず、やむを得ず電源ボタンによる強制終了としました。

なんかこのまま終えるのも心配なのでもう一度立ち上げてみたのですが、ちゃんと立ち上がりましましたがキーボード入力の一切を受け付けなくなっていたのです。
反抗期・・・?
ひえーと思いましたがその日は本当に疲れていたのでとりあえず終了、昨日は出かけていて疲れたのか、気がついたら寝ていたのでこういうことに相成ったわけですが。

じゃあこの日記はどうやって書いてるのかと申しますと、旧PCで書いてます。念力とかじゃないよ(当たり前だ)。

今日、色々調べて試してはいますが、今のところまだ復旧していません。似たような事例を探してはいるんですが、落としたとか水をこぼしたとかの物理的ダメージは一切与えていなんですよね・・・あと、キーボードの一部が入力できないのではなく、すべてができないのです。ううーん、どうなってんだ。

とりあえず今はACアダプタとバッテリを外し、放電中です。これで直るといいんだけど・・・。修理に出すとなるとすごーく面倒な気がします。うう。
昨日遅まきながら初詣に行ったので、神様にも「PC直りますように」とお願いしてきました(笑)。あ、おみくじが大吉だったよ!!わーい☆なんかすごいいいこと書いてありました。こりゃあ楽しみだ。

やっとZen(ポータブルオーディオ)が戻ってきたのに今度はPCか。悲しいです。
Zenは年末に「できてます」と電話があったんですが、昨日までずっと取りにいけずにいたのです。いやあ混んでました、○ックカメラ。修理カウンターは銀行とかの順番待ちと同じような番号札システムなんですが、20人待ちってどういうことよ。マジでビビりました。

待っている人用の席に液晶TVがあって、ずっと「スキージャンプペア」のDVDを流していたんですが、一巡全部観ちゃうほど待ちました。イヤ面白いからいいけど。アレ面白いですね!あのありえなさ、実況と解説の人の微妙なかみ合わなさ、大好き(笑)。シリーズ何作目か知りませんが、最後のジャンプがエキシビジョンということで、選手以外も参加できるということで選手の甥っ子が参加していたんですが、途中でジェットエンジン使って宇宙に飛び立ってました。「甥っ子も宇宙へ行く時代!」って何だよ(笑)。空気とかどうすんだよと。

そろそろ放電いいかな・・・。この旧PCも使えなくはないんですが、色々反応遅くてイライラするんですよ。どうか直りますように。
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『愛の流刑地』

2007-01-12 01:52:42 | 映画

皆様ごきげんよう。デスマーチ三日目、ちょいと眠気が厳しい黒猫でございます。

今週三本目、今日の映画は『愛の流刑地』でした。豊川悦司と寺島しのぶ主演。「現代を生きる、すべての大人の女性に捧げる“究極の純愛”ストーリー」だそうで。


ある男が情事の果てに女性を殺した。自ら通報してきたその男は、かつて恋愛小説でベストセラーを出し、今は半ば世間から忘れられた作家、村尾菊治(豊川悦司)。殺された女は、三人の子どもを持つ人妻だった。
「何故殺したのか」という刑事(佐藤浩一)の問いかけに対し、菊治は「彼女がそう望んだから。愛していたから」と答える。

ここ10年ほど、ろくに話が書けずにくすぶっていた菊治は、取材に訪れた京都で女性編集者魚住(浅田美代子)に入江冬香(寺島しのぶ)を紹介される。冬香はずっと菊治の大ファンだったのだという。冬香の見せた、陽の光を遮るために手をかざす仕草になんとなく魅せられた菊治は、彼女に惹かれるようになる。最初は躊躇っていた冬香も次第に心を開き、ふたりは逢瀬を重ねるようになる。初めは遠距離で、人目をはばかり僅かな時間をやりくりして逢っていたふたりだったが、冬香の夫(仲村トオル)の転勤に伴いお互いの距離が近くなる。更に溺れるように逢瀬を重ねるふたり。やがて冬香は「一番幸せな今、あたしを殺して」と口癖のように言うようになる。菊治はそれに従い、情事の最中に冬香を殺したのだ。

この事件と担当することとなった女性検事織部(長谷川京子)は、裁判の前に関係者と菊治本人から話を聞くが・・・?


というようなお話。


・・・ええとね。
わたし、トヨエツが好きなはずなんですが。何だかよくわからなくなってきました。
もらったチラシによると、原作となった渡辺淳一の同名小説は新聞連載されたもので、その当時から話題となり「朝の話題は愛ルケから」と、愛ルケ現象を巻き起こした、とか書かれていますが、わたしその現象知りません(笑)

・・・わたし、登場人物の誰にも共感できませんでした。こういうケースはきつい。最後まで「フーン・・・いやナシだろそれ」と。
人妻との禁断の関係の末に殺人を犯したという主人公の行為をとにかく美化しようとしている感じがして、どうも入っていけないのです。主人公が作家だからか、くどき文句も行動もちょっと引くくらい気障で、現代日本でやられるとどうしても無理と思ってしまいました。いくらトヨエツでもさあ・・・なんか引きましたよ。ふたりだけが盛り上がって盛り上がって、盛り上がった末こんなんなっちゃいました、みたいな。ありえないんじゃないかな。
あと長谷川京子の検事ぶりもありえないと思いました。あんなエロい格好した検事はいないだろ。逆転裁判(ゲーム)とかならともかく(笑)。

最終的に、主人公菊治はひとりだけやたら納得して終わってましたが、わたしは置いていかれたというか乗り遅れたというか、ついていけなかったです。ごめん、わたしは純粋な子どもなので大人の恋愛は全体的に無理だった(今平気で嘘ついた)。



以下私信になります。
・ひとことメルフォより K様
ひとことありがとうございました。貴重なお時間を破壊者SSなんかで費やさせてしまいすみません。ほぼ万事あの調子ですのでよ~く考えて時間を使って下さい(笑)。
『ディパーテッド』等、ブログで書いている感想はすべてわたしの私見なので、全部鵜呑みになさらないで下さいね・・・。
お暇がありましたらまた是非いらして下さいませ。
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『ディパーテッド』

2007-01-11 01:31:14 | 映画

皆様ごきげんよう。四連続試写会という名のデスマーチ二日目、完全に酒が抜けたので割と余力を残しております黒猫でございます(世間の常識人はそれが普通です)。

今日の映画は『ディパーテッド』です。香港映画『インファナル・アフェア』のハリウッドリメイク版です。

マフィアのボス、コステロ(ジャック・ニコルソン)が牛耳る街、ボストン。
幼い頃よりコステロに目をかけられて育ったコリン(マット・デイモン)は内部情報をコステロに流すために、親類は犯罪者ばかりの一族に育ったビリー(レオナルド・ディカプリオ)は自分だけはそんな人生を歩みたくないがために、それぞれ警察学校に入学し、警察官となる。
優秀なコリンは私服刑事となり、捜査を装ってコステロに情報を流すスパイとなる。一方、ビリーはその適性を買われ、表向きは警察を首になった形で内密にコステロの仕切るマフィア組織に潜入し、内部から逮捕に足る証拠を集めるためのスパイとなる。
やがて双方の組織はお互いの組織にスパイがいることを認識し、それぞれがスパイ探しを始めることになる。正体がバレたら命がない。ふたりは己の正体を隠しつつ、表向きはスパイ探しに協力し、正体を知らぬままにお互いを追い詰め合い・・・?

というようなお話。

わたしは元映画の『インファナル・アフェア』も観ていますが、ちょっと前の映画なので細かいストーリー展開はおぼろげにしか覚えていません。
大体同じだったような気がしますが、最後はかなり違ったと思います。香港版ではまさにクライマックスシーンだった、廃ビルの屋上でお互いの頭に銃を突きつけてカメラがその周りをぐるりと回って撮られたシーンがなかった・・・ここすごい良かったのにな。つうかわたしはもともとアジア大好きっ子なのでアンディ・ラウとトニー・レオンのオリジナルキャストにはときめきを覚えたのですよ(笑)。今回のハリウッド版はレオナルド・ディカプリオとマット・デイモン。・・・ ごめん特に興味ないや(笑)。

だがしかし。思わぬダークホースがいました。

マフィアのボス役、ジャック・ニコルソン。ちょ・・・

この人ちょっとラジニに似てね!?


思わず自分の携帯の待ち受け画像と照らし合わせると(待ち受けはラジニ)、なんか気のせいだったような気もします(笑)。でも『バーシャ!』(※ラジニ主演映画。これもマフィアもの)の時のラジニとはちょっと似てると思う・・・どう、どう思う皆さん!?(リンク先画像の一番上の段がバーシャ時のラジニです)

なんか映画の内容とは違うところで興奮してしまいましたが(笑)、映画としてはまあまずまず面白かったと思います。話が複雑なので、よ~く眼を開けて展開を追わないといけないですが。でもわたしは香港版のほうが好きだけどね!やはり香港映画には積み上げてきたヤクザ映画の歴史があるからね。
でも基本的にマフィアモノなので、血がダメだという人にはおすすめできません。出ます、かなり。


ところでエンドロールの最後まで観なかったので確認できなかったのですが、字幕は戸田奈津子さんだったのでしょうか。ああ~、公式サイトに全然載ってないYO!計・算・外・・・!
「家族の汚名を?(晴らすためか?)」とか「おれを?(知っているか?)」とか、省略しすぎてわかんねえよというのが続出だったんですが。そのへんは?(自分で補うべきですか?)
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どうかと思うよ。

2007-01-11 00:36:31 | 雑記

皆様ごきげんよう。喉もと過ぎればたちまち熱さを忘れる、お脳の程度は鳥さん並みの黒猫でございますよ。やっと酒が抜けた~。実にッ!すがすがしい気分だッ!

今日も試写会連続のアレなのでさっさと感想を書いて寝たいところなんですが、ちょっとこの画像をご覧あれ。

わたしの家の最寄駅は東京のベットタウンで、マンション郡がある住宅地です。
これね、そこのゴミ捨て場。

実はクリスマス前に一般の方々がおうちをイルミネーションでデコレートしはじめた時期に突然こうなりました。「ハァ!?」と思ったんですが、マンション住まいだとそのハウスイルミネーションがあんまりできないからここに何か間違った情熱が流れちゃったのかな、しょうがねえな、と思っていたのです。

が。

今日現在も続行中。

どうかと思うよ。うん。


そもそもわたしは一般の人が自分の家を電飾で飾る風潮自体どうかと思います。外向けに飾るわけだから、自分たちは見えないわけだし。何か夏にばっかりチームマイナス6%だの冷房設定をみんなが1℃上げればこれだけ電力の節約になるだの何だのと省エネが叫ばれますが、このほうがよっぽど問題なのでは?本当に純粋に電力の無駄ではないでしょうか。DIO様風に言うと無駄無駄無駄無駄ァ!なのではないでしょうか(DIO様風に言うな)。
こんな余計な電力があるならわたしはそれで死ぬほど暖まりたいですよ!(本音出た)



以下私信になります。

・A様
ご連絡&ご丁寧な新年のご挨拶をありがとうございました。そちら様を拝見させて頂きました。何だかお手をわずらわせてしまい申し訳ありません。幻水3以外は初めてだったのですがあんなんでよろしかったでしょうか・・・。毎回微妙ですみません。
こんな有様ですが、本年もどうぞよろしくお願いいたします♪
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『華麗なる恋の舞台で』

2007-01-10 00:12:06 | 映画

皆様ごきげんよう。どうにか朝起き、途中でギブしたくなった時に備えてかなり早めに家を出た黒猫でございます。2007年仕事始めは「もう無理ギブごめん帰る」と100回くらい思った一日でした☆午前中はもう自分との戦いでしたよ。

今振り返ると、スパークリングワイン2種→ワイン→日本酒と呑んだあとにロデオボーイⅡ(乗馬運動マシン)に乗って振り落とされ(顔からダイブ)、にも関わらずそのあとカラオケに行って頭を振りまくったのがいけなかったんだと思います。

しばらくお酒を控えます・・・。

それはさておき。

今日から試写会四連続!死んだらごめんの怒涛の一週間のはじまりでした。

第一弾の今日は、『華麗なる恋の舞台で』。ジェレミーのためなら二日酔いなど!(だから戸田奈津子風に言うな)

かつては俳優、今はやり手の劇場経営者マイケル(ジェレミー・アイアンズ)を夫に持ち、自らはその劇場で主役を張り続ける名実ともに大女優のジュリア(アネット・ベニング)。今日も彼女の舞台を観る為に劇場は人で埋まっていた。何もかも満ち足りた生活ではあったが、彼女は変化の無い毎日にうんざりしていた。
そんな折、ジュリアは夫の紹介で息子ほども年の離れた米国人青年トム(ショーン・エヴァンス)と出会い、恋に落ちる。恋するときめきは彼女を輝かせ、演技にもさらに磨きがかかったと評判になる。しかしトムはやがて若手女優エイビス(ルーシー・パンチ)に心を移し、そればかりか彼女にチャンスを与えてやってくれと頼んでくる。傷心のジュリアはその頼みを聞いてやるが、そんな折、息子から夫の浮気疑惑を告げられる。
様々な裏切りを受けながら、新しい脚本で同じ舞台に出ることになったエイビスとも、トムとも夫とも表面上は円満に付き合うジュリアだったが、舞台初日に向けて何かを画策していて・・・?

というようなお話。

想像と違ったけど面白かったです!いかにもイギリス映画的。サマセット・モームの小説『劇場』の映画化だそうですが、わたしは未読。是非読みたいです。

主人公ジュリアはおそらく40代?まさに円熟期の美しさで才能もあり、多少の我がままには目を瞑ってくれる優しい夫もいるというのに若い米国人との恋に夢中になります。ちょ、夫ジェレミーだぞ?そんな若造相手にしてる場合じゃないだろとか思いましたが(笑)、そこはそれ。夫のマイケルにしてみれば、妻の人気に生活がかかっているのです。だから多少は目を瞑っているわけですが。

わたしこれ、度量の広い夫が色々過ちを犯した妻を深い愛で許してやるというような話かと思っていたんですが、全然違ったよ(笑)。

そもそもジェレミー、意外と出てこない(笑)。でも「もと俳優で自分が英国一の美男だと了解している」という役柄らしいので、なんか無駄に身体を鍛えているシーンがあり、このあたりはファンにはサービスショット?(笑)この筋トレシーンの上腕二頭筋もいいですが、ジェレミー・アイアンズの背広姿のイカすこと。1938年の時代設定なので、スーツと言わず背広と言いたいようなクラシカルなモードなんですが、実によくお似合いです。本当にぴしりと粋に着こなしています。これだけでもわたし的にはよし!という感じ(見所間違ってる)。

主人公ジュリアを演じたアネット・ベニングはこの役でゴールデングローブ賞を獲ったそうですが、納得。本当に魅力的で生き生きとうつくしく、ちょっと我がままで気分屋で、力づくで流れを自分に向けてしまうパワフルな女優を見事に演じています。
そして脇を固める俳優陣が豪華でした。終盤は喜劇的な展開になるのですが、脇の方々が上手いので本当に面白いです。
個人的にはジュリアの長年の良き友人を演じたブルース・グリーンウッドもよかった!かっこいい・・・。

あと劇場モノのせいか音楽が素敵でした~。酔えます。

ハリウッド的な派手さはありませんが、思わずにやっとしてしまう素敵な映画でした~。


さっ、明日にそなえてもう寝るぞ!お休みなさいませ。
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ちっとも起きられる気がしません

2007-01-09 00:52:47 | 雑記

皆様ごきげんよう。昼から飲んだくれて正月休み最後の日を惜しんだ黒猫でございますよ。
そんなわたくしから皆様にひとこと。

酒は飲んでも呑まれるな。

新年早々アンタの目標どうなったのという感じです・・・本当になあ。うう。


ところで明日(というか今日)、ちっとも起きられる気がしません。

どうすればいいでしょう(いますぐ寝ろ)

あーもーホント憂鬱だお。仕事行きたくないお。(すいませんしょこたんぶってみた)
そしてお弁当のおかずがないお。どうしよう。


仕事始めもアレですが、そんなことより(そんなこと扱いか)わたくし今週怒涛の一週間の予定なのです。

試写会四連続。

・・・死んだら骨は拾って頂けるので?(戸田奈津子風に言うな)
でも一発目はジェレミー・アイアンズ主演だから頑張る!!!!(気合が違う)うふふ。楽しみ。

それではそんな明日に備えてそろそろ寝ます。
一週間頑張るぞッ!!仕事以外を。(仕事も頑張れ)
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『エラゴン』

2007-01-08 06:18:20 | 映画

皆様ごきげんよう。黒猫でございます。

ええと、すみません、去年から持ち越しになっております『エラゴン』の感想です。

かつてはエルフとドワーフと人間が平和裏に共存したアラゲイシア帝国。現在は邪悪な王、ガルバトリックス(ジョン・マルコヴィッチ)のもとに圧政されていた。
そんな国の片隅の村で、両親を亡くして叔父に育てられている少年エラゴン(エド・スペリーアス)は、ある日一般の国民にとっては禁猟地である「王の森」で狩りをしている最中に不思議な青い石を拾う。エラゴンは轟音と共にどこかから降ってきたそれを持ち帰り、村の店で食料と替えようとするがうまくいかず、家に持ち帰る。実はエラゴンの持ち帰った石は、今では存在自体が伝説となっているドラゴンの卵だった。

ドラゴンは己の運命の乗り手と出会うためにいくらでも孵化を待つと言われていたが、邪悪な王ガルバトリックスの手により、正義を行うドラゴンとその乗り手はすべて滅ぼされたとされていた。そしていま、地上には、孵化を待つ卵がわずかに三つ。
エラゴンが見つけた青い石こそその卵のうちのひとつであり、勇敢なエルフの女王アーリア(シエンナ・ギロリー)が命を賭して護ったものだったのだ。
やがてエラゴンのもとで孵化した卵からは青い竜が生まれ、ほどなくしてテレパシーで心を通じ合えるようになる。竜はサフィラと名乗り、エラゴンに心からの信頼を寄せる。浮かれるエラゴンだったが、竜の誕生を嗅ぎつけたガルバトリックスより放たれた刺客が彼の留守に家を襲い、叔父が犠牲になってしまう。動揺するエラゴン。そんな彼を村に逗留していた流れ者の戦士、ブロム(ジェレミー・アイアンズ)がせき立て、サフィラを連れて村を逃れるが・・・?

というようなお話。

・・・いやあ久しぶりにあらすじに挑戦すると自分の文章力のなさを再認識できますねハハハ(笑い事か)。


この作品、『エラゴン 遺志を継ぐ者』の映画化です。
わたしは出版されてわりとすぐ読んだので、今回の映画化にあたり記憶がかなりおぼろでした。
しかし観てみて思ったことは、やはり本の映画化って難しいなあ、ということです。2時間ほどでまとめようとするにはボリュームのありすぎる話であるせいか、描写が浅いというか弱いというか、結構あっさりと流されてしまっている所が多かったかな、と。展開がやたらと早くて、次々と明かされる事実にあまり重みを感じられません。
いくつか「実は○○は××だったのだ!」という衝撃の事実が明かされるところがあるんですが、結構あっさり(笑)。本で読んだときはそれまでのエピソードの積み重ねから「ああ、やっぱりそうだったのか」とか思ったりもしたんですが、このあたり、映画だけの人は特に何も感じないかも・・・。
特にマータグ(ギャレット・ヘトランド)の扱いは薄かったんじゃないかなと思いました。あらすじには出せませんでしたが、途中でエラゴン一行と行動をともにするちょっと怪しい少年です。彼は多分今後も重要な役割をすると思われるので、もっと濃く描写すべきだったんじゃないかなと思いました。

わたしは原作を思い出しながら脳内補足でどうにかなりましたが、映画だけを観る人で、あまりファンタジー慣れしていない人は結構話に入っていきにくいのかも。隣で見ていた女性「え?え?なんでこうなるの?」とか「○○って何だっけ?モノ?人名?」とか、超うるさかった(笑)。

あと・・・失礼を承知で申しあげますが、戸田奈津子さんはファンタジーの字幕は向いていないと思います。確かにわかりにくいです、ええ。


よかった点は何と言ってもブロムを演じたジェレミー・アイアンズ。渋い。かっこいい。できることなら原作ばりにエラゴンとの旅のシーンをもっとじっくり描いてもらいたいところでした。でも素敵だから許す!(個人的感情)
あとドラゴンのサフィラ、フルCGですが、翼や鱗のうねり感とか、表情とかすごいです。今のCG技術だと本当に本物と見紛うようなものが作れてしまうので、そこから先をどう評価してもらうか、というのが難しいところなんでしょうが。
戦闘シーンなどの映像は本当に見事でしたが、原作ここまで戦ってないよなとちょっと思いました(笑)。

原作同様三部作の予定ということですので、今後に期待、といったところでしょうか。


何はともあれ、今後は観たらすぐ感想を書くように心がけます・・・!
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明日のために

2007-01-08 02:41:15 | 雑記

皆様ごきげんよう。先日見逃したフィギュアスケートジャパンスーパーチャレンジの動画を少しずつyoutubeで見ている黒猫でございます。浅田真央選手にはびっくりした・・・エアロ・・・!(※浅田家の愛犬のトイプードル。オズの魔法使いの演出ということで、しばし抱いて滑った)さぞかし本人(犬?)的にはびっくりしたでしょう。なんか「!!????」て顔してたもの(笑)。


明日・・・というか今日でわたしの正月休みも終わってしまいます。ショボーン。・・・長かったはずなのに、何も成し遂げていないよ。どうなのそれ。
好きなだけダラダラと過ごしてゲームして本読んで昼夜も逆転して飲んだくれたわけですが(毎週末と変わらん)、もうちょっとそうしていたかったな・・・(本音出た)。
いやしかし、わたしは放って置かれると何時間でも寝るしだらけるし、ニートの素養だけはバッチリなので、そろそろ社会復帰への道を辿るべきなのかもしれません。明日は早起きできるかな。明日はね、昼から飲みなので起きなきゃいけないのです(動機が不純すぎるよ)。最後の休日、ハジけるぞ☆

ところで今日ジャンプを買ったんですが、「ピューと吹く!ジャガー」の表紙を「BLEACH」の久保帯人が描いてたのに本人たちがひとこともそれに触れていないのに笑いました。「イラスト・題字 東京都 久保帯人さん」て(笑)。しかもハマーさんが一護に斬られてる絵だし。虚扱いか。似合いすぎてて笑いました。しかし久保帯人が描くとハマーさんも微妙にIKEMENに・・・ダメだYO!ハマーさんはもっとダメ男だYO!


このお休み中に思いがけないことに複数の方から年始のご挨拶を頂きました。下さった皆様ありがとうございました。何人かの方には期待されているらしいという事実にあばばばば状態ですが、頑張ろうと思います。とりあえず今年の最初は何を出そうか、幻水5ばかりやっていないで、出来そうなものをいじってみようと思います~。
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シンジラレナ~イ

2007-01-07 16:08:05 | 雑記

皆様ごきげんよう。久しぶりの運動そしてピラテスで、信じられないほどの筋肉痛に見舞われ、昨日一日は寝たり起きたりしていたらあっという間に過ぎてしまった黒猫でございますよ。ジャンプも買いに行かなかったよ。シンジラレナ~イ(そこが?)。

いやでも連休中でよかった・・・こんな身体の痛みを抱えて出勤なんて無理です。
うぐぐ。

寝たり起きたりの昨日は、ほとんど『ラーマーヤナ3・4 聖都決戦』(アショーカ・K・バンカー著、大嶋豊訳 ポプラ社)を読むのに費やされました・・・。面白かったです。
相変わらずのラーマ王子の超人ぶり、そして弟ラクシュマナの兄大好きぶり(笑)。こういう身分が高い人たちの話だと絶対王位継承者に対する妬み的な感情が出てくるはずなんですが、この兄弟まるでないよ。すごい。
一方でその親たち、現在王位にあるダシャラタを巡る状況も手に汗握りました。ダシャラタは既に瀕死の状態なのですが、それを必死に支えようとする第一王妃と第三王妃、一気に片付けてしまおうとする第二王妃の乳母。この乳母が敵の親玉と通じているんですが、なかなか尻尾を現わさない。4巻ラストまで読んだ今現在、嵌められた第三王妃スミトラーが窮地に立たされています。頑張れ!どきどき。


この正月休み、もっとがっつり本を読むつもりだったのに全然読めませんでしたー。10冊借りたのに6冊しか読めなかったよ・・・理由はわかってます。幻水5です。ゲームは魔物だね。ホント時間を忘れます。

幻水5と言えば、今レルカーかロードレイク、どちらかの攻防戦の指揮を取ってくださいと言われ、ロードレイクを選択して攻防戦やってみましたが、勝てないよ・・・!えーん。直前セーブしてあるので、レルカーに変えてみようかなあ。難易度的には同じくらいなんでしょうか?むうー。

とりあえず今日図書館で借りた本の一部が返却期限なので、返してきます・・・うう、読み終わらなかった本はホントに無念。


以下私信になります。

・1/6 ひとことメルフォよりひとこと下さいましたSさん
もちろん覚えておりますというかそちらのサイトに毎日通わせて頂いておりますよ!(キモくてすみません)ご丁寧に年始のご挨拶をありがとうございます。こちらこそよろしくお願い致します。
わざわざ携帯でここをご覧頂いているとは、何かもう申し訳ありませんとしか言いようがありません。そこまでして見て頂くようなことを全然書いていませんが、今後はもっと精進して参りたいと思います。
え、SSの感想は、そんな貴方、やることが何もなくて暇でどうにかなりそうな時で構いませんので・・・(笑)。
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