映画「花束みたいな恋をした」
監督・土井裕泰、脚本・坂元裕二
山音麦・菅田将暉、八谷絹・有村架純
偶然な出会いからはじまった恋の5年間の行方が描かれる。
東京・京王線の明大前駅で終電を逃したことから偶然に出会った大学生の山音麦と八谷絹。
好きな音楽や映画がほとんど同じだったことから、恋に落ちた麦と絹は、大学卒業後フリーターをしながら同棲をスタートさせる。
日常でどんなことが起こっても、日々の現状維持を目標に2人は就職活動を続けるが……。
月日が経つにつれ、麦と絹の「生活」に陰りがさしていく。
花束みたいな恋をした。「一体、どういう意味なのだろう」と考え込んでしまう不思議なタイトルだ
。麦と絹の会話のなかで、こんなエピソードが語られる。「女の子に花の名前を教わると、男の子はその花を見るたびに一生その子のことを思い出しちゃうんだって」。
エンドロールが流れる頃、実感するはずだ。麦と絹の“最高の5年間”を的確に表す「“最高のタイトル”だった」ということを――。
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コロナ禍の中で映画を見る回数が激減している、前に見たのは「鬼滅の刃」以来だろうか
菅田将暉も有村架純もさらりと日常の延長の様に役を演じていることを感じさせないくらいに自然なのが良い。