BLOWING WIND・風のふくまま

風の吹くまま気まぐれな日々     
  明日も良い日になりますように。

映画 「アニマル・キングダム」

2012-01-26 20:52:41 | 映画
映画 「アニマル・キングダム」@TOHOシネマズ シャンテ

製作国 オーストラリア
監督 デヴィッド・ミショッド
出演 ベン・メンデルソン (Andrew 'Pope' Cody)
ジョエル・エジャートン (Barry 'Baz' Brown)
ガイ・ピアース (Sgt Nathan Leckie)
ルーク・フォード (Darren Cody)
ジャッキー・ウィーヴァー (Janine 'Smurf' Cody)

 オフィシャル・サイト
 スタッフ&キャスト

実在した犯罪一家をモデルに、凶悪犯罪で生計を立てる親族に引き取られた
少年の葛藤を描くクライム・ドラマ



メルンボルンで母と二人暮らしの17歳の少年ジョシュア。ある日、母親が薬物の過剰摂取で
死んだことから、長い間付き合いがなかった祖母ジャニーンの家に引き取られる。
ジャニーンの家には、3人の息子たちがいた。一見、家族思いで明るい人物たちだが
全員が強盗や麻薬の密売などの犯罪に手を染めており、警察にマークされている状態だった。

あのタランティーノが年間ベスト3に選んだというから曲者に違いない。

予告編で見たイメージでは強盗などのドンパチシーンが有るのかと思ったが
物語はメルボルン警察の厳しい監視を受けながら怯えて暮らすアニマル家族の状況から始まる。

少年ジョシュアと彼女のニッキーも徐々にアニマル家族の犯罪に巻き込まれて行く
アニマル家族のボスは一家の母親でありジョシュの祖母のジャニーンである。

アニマル一家の息子達とジョシュが逮捕され少年のジョシュが口を割る事を恐れた
ジャニーンは息子達を守る為の決断をする。

少年のジョシュは警察の保護を受て警察に協力しアニマル一家を裏切るのか
それともアニマル一家を護るのか無表情な中にも厳しい決意をしたようだ。
ラストシーンはドンデン返しと見るか少年の冷静な計算の上なのか・・・

犯罪一家も冷酷無情だがメルボルン市警もかなりの物でいきなりズドン
というのもやり過ぎではないか。

祖母を演じるジャッキー・ウィーヴァーと刑事巡査部長ネイサン役のガイ・ピアースとの
スーパーマーケットでの会話が凄みがエグい、ギャング稼業は長くは続けられない。


にほんブログ村 映画ブログ 映画劇場鑑賞へ
にほんブログ村

コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 1月25日(水)のつぶやき その5 | トップ | 1月26日(木)のつぶやき その1 »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (rko-blog)
2012-01-27 12:53:12
本作、まったく知りませんでしたが、
概要を読んだ限りでは、似たような映画を思いつけないたいへん個性的な設定ですね。

タランティーノ推奨作品という事ですし、気になります。
返信する
rko-blogさんへ (tatsu)
2012-01-27 16:50:08
rko-blogさん、コメントありがとうございます。
実際にこんな犯罪一家が有ったのか知れませんが
こんな家に身を寄せることになる少年の立場はどんなものでしょう。
凶悪な犯罪を犯しながらも警察の厳しい捜査に怯えて暮らす
犯罪者一家の様子はリアリティが有ります。
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

映画」カテゴリの最新記事