映画 『牛の鈴音』@シネマライズ
製作国 : 韓国
監督・脚本・編集 : イ・チュンニョル
出演 : チェ・ウォンギュン 、 イ・サムスン
ジャンル : ドキュメンタリー
牛の鈴音 - goo 映画
韓国で2009年1月に公開されると、ドキュメンタリー映画としては異例の大ヒット。
韓国の田舎の美しい四季
不自由な足で黙々と年老いた牛と共に
農作業を続ける無愛想で無口な老人
愚痴を言い続けるおばあさん
15年の寿命と言われる牛が40年も生きたのは
奇跡なのだろうか
チェ爺さんの耳に今も牛の鈴音がやさしく響く。
周りの農家は耕運機を使い農薬を撒くが
おじいさんは牛を使って田畑を耕す
牛の食べる草の為に農薬を使おうとしない無口なお爺さん。
そんな頑固なおじいさんのやり方に不満を持つおばあさん
そしてもちろん話せない老牛の代わりに
最初からずっとしゃべり続けるお婆さん。
ドキュメンタリー映画なのにナレーションが無いのだが
このおばあさんの延々と続く愚痴がナレーションの代わりになっている。
ハリウッド大作「アバター」とは何もかもが対極の位置になる作品だ。
方やハリウッドの最新技術と大金をつぎ込んでの大作ならば
こちらの方は大きな事件も起きないし、政治的なメッセージも無い
牛と爺さんだけがよろよろとした足取りで
ゆっくり歩く美しい田舎の景色をのんびりと描写している。
今の日本には残っているのだろうか
忘れてしまいそうな暖かい何かが胸に残る。
製作国 : 韓国
監督・脚本・編集 : イ・チュンニョル
出演 : チェ・ウォンギュン 、 イ・サムスン
ジャンル : ドキュメンタリー
牛の鈴音 - goo 映画
韓国で2009年1月に公開されると、ドキュメンタリー映画としては異例の大ヒット。
韓国の田舎の美しい四季
不自由な足で黙々と年老いた牛と共に
農作業を続ける無愛想で無口な老人
愚痴を言い続けるおばあさん
15年の寿命と言われる牛が40年も生きたのは
奇跡なのだろうか
チェ爺さんの耳に今も牛の鈴音がやさしく響く。
周りの農家は耕運機を使い農薬を撒くが
おじいさんは牛を使って田畑を耕す
牛の食べる草の為に農薬を使おうとしない無口なお爺さん。
そんな頑固なおじいさんのやり方に不満を持つおばあさん
そしてもちろん話せない老牛の代わりに
最初からずっとしゃべり続けるお婆さん。
ドキュメンタリー映画なのにナレーションが無いのだが
このおばあさんの延々と続く愚痴がナレーションの代わりになっている。
ハリウッド大作「アバター」とは何もかもが対極の位置になる作品だ。
方やハリウッドの最新技術と大金をつぎ込んでの大作ならば
こちらの方は大きな事件も起きないし、政治的なメッセージも無い
牛と爺さんだけがよろよろとした足取りで
ゆっくり歩く美しい田舎の景色をのんびりと描写している。
今の日本には残っているのだろうか
忘れてしまいそうな暖かい何かが胸に残る。
tatsuさんの簡潔な文章から、
この作品をどのように捉えたかが、
よく伝わってきましたよ。
日本が失おうとしているもの、
いや、世界が失おうとしているもの、とも言えるかもしれませんよね。
その存在証明のような作品でした。
これは、忘れられない映画です。
日本なら沖縄・八重山の小さい島の方を探すと
やっと残っている可能性が有るかもしれませんが
そのくらい貴重な遺産のような気がしました。
アバターを見た後のお口直しには最適な作品かも知れないですね。
実に秀逸なドキュメンタリでした。
すごく感動して映画館でただひとり泣いていた私です。
ミニシアター系がお好きなようですね
これからも宜しくお願いします。