
監督: 鈴木卓爾
原作: 浅生ハルミン
脚本: 黒沢久子
撮影: たむらまさき
出演: 星野真里、 徳井優 、 坂井真紀

“猫ストーカー”を自認する猫好きなヒロインと
彼女を取り巻く人々の人間模様を優しく見つめるハートフル・ドラマ。
本作に登場する猫たちのほとんどは、実際にロケが行われた東京の下町
“谷根千”界隈に暮らす家猫&野良猫たちとのこと。


あらすじ: イラストレーター志望のハル(星野真里)の日課は、ひたすら猫の後を追いかけること。
彼女のアルバイト先の古書店にはチビトムという名前の看板猫がいて、ご主人(徳井優)と
奥さん(坂井真紀)にかわいがられている。
そんなある日、突然チビトムが行方不明になり、半狂乱になった奥さんまで姿を消したため、
ハルは近所で猫探しを始める。
(シネマトゥデイより引用)

主役は下町のあちこちにたむろったり昼寝したり散歩したりしているネコ達
そんなネコを探し写真を撮ったり話しかけたりするのが大好きな娘(星野真理)は
ネコを引き立てる役割かのようだ。

ネコをストーカーする娘の背後を追うカメラ、ドキュメント映画のような映像であり
音楽はネコだけの映像の時のみ使われる。

そんなネコ達をやさしく見守るおおらかな雰囲気の下町、ここでは大きな事件は起きないが
それでも本人達にとっては大変な事があり悩みだってあります。

RKOさんのblog「シネマトグラフ殴り書き」をご覧ください、映画の見方が変わるかも・・・。

拙BLOGをご紹介いただき、恐縮です。
>ほんわかとした冬の陽だまりで日向ぼっこしているネコになった気分
まさに。ストーリー云々よりも、気分を体感する映画ですね。
冬の陽だまりの温度が非常に巧く視覚化されていたと思います。
>音楽はネコだけの映像の時のみ使われる。
そうでしたか。これは気付きませんでした。
大事なポイントですね。
良い事を教えていただきました。
やはり人のレビューは勉強になります。
現在、多忙のため更新を停止中ですが、
tatsu様のレビューを拝見いたしますと、
レビューを書きたい衝動にかられます。
断り無く勝手にブログを紹介させて頂きましたが宜しかったでしょうか。
この所ブログ更新が無いのでお忙しいのではと
思っておりました。
時間が取れましたらまた切れ味抜群の映画レビューをお待ちしています。
応援に感謝申し上げます。