BLOWING WIND・風のふくまま

風の吹くまま気まぐれな日々     
  明日も良い日になりますように。

映画 『果てなき路』

2012-02-09 21:20:16 | 映画
映画 『果てなき路』@渋谷イメージフォーラム

製作国 アメリカ
監督 モンテ・ヘルマン
出演 シャニン・ソサモン (Laurel Graham / Velma Duran)
タイ・ルニャン (Mitchell Haven)
ウェイロン・ペイン (Bruno Brotherton)
クリフ・デ・ヤング (Cary Stewart /Rafe Tachen)
ドミニク・スウェイン (Nathalie Post)

オフィシャルサイト

実際の事件をもとにした映画を製作していた監督と女優の恋と、事件の真相を描くミステリー。



将来を有望視されているアメリカ人の若き映画監督ミッチェル・ヘイヴン(タイ・ルニャン)は映画
『ROAD TO NOWHERE』の製作に取り掛かる。これは、かつてノースカロライナで起こった事件をもとにしていた。
映画の核でもある謎の女ヴェルマ役の女優を探すミッチェルは、オーディション映像の中からぴったりの女優を
見つけ出す。ミッチェルは、その女優ローレル・グラハム(シャニン・ソサモン)に会うためにローマに向かう。
ローマでローレルに会ったミッチェルは、彼女をヴェルマそのものだと確信し、2人は1日で恋に落ちる。
やがて撮影に入った2人の恋は、本物の愛に代わっていく。

しかしローレルの経歴は、ヴェルマ同様、暗く不可解なものだった。一方、事件の真相を追っていた
保険調査員ブルーノ・ブラザートン(ウェイロン・ペイン)は、何かに気づき始める。
ある晩、撮影スタッフが滞在しているホテルで銃声が鳴る……。
実際に起きた事件を追う者、恋に落ちた監督と女優、スタッフたちが、撮影現場でむかえたエンディングとは?
(オフィシャルHPより)

伝説の映画監督モンテ・ヘルマン21年ぶりの新作
久々の新作となった本作の主人公は、まるでかつてのヘルマン自身を思わせる、
ハリウッドでの活躍を 期待された若手の映画監督である。

謎の女ヴェルマと、もうひとりの謎の女ローレル。ふたりの本当の関係は一体何なのか?
彼女たちは果たして同一人物なのか? 現実とフィクション(映画)の間を彷徨うなか、
彼女の周りにいる者たちだけでなく、映画の観客もまた彼女の存在に翻弄されていく。
(オフィシャルHPより)

ある事件を題材に製作される「映画」、いきなり湖面に突き刺さるように墜落する小型飛行機
湖畔にとめた車からこの事故を目撃する女。郊外の小さなホテルのような一軒家で起きる銃声。
事件の事実なのかと思うとカメラが引いてきて撮影スタッフが現れ、映画の一シーンだと分かる。
現実なのか映画のシーンなのか、主演のヴェルマ役のローレルはヴェルマ本人なのか。
劇中劇のような映画制作中のメイキングの映画、現実の事件の真相も不明な中で映画のシーンとの
境目が分からなくなる。
見終わった後もこの感覚はそのまま残った、とても難解だと思った。
デジタルカメラ(一眼レフカメラ)を使って撮影されているのも新しく素晴らしい映像が撮れるのに驚かされる。
一眼レフカメラでのデジタル撮影なら費用も押さえらるし、予算が取れなくても若い製作者が挑戦出来そうだ、
これからの映画製作が変わっていく可能性を感じる。



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