
製作国 : アメリカ
監督・製作 : キャスリン・ビグロー
脚本・製作 : マーク・ボール
出演 : ジェレミー・レナー 、アンソニー・マッキー 、ブライアン・ジェラティ
オフィシャルサイト『ハート・ロッカー』
ハート・ロッカー - goo 映画

監督賞、作品賞、脚本賞、編集賞、音響編集賞、録音賞
キャスリン・ビグロー監督が描いたのは、イラク戦争に爆弾処理のエキスパートとして
従軍し死と間近で対面している兵士たちの葛藤のドラマだ。


信管を取り除く、死に最も近い米軍爆発物処理班の兵士たちを描く。

死を最も身近に感じる仕事である爆発物処理班。
仕事中に殉職した兵士に代わって新しく就任したリーダーはまるで死を恐れないかのような
大胆な行動をとる、しかしその行動は仲間まで死に巻き込む危険性もともなうので
チームの仲間たちは不安を覚える。
戦場は激しい戦闘と爆弾処理の毎日が過ぎていく、
リーダーの行動は単なる命知らずなのか、それとも873個もの爆弾を処理してきた
経験に基づいた勇敢なプロの行動なのか・・。

戦争映画を見ているというよりドキュメントを見ている気がしてくる。
爆発物を処理するために爆弾に接近する防護服を着た兵士の背後から足元へ
更に手元へ、そして爆弾の配線を追って動くカメラ。
揺れ動く手持ちカメラの不安定さが緊張感を更に煽る。
「戦争とは麻薬のようなものだ」
一旦アメリカの家族のもとへ帰国したが、再度イラクの戦場へ戻り
爆発物処理を続けるリーダーの姿は何を物語るのか。

と言うことで早速見に行きました、映画館もほぼ満席状態でした。
さすがに凄い映画なのでずっと緊張して見ていたので疲れました、
イラク戦争の最前線を描く映画で全編男の世界です、女性の出てくる場面は
リーダーが帰国した際の家族・奥さんだけです。
女性監督のキャスリン・ビグロー
(「アバター」の監督ジェームス・キャメロンの元妻だそうです)
の作品ですが、見ていて女性監督と意識する事は全く無く
むしろなぜこの男の世界を描くに至ったのかを聞いてみたいと感じました。

うらやましい!
爆弾処理の戦争映画・・・怖いですね~
戦争の爆弾シーンで怖かった映画は
「最前線物語」のパイプ爆弾と、
「ノー・マンズ・ランド」の体の下の爆弾。
思い出すだけでも怖い・・・
「ハート・ロッカー」・・・怖そう!
怖そうだけど見た~い!!
興味のあるものは何にでも直ぐに飛びつく性質で
見たい映画は大体公開されると次の週には見てます。
「ハート・ロッカー」怖いですよ、戦場のリアルな臨場感にしびれます、
ぜひご覧ください。
『ノーマンズランド』を引き合いに出している方がいますね。
『ノーマンズランド』はアカデミー外国語映画賞を取った作品でしたね、私これすごく好きでした。衝撃を受けました。
この作品も、テイストが結構好きでしたよ。
女性の目で見て、自分が監督で映画を作るなら
この様な映画を作りたいと思われますか、
ご意見伺いたいと思います。
TB・コメントありがとうございます。
私も同じように感じましたよ。
女性監督作品とは思えないくらいのハードな作り。いかにしてこのような作品を手がけようと思ったかは、知りたい所ですね。
ハードな映画でも、どこかに女性ならではの視点が感じられる事があると思うのですが、
ほとんど感じられませんでしたね。