
映画 『グリーン・ゾーン』@TOHOシネマズ スカラ座
製作国 : アメリカ
監督 : ポール・グリーングラス
出演 : マット・デイモン 、 グレッグ・キニア 、 ブレンダン・グリーソン 、
オフィシャルサイト『グリーン・ゾーン』
グリーン・ゾーン - goo 映画
ボーン・シリーズのポール・グリーングラス監督とマット・デイモンとが3度目のタッグを組んだ。

ロイ・ミラー(マット・デイモン)と彼の部隊は、隠された大量破壊兵器の行方を追う極秘任務で
イラクの首都バグダードを毎日を命がけで捜索に駆けずり回っていた。
混乱のさなか、大量破壊兵器が隠されているとみられる倉庫に踏み込むが空振りに終わる。
国防総省の動きに不信感を覚えた彼は、同じ疑念を抱いていたCIA調査官ブラウンと共闘することに。
部隊を離れ単独で調査を開始し、執ような妨害工作に苦しみながらも謎の核心に迫っていく。


結局持って居なかった事が分かったのですが、映画の設定はイラク戦争開戦直後で
大量破壊兵器が有る事を前提にアメリカ軍が戦いそれを見つけようと必死になっていた
頃になっている。
国防総省の情報を元に危険を侵して時には現地の民間人や米軍の仲間の犠牲を出しながら捜索にあたり
結果は大量破壊兵器は見つからない、命がけの任務が徒労に終わる、しかも同じ事が繰り返される、
ロイは情報そのものに疑問を覚える。

カメラが動いたり、ロイの動きと共にカメラも目まぐるしく動いたりして臨場感にあふれているのは
良いのだが、カメラの動きと共にカット割りも激しく場面転換するので目が疲れた。
戦闘アクションシーンが派手で生々しい、BGMがいやが上にも緊張感を盛り上げる。
イラク戦争の実態がこうであったかは分からないが、情報を操り戦争を意図的に仕組む事さえ
有りかねない現実から、この映画がすべてフィクションとも思えない怖さを感じる。

カーアクションがすごかったですよね。
で、その撮影方法を見た時、驚きました。
この監督はやるなあって。
たたみ掛けるようなアクションシーンの連続と
緊迫感をあおるBGM
見ていても緊張しました。
特に、リアルな描写が好き。
建物の壁にへばりついて逃げるシーンとか、雑誌を丸めて武器にして闘うシーンとか、ああいう肌身に感じるハラハラって好きなんですよ。
・・・戦争ものですかぁ、怖そうだなぁ・・・
ボーンシリーズのテンポの良いたたみかける
アクションやマット・デイモンのタフな男ぶり
など、ボーンと重なる所が多いです。