映画「ワンス・アポンアタイム・イン・ハリウッド」
映画・「ワンス・アポンアタイム・イン・ハリウッド」
監督・脚本・クエンティン・タランティーノ
レオナルド・ディカプリオ、ブラッド・ピット、アル・パチーノ、
聡明な子役少女を演じた10歳の新星ジュリア・バターズ、
クエンティン・タランティーノ9本目の監督作は、その題名が示す通り、これまでの彼の作品以上に彼が愛する映画の世界に至近距離で寄り添い、彼の趣味を全編に散り
ばめながら、思いを馳せ、懐古し、創造し、妄想する60年代ハリウッドへの挽歌にして極私的グラフィティ。
舞台はその栄光に陰りが見え始めていた69年のハリウッド。主人公はレオナルド・ディカプリオとブラッド・ピットが演じるマカロニ・ウエスタンに活路を見出す落ち目のスターとそのスタントマン。タランティーノはこの2人の姿に、華麗なる成功者ではなく、スティーヴ・マックィーンやクリント・イーストウッドにはなれなかった、勝ちきれなかった者たちの悲哀を込める。(江戸木純)映画.com
映画・「ワンス・アポンアタイム・イン・ハリウッド」
監督・脚本・クエンティン・タランティーノ
レオナルド・ディカプリオ、ブラッド・ピット、アル・パチーノ、
聡明な子役少女を演じた10歳の新星ジュリア・バターズ、
クエンティン・タランティーノ9本目の監督作は、その題名が示す通り、これまでの彼の作品以上に彼が愛する映画の世界に至近距離で寄り添い、彼の趣味を全編に散り
ばめながら、思いを馳せ、懐古し、創造し、妄想する60年代ハリウッドへの挽歌にして極私的グラフィティ。
舞台はその栄光に陰りが見え始めていた69年のハリウッド。主人公はレオナルド・ディカプリオとブラッド・ピットが演じるマカロニ・ウエスタンに活路を見出す落ち目のスターとそのスタントマン。タランティーノはこの2人の姿に、華麗なる成功者ではなく、スティーヴ・マックィーンやクリント・イーストウッドにはなれなかった、勝ちきれなかった者たちの悲哀を込める。(江戸木純)映画.com
下敷きにしていただけでした。(^_^;)
古き良き時代を 映画にしたのですね。
タランティーノ監督は、セルジオ・レオーネ監督「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ザ・ウェスト」を見て映画監督になろうと思ったらしく、本作でもご愛敬でイタリア映画をこき下ろしていました。