BLOWING WIND・風のふくまま

風の吹くまま気まぐれな日々     
  明日も良い日になりますように。

映画「はりぼて」

2020-09-17 22:43:29 | 映画




映画「はりぼて」を見てきました。
監督:五百旗頭幸男・ 砂沢智史

富山県の小さなテレビ局が地方政治の不正に挑み、報道によって人間の狡猾さと滑稽さを浮き彫りにする様子を描いたドキュメンタリー。
市議14人をドミノ辞職に追い込んだ「政務活動費を巡る調査報道」で日本記者クラブ特別賞などを受賞した富山のローカル局チューリップテレビが、
その後3年間にわたって取材を重ね、テレビ番組放送後の議会のさらなる腐敗と議員たちの開き直りともいえる姿を追う。

2016年、チューリップテレビのスクープ報道により、「富山市議会のドン」といわれる自民党重鎮の不正が発覚した。
これを皮切りに議員たちの不正が次々と判明し、半年間で14人もの議員が辞職する事態に。
富山市議会はその反省をもとに厳しい条例を制定するが、3年半が経過した2020年には、議員たちは不正が発覚しても辞職せず居座るようになっていた。
そんな議員たちを取材し、政治家の非常識な姿や滑稽さを目の当たりにしていく記者たちだったが……。
映画.com

政治の不正を糾すのはやはりジャーナリズムの力だと思う映画です。
残念ながら日本では国会を始めとしてどの地方議会でも政治の不正が行われていると思われますが
新聞もテレビも流される情報をそのまま流すだけで不正を自ら調べ追及する事はしなくなりました。
この映画でも監督をされた方が最後は涙の退職をされたようですが、この地方テレビ局の不正に対する
追及が緩まなければ良いのですが。

また不正をする政治家もバレなければOKだしバレたらお金を返せば済むという態度ですが
それで済めば警察も裁判も必要なくなります。
何よりも不正で得ているお金は市民が収めた税金から出ている事を忘れているのではないでしょうか。

政治家が儲かる職業で有る事が問題の基本になります、
北欧の様に透明なガラス張りの政治が行われる社会がうらやましいですね。
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