ひびのあれこれ・・・写真家の快適生活研究

各種媒体で活動する写真家の毎日。高円寺で『カフェ分福』をオープンするまでの奮闘記、イベント情報などをお伝えします。

ワークショップのご案内です

2012年03月26日 | イベント
♪アロマバスタイム♪ ~バスソルト&石けん作り~



1日が終わってホッとするおふろタイム
優しい香りに包まれて、心身の疲れをすっきり洗い流しましょう。

ミネラル豊富な発汗性の高いヒマラヤ岩塩ピンクソルトに
目的に合うアロマオイルとお好みのドライハーブをブレンドして
見た目にもとってもキレイなオリジナルバスソルトを作ります
またパーム油から作られた植物性石けん素地にもお好みのアロマを
プラスして練り込み、お好きな形に整えてお持ち帰り頂けます。

手作りバスソルトと石けんで楽しいアロマバスタイムを

目的別のブレンドのアドバイスやご自宅でのアロマの楽しみ方などお話しながら
レッスンを進めていきます。お気軽にご参加下さい♪

日時: 2012年3月29日(木)
昼の部:13時受付スタート 13:30~15:30(終了予定)
夜の部:19時受付スタート 19:30~21:30(終了予定)

料金:2000円(材料費、テキスト代込)+お飲み物代(カフェメニューよりお選び下さい)

定員:各回5名

講師:中村ひずる

ワークショップは要予約となっております。
カフェ分福 office@bunbukuchamaga.comまでメール、或いは03-3312-4885へお電話ください。

皆様のご参加をお待ちしております!

写真はイメージです。

加賀 諸江屋の縁起菓子

2012年03月25日 | Weblog

こちらは加賀の縁起菓子『福徳煎餅』。
とてもかわいらしく、壊すのがもったいなくって大切にしすぎ(笑)、今更開封してみました。

なになに、北國新聞出版局、月刊『アクタス』によりますと

十二代加賀藩主前田斉広(なりなが)公の文化六年(1809)、金沢城二の丸御殿が新造された折、その祝賀用に創案された菓子である。創案者は前田家御用の七代樫田吉造の内儀とされる。よほど斉広公が気に入られたのだろう、文政六年(1823)の竹沢御殿落成時にも用いられた記録が残る。

おめでたい福俵、打出の小槌、砂金袋をかたどった餅種を焼き、金を表す黄と銀を表す白に仕上げる。中に金沢の婚礼調度に用いられる土人形のミニチュアと、小型の金花糖を入れたところが妙味である。

明治以降、正月菓子として金沢の菓子屋がこぞって売り出したが、現在も扱っているのは諸江屋のみである。

だそうです。


皮の部分には地模様が施され、雅やかです。


そして中にはこ~んなに可愛らしい土人形や金華糖が入っています。
子供も大人も思わず歓声を上げてしまう素敵なお菓子です。
家族が集まるお正月の団欒に一興ですね。




札幌カフェ巡りー備忘録

2012年03月21日 | Weblog
立川談春独演会@札幌道新ホールと昨年札幌に越した実家を訪ねる目的で久しぶりに北海道へ出かけました。到着日は氷点下3度、雪が舞っていました
談春師匠の『包丁』、愛嬌のある寅さんの挙動といい小気味よい啖呵といい聞き惚れました。
そして余暇をフルに使って札幌のカフェ巡りを強行
合計12件行ってきました。

しかし・・・
ある雑誌をネタ本にして出かけたのですが、正直なところ、表紙に書かれている『厳選』って何?とつい突っ込みたくなるような店も掲載されていました・・・(悲)。限られた時間で動かなければならない観光客にはあまり親切ではないチョイスです。営業時間も間違って掲載されている店舗があったりして要注意です。出かける前に、一度店舗に連絡してみた方が確実です

ということで、勝手な自己判断に基づき、また行ってみたいなと思ったカフェだけご紹介します。

Brown Books Cafe

ここはカフェというより本と雑貨のお店の1画にお茶が飲める空間がある、という方が適切なような気がします。ファイヤーキングの器や無国籍雑貨、東欧チックな布や文具、古書etc.etc.が良心的価格で販売されています。カフェメニューは少ないですが、物量は相当なので、掘り出し物に出会えるかもしれません。個性派雑貨が好きな方にオススメです。


DxM

森彦の3号店。
インダストリアル系の空間が素晴らしいです。コーヒーはスペシャルティコーヒー使用。ドーナツのラインナップも魅力的で、私はオペラ(ショコラオランジュ)をチョイス。子供騙しじゃない、本格派のドーナツです。さすが森彦ですね。夜遅くまで営業しているのも嬉しいです。カフェとして総合的に満足度の高い店だと思うので、わざわざ出かける価値ありかと。


祝・まめカフェ


北海道神宮のお膝元、といった立地。写真の「祝・だるま焼き」は粒あんの中にローストした松の実が入っています。焼き立てのアツアツは皮はパリっとして風味があって、程よい甘さの餡と松の実の香ばしさと相まって、たい焼きとはまた違うおいしさ。私は黒あんをチョイスしましたが、白あんも食べたかった・・・。和カフェ好きにオススメです。

折角なので北海道神宮参拝。


sabita CAFE

アメリカ総領事邸前にある、洗練された器とアンティーク、衣類のセレクトショップの2階のカフェスペースです。

器はショップで扱っている作家さんの作品です。ティーポット、素敵です。沖縄ティーファクトリーの紅茶とフィナンシェを注文したのですが、紅茶はクセがなく収斂味も少ないとても飲みやすいタイプ。フィナンシェはバターの風味豊かでおいしかったです。メニューは決して多くはないですが、ハイセンスな空間でカフェタイムを楽しめる貴重な場所です。ナチュラル&北欧好きにオススメ。

以上、ですね・・・。

札幌で時間はないけれどとりあえず1軒カフェに行きたい!という方には、私見では『森彦』がベストチョイスと思われます。私は本店と3号店しか体験していませんが、きっと他店も魅力的な空間&メニューなのでしょうね~。
とはいえ、きっとまだまだ知られざるマニアックな素敵なカフェがある、はず!
オススメ情報をお持ちの方、是非教えてください













原美術館にて

2012年03月07日 | ART
分福のお客様にチケットを頂戴し、3月11日まで開催されていたジャン=ミシェル・オトニエルの展覧会『My Way』に出かけました。



巨大なガラスのオブジェを中心とした作品展。
ガラスの魅力てんこもりでした。

なかでも、展覧会のチラシに使用されていた作品『Lagrimas(涙)』は秀逸

水を入れたガラスの瓶(香水ボトルのように美しいフォルム!)にガラスのオブジェが浮かんでいて、その瓶が5mのテーブル上にずらりと並んでいるのですが、視線を動かすたびにレンズ効果で映り込む色彩が変化してまるで万華鏡のよう!
この作品の前から離れられなくなってしまいました。
有機的な作品、好きです。


ガラスという素材自体、魅力的です。
熱により液体化した状態から冷えて固形化した状態へと移り行く時間の流れがガラスには凝縮されているように感じます。
オトニエルさんの作品には、その時間が艶めかしく残存し、固定化されず未だ変化し続けているような質感に惹かれます。


まるで分子構造のようなガラスのオブジェ。不安定な形が動的な印象。

次回の展覧会も確実に見に行きますっ