東京都現代美術館にて開催中の展覧会『おとなもこどもも考えるーここはだれの場所?』に出かけてきました。
夏休みの子供達のための展覧会、ということでしたが、もちろん大人も楽しめて、世界について考えるきっかけになるような企画でした。
なかでも、強烈なメッセージをつきつけてくるのがヨーガンレールの作品。
廃棄物として石垣島の海岸に漂着するゴミを利用し、ただ美しいだけではない、現在我々が直面している環境問題について目を開かせる、コンセプチュアルでありながら魅力的な作品でした。
最初に入った部屋にはカラフルなゴミがちりばめられたポップな世界が広がっています。
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しかし随分バラエティに富んでいますね・・・。
感心することじゃないんですけれど。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/99/9fda0159b87c1802612c91c38aa1d73a.jpg)
ペットボトルの蓋って、こんなにカラフル。
これ全部漂着物(もちろんほんの一部)。
カーテンを潜って次の部屋へ。
入った瞬間、想定外の展開にのけぞってしまいました。
大きな空間を眩い光がキラキラ、壁に張られた鏡がその光を増幅します。
これ、全部ゴミ!!!
あまりにも美しい、それだけにショッキング。
寄って見ると・・・
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あ、なんかメリーゴーランドみたい。
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これなんかリゾートっぽい。
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それぞれが1つの惑星のようで、それぞれの世界観があるんです。
最後の部屋には、現実の世界が。
ヨーガンレールが伝えたかったこと、是非お子様と一緒に足を運んで、向き合って欲しいです。