ひびのあれこれ・・・写真家の快適生活研究

各種媒体で活動する写真家の毎日。高円寺で『カフェ分福』をオープンするまでの奮闘記、イベント情報などをお伝えします。

いざ鎌倉へ

2010年06月29日 | Weblog
立川談春落語会が大船で開催!ということで、久々に鎌倉へ。

きっとこの時期明月院の紫陽花は満開だろうな、と心引かれたが、北鎌倉は平日にもかかわらずそれなりの人出。修学旅行生らしき姿も見られ、混み混みの参道は勘弁だな、と断念。一路鎌倉を目指す。

今回はカフェ巡りが一番の目的。高校1年から6年間逗子在住の頃は毎週遊びに出かけた鎌倉も、当時と比べるとすっかり様変わり。そりゃ一昔前どころの騒ぎじゃないから当たり前だけど、それにしても八幡宮参道、若宮大路は新興勢力が目立つ。ちょっと清里の土産物通りっぽくって興ざめな部分も・・・。

観光客で賑わう小町通りや若宮大路の喧噪から離れ、市役所通りのブンブン紅茶店へ。ウッディーでアットホームな雰囲気の内観。いかにもこだわって選びました!というメニューは、安心感がある上に種類が豊富で楽しい。私はダージリンアーリースプリングスとスコーンを注文。スコーンは、クロテッドクリームとイチゴジャム付きの本格。何より、メインの紅茶、春らしい軽やかな味わいもさることながら、その香りがスバラシイ!近所にあったら通いたくなるカフェ。

ブンブンのすぐ近く、カフェココカラでは天然酵母のパンを購入。明日の朝食が楽しみだ。

お次はKIBIYAベーカリーへ。パンよりも、猫のイラストが描かれたエコバッグが欲しかった。とはいえさすがにそれだけ買うわけにもいかず、お土産にクルミとカレンズの天然酵母パン購入。店内はとてもおいしそうな香りが充満している。

最後に、若宮大路の茶来未へ。洗練された、たった5席の贅沢な空間。若宮大路に面して大きく開かれた窓から、並木の緑が鮮やかだ。天竜の煎茶「かげんなし」と岡部の玉露「むかんしん」をいただく。かげんなしは意外と色が深い。新茶らしく優しい味わい。岡部の玉露は初体験だったが、嫌味が全く感じられない。アミノ酸の味が柔らかいので、初心者にピッタリ。宇治の玉露好きにはパンチがないので物足りないかも。個人的には毎日飲んでも飽きずに楽しめる玉露だと感じた。





明神館@扉温泉

2010年06月03日 | Weblog
久しぶりの温泉旅行!ということで、松本駅から車で20分程の扉温泉明神館へ。
ぶどう畑のある丘陵地帯付近は白い藤の花が満開!車の窓を開けると、甘い果実のような香りが立ちこめている。思わず深呼吸。藤の花ってこんなに良い香りだったんだ。青ぶどうみたいな、甘さの中にほんのりさわやかな酸味を感じさせる香り。ちょっと得した気分。
洋室タイプのお部屋はシーリーのベッドがセットされている。なんとなくウォーターベッドのような、柔軟に体を包み込む寝心地。川沿いの大きな窓からは滴るような新緑が一幅の絵のようだ。
まずはお風呂。大浴場で体を流し、評判の立湯へ。ドアを開けて中へ入るとハッと息を飲むような美しさ!誰もいない温泉の水面が鏡になって、木々の緑を映しこんでいる。風流だなぁ。
お食事は懐石料理で季節が感じられる品々がずらり。焼きハモと山菜の煮こごりが印象的だった。味は結構しっかり、量もたっぷりだ。
朝食は和・洋どちらか選べる。ドリンクやサラダ、小鉢はビュッフェスタイル。
チェックアウトまで時間があったので、周辺を散策。ダム湖までの散歩がオススメ!と宿のブログに書いてあったので、素直に従う。ゆっくり歩いて片道15分程度。しかし、途中芋虫が木の枝からたっくさんぶら下がっている難所あり。そこさえ抜ければエメラルド色の湖が待っている!



初夏の花々満開で、爽やかな高原の空気を味わうことが出来てとてもリラックスできた。



帰路、田舎屋というそば屋で鴨せいろを食べる。メニュー豊富で郷土色が感じられる。コシのしっかりした、太めの蕎麦。量も大盛?と見間違えるくらい。
温泉満喫、リラックスして心もお腹も大満足の1泊2日の旅だった。