千頭駅前の「カーケア中原」にて志摩リンビーノをレンタルして9時42分に出発、その2分後には上図の県道77号線の両国橋に着きました。道の左下に大井川鉄道井川線の川根両国駅に隣接する両国車両区および保線区が見えました。原付バイクの良い所は、こういった気になる景色の場所にすぐに停められることです。
このとき、両国車両区には4輌の車輌が見えました。上図左端のツートンカラーの小さな機関車は、かつて井川線にて列車を牽引していた初代ディーゼル機関車のDB1形、その右の赤い客車がスロフ300形です。その右と機関車庫の右に車台だけの2輌が見えますが、形式や車番は分かりませんでした。
両国橋から左手に、両国吊橋が見えました。志摩リンと土岐綾乃が大井川吊橋巡りで最初に行ったところです。原作コミック第10巻107ページ1コマ目で、志摩リンと土岐綾乃が両国橋から両国吊橋を見ながら渡っていますが、私は両国橋の上でいったんビーノを停めて上図の景色を眺めました。
県道77号線両国橋を北へ渡ってすぐ左に、両国吊橋前の公園および駐車場へ降りる道がありました。そこへ曲がって降りてゆくと、吊橋の手前の公園があり、左へ曲がれば駐車場、そして吊橋の下の大井川川原へ出られます。
上図は原作コミック第10巻107ページ2コマ目のアングルです。
着いたのは9時46分でした。大井川に南北に懸かる吊橋の北側ですので、午前中は逆光になりますね・・・。帰りにまた立ち寄ってみましょかね・・・。
さて、この日は吊橋巡りという、高所恐怖症の身にとっては全然ゆるくない、有り難くない聖地巡礼ミッションとなりました。ですが、前回の塩郷吊橋の往復でやや耐性もついてきたように思うので、なんとか頑張ってみることにしました。
あれ、ここは割とガッシリしてて左右の索線も高く張られていますね。これならなんとか渡れそうです。長さは145メートルですが、深く考えると怖くなってくるので、何も考えないで無心の境地を心がけました。
渡り始めて、左右の大井川を見下ろしました。高さは8メートルですが、私の感覚ではもっとありそうに思えました。足が少し震えてきましたが、構わずに歩を進めました。
中ほどまできて、一度後ろを振り返りました。
井川線の上にやってきました。両国車輌区の様子を見下ろしつつ、吊橋の南端まで行き、すぐに折り返しました。
引き返しつつ、右手の両国橋を見ました。
持参していた原作コミック第10巻を添えて両国吊橋を撮りました。
往復での渡りをなんとか遂げた後、ビーノで吊橋下の大井川川原に行きました。
原作コミック第11巻70ページ5コマ目の、土岐綾乃の自撮り画像のアングルです。この川原沿いの堤防道は両国吊橋の下あたりだけですので、バイクでどこかへ走れるわけではありませんが、作中では土岐綾乃と志摩リンがこの道を走って両国吊橋の下をくぐったような雰囲気にて描かれています。 (続く)