広河内橋から引き返して、11時17分に上図の奈良田の里観光駐車場に着きました。アニメ第2期7話の志摩リンの到着シーンのアングルです。
このシーンです。劇中では冬なので残雪が各所に描かれています。気温ももっと低いだろうのに、志摩リンもよく原付で走ってきたなあ、と感心せざるを得ません。
この日私が利用したタイムズのレンタカーは、上図のスズキソリオでした。屋根が高くて車内が広く、視界もよくて運転しやすい車です。
お蔭で、この日は快適なドライブが楽しめました。この日の移動距離は長く、回る聖地スポットも多数でしたので、運転しやすく快適な車であったのには助けられました。
奈良田の里駐車場からは徒歩での巡礼になりました。まずは周囲を見回して、駐車場入口横にある上図の看板に近づきました。これも志摩リンの場面に出ているからです。
このシーンです。看板の字も実物とは少し変えてあります。実物は「ユネスコエコパーク」ですが、劇中では「南アルプスエコパーク」になっています。
駐車場の奥には、奈良田集落の惣寺院である外良寺(ういろうじ)の本堂と庫裏があります。奈良田湖の成立に伴って集落と共に現在地に移転し、その境内地の大半がいまは駐車場となり、観光客の駐車場としても開放されています。奈良田地区で車を停められる場所はここだけなので、観光バスもここに停まります。
本堂に近づいて正面の額を見上げました。山号が身栄山とあるので、日蓮宗寺院であることが分かります。本山の身延山の号の一字をとっているからです。無住なのか兼住なのかは分かりませんが、普段は無人で閉められているようです。地元の奈良田地区の総代が管理を預かっているのかもしれません。
駐車場入り口から左に進んで、奈良田集落への道に入りました。ここから原作コミックおよびアニメ劇中の雰囲気が楽しめます。景色が忠実に描写されていますので、ああここだ、と分かります。
同じアングルの劇中シーンです。志摩リンが先行して来ていた各務原桜の後姿を見つけるシーンです。駐車場に桜のラシーンが停めてあるのを見て、志摩リンは桜もここに来ていることに気付いたわけです。
そして志摩リンは駐車場入り口のこの位置で、上図の柵の陰に隠れるようにして各務原桜の後姿を確認したわけです。
このシーンです。柵の柱の形状は実物よりもなぜかしっかりしています。実物はコンクリート製の疑似木造柵ですが、こちらは木製に見えます。頂部の八角錐は同じですが、柱の間隔が短くなっているように見えます。 (続く)