寸又峡温泉街の北東寄りに建ち並ぶ土産品店などの横に、上図の火の見やぐらがありました。古い街並みや伝統的重要建造物群などでよく見かけますので、ここ寸又峡温泉街の歴史そのものも古いのだろうと察しられます。
このアングルで各務原なでしこが歩いていましたね。原作コミック第11巻107ページ5コマ目です。左脇のバス発着場の看板もそのまま描かれています。
ほう、ニホンカモシカの生息地があるのですか・・・。複数の観光客が写真を撮っていたので、人気がある撮影スポットであるようです。寸又峡のプロムナードコースや夢の吊橋を歩いていてニホンカモシカに出くわすことがあるのだろうな、と漠然と思いましたが、本来警戒心の極めて強い動物ですから、近くでバッタリ出会うというのは考えにくいです。
道をさらに進むと、温泉街の北側を南から流れる川にかかる橋を渡ります。
橋を渡って右手に、上図の旅館「求夢荘」がありました。原作コミック第11巻109ページ3コマ目に登場しており、志摩リンと土岐綾乃がそれぞれのバイクを店先に停めさせてもらっています。
作中と同じく、バイク1台の駐車料金は200円でした。川根本町のドライブマップも配付していましたが、これは多分、いずれはゆるキャン△仕様でも配布されそうな気がしました。
「求夢荘」の向かいには上図の土産品店「さとう」があります。原作コミック第11巻110ページ5コマ目に登場しています。この店にて、志摩リンと土岐綾乃が、何かを食っている各務原なでしこと合流しています。
各務原なでしこが店先で食べていた位置がこちらです。原作コミック第11巻111ページ4コマ目のアングルです。
各務原なでしこがここで何を食ってたのだろう、とコミックの該当ページを開いて店員さんに訊ねたところ、上図の「芋餅」だと分かりました。折角なので注文していただきました。
休憩しながらお店の女将さんとしばらく雑談し、ゆるキャン△ブームの波が既にここ寸又峡温泉郷にも寄せてきていることを知りました。土日にはファンの巡礼が次から次へとやってくるそうで、向かいの「求夢荘」に泊まった方も少なくないそうです。
まあ、ファンは作中および劇中のスポットへは、万難を排してでも絶対に行きますからね・・・。ここ寸又峡も行くのに手間がかかる秘境ですが、それでもファンは行く、行っちゃうのですよ。私もそうですから・・・。
「さとう」の奥隣には「晴耕雨読」の足湯カフェがあります。外観を見ていて、原作コミック第10巻84ページ4コマ目で各務原桜が「あ、し、ゆ、カ、フェ」と言っていたのはこのお店のことだったか、と気付きました。
上図は原作コミック第11巻112ページ1コマ目のアングルで、やや手前の路上で各務原なでしこ、志摩リン、土岐綾乃のトリオが「いくぞーっ」と片手を挙げて気合を入れていました。
その三人が吸い込まれてしまった「晴耕雨読」の足湯カフェです。原作コミック第11巻112ページ2コマ目のアングルです。
この日は営業日でしたので、寄って行こうかと考えたのですが、さきに「芋餅」を食べたばかりだし、これから宿に入って夕食もいただくので、この足湯カフェで「ジェラートうまぁー」「チーズケーキもうまー」と作中のままに体験するのは止めておきました。基本的に甘いものは苦手なので、無理して体験することもないか、と割り切りました。
さらに道を進むと、上図の門柱の立つ出入口のような場所に着きました。これが寸又峡プロムナードコースの起点であると分かりました。原作コミック第11巻116ページ3コマ目のアングルの左半分の景色です。
この日の散策は、ここまでの道の下見も兼ねていましたので、状況を確認したことで完了としました。あとは宿に向かって、もと来た道を引き返すだけでした。 (続く)