2024年10月14日の朝は快晴でした。ゆるキャン群馬キャンプ編二日目ルート聖地巡礼の三日目のコースは、今回の聖地巡礼のメインである野反湖で、楽しみ過ぎて5時前に目が覚めてしまい、二度寝をして7時前に起床しました。バイキング方式の朝食も美味しくいただきました。とにかく朝からワクワクしていたのでした。
ゆっくり休んだ後、宿を8時40分に出発して、ゆるゆるとJR高崎駅に行きました。改札口を通り、上図の電光表示板を見て、これから乗る8時53分発の大前行き普通列車が6番線から出ることを確かめました。それに乗って長野原草津口駅を目指します。
作中では各務原なでしこ達が同じ高崎駅から特急「草津・四万」で移動していますが、これは昼過ぎの13時33分発の最終便に乗っているのであり、今回のように朝から行く場合は普通列車しかありません。特急「草津・四万」の第1便でも10時20分発なので、野反湖行きのバスの時刻には間に合いません。
周知のように、長野原草津口駅からの野反湖行きのバスは一日4便しかなく、第1便は7時55分発なので、高崎から行こうとすれば6時ぐらいの電車に乗らないと間に合いません。続く第2便が10時57分発で、これに間に合う電車が今回乗る8時53分発の大前行きでした。高崎駅から長野原草津口駅までは約一時間半かかります。
6番線ホームに降りたら、向かいの5番線にE257系の特急「草津・四万」の回送便が停まっていました。
偶然でしたが、願ってもないタイミングでした。ボディカラーも各務原なでしこ達が乗ったのと同じデザインでした。思わず何枚も撮影してしまいました。このデザインの列車を作中と同じアングルで撮ったのはこの時が初めてでした。
このシーンです。これが各務原なでしこ達が高崎駅から長野原草津口駅まで駅弁を食べながら乗っていった列車です。
私が乗る8時53分発の大前行き普通列車も間もなくホームに入ってきました。お馴染みの211系でした。
211系は、JR東日本の管区ではまだ普通に現役で活躍していますが、JR東海の管区例えば静岡県や山梨県などでは新型車両の315系への置き換えが進んでいるそうで、今後はゆるキャンの聖地エリアでもなかなか見られなくなるだろう、とサークル仲間の川本氏に聞いたことを思い出しました。
乗った後はしばらくウトウトしていて、渋川駅を通過してからは30分ほど熟睡していました。ゴトンという揺れで目が覚めたら、群馬原町駅を出たところでした。前夜に渋川の友人Mと電話で話した時に「岩櫃城へは行かないのか」と言われた、その岩櫃城跡の天険の要害の姿が見えてきましたので、撮りました。
10時19分、長野原草津口駅に着きました。
長野原草津口駅の一番線は御覧のように行き止まりになっています。特急「草津・四万」がこの一番線に発着するそうです。ホームからは通廊を通って改札口に至り、休憩ルームの横から外に出ました。
駅の玄関口の横の駅名表示です。左脇の「草津温泉」湯もみ娘のパネルが示すように、ここが有名な草津温泉への連絡口でもあり、毎時2便から3便の草津温泉行き連絡バスが発着しています。
この日、同じ列車に乗ってきた乗客のほぼ全員が草津温泉へ向かうらしく、草津温泉行き連絡バスの待機所やバス停へと移動していました。
駅から広いバスターミナルに出ました。駅の西側に場違いなほどに高い連絡橋が見えてきて、あっ、あれか、と既視感を覚えて立ち止まりました。
作中のこのシーンのアングルでした。 (続く)